さあ、晩ご飯食べに行きますか!
昼間見ていた「ペギースーズ・50'sカフェ」にやはり行ってみたかったので、車に乗ってまたキャリコの方へ。
意外だったのは、あれだけ楽しげだった「ペギースー」に、何のネオンもなかったことです。
きっと夜は夜でギラギラなんだろうと思ったんですが・・・。
店内は、やはり明るくてポップな50年代風味!
いろいろなジョークなどが書いたポスターが壁に貼ってありましたが、ワタクシが気に入ったのはコレ。
「昨日は歴史。明日は謎。そして今日は神様からの贈り物。だから現在のことを『プレゼント』というのです」
ううん、いい言葉だ!
ワタクシも、神様から贈られた「プレゼント」を、目一杯楽しまなきゃ!
早速食事を楽しもうと、フィッシュフィレのディナーセット、モチロン抜かりなくフレンチフライをホームサラダに変更、という注文をしたのですが、一旦はそれで受けてもらったのに、もう一度ウェイトレスさんが来て、
「ごめんなさい、フィッシュディナーは、今日はもうないみたいなの」
と。
チキンサンドイッチに変更してもらいましたが、イヤな予感。
果たして、料理が来てみますと、
付け合わせはフレンチフライに戻ってました・・・。
そんな気がしたんだよな!
さらに、食べた後で見てみようと思ってたお店併設のギフトショップは、ワタクシが食べてる間に閉まってしまったみたいで、入ることもできず。
バーストーに戻ってみますと、これまた食後に覗いてみようと思っていた99セントショップ(日本で言う百均ですね)も閉まってました。
なんか、いつものことではありますが、見事なまでのチグハグの連鎖・・・。
泣きながら「66モーテル」に帰って、翌朝はこの旅でもいちばんの早起き。
朝6時20分には、すでにカローラの運転席に座っていたのでした。
で、さて、こんな長い旅行記にお付き合いいただいて、ルート66の旅をともに楽しんでいただいたみなさんに、ここでお知らせがあるのです。
<動画>
はい、そういうわけで、今回のルート66の旅は、バーストーまででゴール!
後はラスベガスへ行って、何日か滞在して、旅を終わりとするつもりだったのですが、どうしてももう1か所、バーストーのすぐ先にあるちょっとした見所、これだけは見ておきたくなってしまったのでした。
この日、ラスベガスにて、今回の旅の相棒だったカローラを返却する予定ですので、グズグズしていられません。
早起きして、見所をサッと見て、バーストーまで戻って来て、そしてラスベガスへ向かうという、なんだかよく解らない動きをする1日になってしまいました。
でも! 最後の最後までエンジョイするのだ!
バーストーの街から小1時間ほど走りまして、ヘレンデールという田舎街の端っこあたりで、目指すものを見つけました。
「ボトル・ツリー・ランチ」です!
色とりどりのビンが枝のように生えている無数の木。
それぞれテッペンのオブジェが違うのもいいですね!
例によって、芸術作品の芸術的な意図を解釈する、なんてことは全く出来ないワタクシですが、単純にこの作品を眺めることが好きだと思えました。
いろんな色と形で、見てると楽しくなってきます。
また、ルート66を旅する人の目を楽しませようということで、通り沿いにこんな作品を作るという作り手さんの気持ちもステキだと思います。
朝早かったので、中に入って鑑賞することはできませんでしたが、見ることができただけで充分です。
<動画>
ボトル・ツリー・ランチは、今回ルート66で最後に見るポイントとなりました。
ワタクシは、本当にアメリカのみなさんはルート66を愛しているんだなあ、と、旅の途中で何度も思ったものです。
そして、それだけでなく、さらに楽しみ方を加えていくことでルート66の魅力を増そうと試みていらっしゃるのも、何度も目にしました。
小さな田舎街もありましたし、大きめの都市もありましたが、それぞれに地元の人々がこの道を愛しておられて、ワタクシ達旅の者はそれを味わう。
ルート66という道を介して、そうした地元の方々の気持ちを見ているような気がしたのでした。
道端の土地が空いてる、じゃあ、そこにビンでできた木をたくさん作ってやるか。
ルート66を走ってきた奴らが、これを見てビックリするぞ!
なんだか、そんな声を聞いたような気がして楽しい気がするのです。
モーテルってのは、ただただ泊まる場所で、ぶっちゃけて言ってしまえば、ネオンきらめく看板なんて必要ないものなのです。
でも、色とりどりのネオンをみんなこぞって作った。
楽しいからだと思うのです。
どうだい、この、カッコいいネオンのあるモーテルに、泊まってみたいと思わないかい?
