さて、お次はダゲットという街を目指して走ります。
何と言うこともない、小さな街みたいですが、ここにある「デザート・マーケット」というお店がなかなかステキとの