なんだか、楽しそうだと思わないかい?
おお、この街にもおもしろいネオンが増えてきたじゃねえか。
ずいぶん、楽しそうな街に見えるんでねえか?
本当は、何もない田舎街だけどもよ!
・・・いやいや! この楽しいネオンのおかげで、今にこの街で泊まろうってお客が増えるに違いねえ。
そうすりゃあ、ここが本当に楽しい街になるってもんよ!
・・・本当は必要のないもの、「いらんもん」は、実に楽しいと思うのです。
ルート66は、実にそういう、楽しい「いらんもん」でいっぱいの道で、それを知ったワタクシは、
「うわああ、いつかは行ってみたい」
と思ったのでした。
ワタクシは、やっぱりそういう「いらんもん」が大好きなのですよ。
そもそも、Tシャツに何かを書いて売ろう、なんてのも、「いらんもん」の最たるものですもんね。
「いらんもん」の象徴のようなボトル・ツリー・ランチを最後に見ることができて、なんだかワタクシのルート66の旅としては、よいエンディングになったように思えました。
さあ、それじゃあ、ラスベガスを目指すぞ!
夕方までには車を返さなきゃいけませんし、ボヤボヤしてられません!
バーストーまで戻ると、インターステイト15号線に乗りました。
これは、前の晩に「ペギースー」へ行った時に使った道です。
「ペギースー」のそばに安いガソリンスタンドがあったのも、昨夜確認してましたので、そこで給油。
そこからは、ひたすら15号線を走れば、ラスベガスです!
2007年に行って以来ですので、4年ぶり。
どんだけ変ったか、あるいは、相変わらずかなあ?
<動画>
さて、長々お付き合いいただきましたが、今回の「放浪放浪ルート66」、これにてお開きとなります。
ラスベガスに着いちゃったら、さすがにルート66とは関係ないですもんね。
次回からは「放浪放浪ルート66 番外編 放浪放浪ラスベガス」、長いので略して「放浪放浪ラスベガス」で引き続きダラダラと行きますよ!
お付き合い、ヨロシクお願いします!
<放浪放浪ルート66 一応、完!>
昼間見ていた「ペギースーズ・50'sカフェ」にやはり行ってみたかったので、車に乗ってまたキャリコの方へ。
意外だったのは、あれだけ楽しげだった「ペギースー」に、何のネオンもなかったことです。
きっと夜は夜でギラギラなんだろうと思ったんですが・・・。
店内は、やはり明るくてポップな50年代風味!
いろいろなジョークなどが書いたポスターが壁に貼ってありましたが、ワタクシが気に入ったのはコレ。
「昨日は歴史。明日は謎。そして今日は神様からの贈り物。だから現在のことを『プレゼント』というのです」
ううん、いい言葉だ!
ワタクシも、神様から贈られた「プレゼント」を、目一杯楽しまなきゃ!
早速食事を楽しもうと、フィッシュフィレのディナーセット、モチロン抜かりなくフレンチフライをホームサラダに変更、という注文をしたのですが、一旦はそれで受けてもらったのに、もう一度ウェイトレスさんが来て、
「ごめんなさい、フィッシュディナーは、今日はもうないみたいなの」
と。
チキンサンドイッチに変更してもらいましたが、イヤな予感。
果たして、料理が来てみますと、
付け合わせはフレンチフライに戻ってました・・・。
そんな気がしたんだよな!
さらに、食べた後で見てみようと思ってたお店併設のギフトショップは、ワタクシが食べてる間に閉まってしまったみたいで、入ることもできず。
バーストーに戻ってみますと、これまた食後に覗いてみようと思っていた99セントショップ(日本で言う百均ですね)も閉まってました。
なんか、いつものことではありますが、見事なまでのチグハグの連鎖・・・。
泣きながら「66モーテル」に帰って、翌朝はこの旅でもいちばんの早起き。
朝6時20分には、すでにカローラの運転席に座っていたのでした。
で、さて、こんな長い旅行記にお付き合いいただいて、ルート66の旅をともに楽しんでいただいたみなさんに、ここでお知らせがあるのです。
<動画>
はい、そういうわけで、今回のルート66の旅は、バーストーまででゴール!
後はラスベガスへ行って、何日か滞在して、旅を終わりとするつもりだったのですが、どうしてももう1か所、バーストーのすぐ先にあるちょっとした見所、これだけは見ておきたくなってしまったのでした。
この日、ラスベガスにて、今回の旅の相棒だったカローラを返却する予定ですので、グズグズしていられません。
早起きして、見所をサッと見て、バーストーまで戻って来て、そしてラスベガスへ向かうという、なんだかよく解らない動きをする1日になってしまいました。
でも! 最後の最後までエンジョイするのだ!
バーストーの街から小1時間ほど走りまして、ヘレンデールという田舎街の端っこあたりで、目指すものを見つけました。
「ボトル・ツリー・ランチ」です!
色とりどりのビンが枝のように生えている無数の木。
それぞれテッペンのオブジェが違うのもいいですね!
例によって、芸術作品の芸術的な意図を解釈する、なんてことは全く出来ないワタクシですが、単純にこの作品を眺めることが好きだと思えました。
いろんな色と形で、見てると楽しくなってきます。
また、ルート66を旅する人の目を楽しませようということで、通り沿いにこんな作品を作るという作り手さんの気持ちもステキだと思います。
朝早かったので、中に入って鑑賞することはできませんでしたが、見ることができただけで充分です。
<動画>
ボトル・ツリー・ランチは、今回ルート66で最後に見るポイントとなりました。
ワタクシは、本当にアメリカのみなさんはルート66を愛しているんだなあ、と、旅の途中で何度も思ったものです。
そして、それだけでなく、さらに楽しみ方を加えていくことでルート66の魅力を増そうと試みていらっしゃるのも、何度も目にしました。
小さな田舎街もありましたし、大きめの都市もありましたが、それぞれに地元の人々がこの道を愛しておられて、ワタクシ達旅の者はそれを味わう。
ルート66という道を介して、そうした地元の方々の気持ちを見ているような気がしたのでした。
道端の土地が空いてる、じゃあ、そこにビンでできた木をたくさん作ってやるか。
ルート66を走ってきた奴らが、これを見てビックリするぞ!
なんだか、そんな声を聞いたような気がして楽しい気がするのです。
モーテルってのは、ただただ泊まる場所で、ぶっちゃけて言ってしまえば、ネオンきらめく看板なんて必要ないものなのです。
でも、色とりどりのネオンをみんなこぞって作った。
楽しいからだと思うのです。
どうだい、この、カッコいいネオンのあるモーテルに、泊まってみたいと思わないかい?
なんだか、楽しそうだと思わないかい?
おお、この街にもおもしろいネオンが増えてきたじゃねえか。
ずいぶん、楽しそうな街に見えるんでねえか?
本当は、何もない田舎街だけどもよ!
・・・いやいや! この楽しいネオンのおかげで、今にこの街で泊まろうってお客が増えるに違いねえ。
そうすりゃあ、ここが本当に楽しい街になるってもんよ!
・・・本当は必要のないもの、「いらんもん」は、実に楽しいと思うのです。
ルート66は、実にそういう、楽しい「いらんもん」でいっぱいの道で、それを知ったワタクシは、
「うわああ、いつかは行ってみたい」
と思ったのでした。
ワタクシは、やっぱりそういう「いらんもん」が大好きなのですよ。
そもそも、Tシャツに何かを書いて売ろう、なんてのも、「いらんもん」の最たるものですもんね。
「いらんもん」の象徴のようなボトル・ツリー・ランチを最後に見ることができて、なんだかワタクシのルート66の旅としては、よいエンディングになったように思えました。
さあ、それじゃあ、ラスベガスを目指すぞ!
夕方までには車を返さなきゃいけませんし、ボヤボヤしてられません!
バーストーまで戻ると、インターステイト15号線に乗りました。
これは、前の晩に「ペギースー」へ行った時に使った道です。
「ペギースー」のそばに安いガソリンスタンドがあったのも、昨夜確認してましたので、そこで給油。
そこからは、ひたすら15号線を走れば、ラスベガスです!
2007年に行って以来ですので、4年ぶり。
どんだけ変ったか、あるいは、相変わらずかなあ?
<動画>
さて、長々お付き合いいただきましたが、今回の「放浪放浪ルート66」、これにてお開きとなります。
ラスベガスに着いちゃったら、さすがにルート66とは関係ないですもんね。
次回からは「放浪放浪ルート66 番外編 放浪放浪ラスベガス」、長いので略して「放浪放浪ラスベガス」で引き続きダラダラと行きますよ!
お付き合い、ヨロシクお願いします!
<放浪放浪ルート66 一応、完!>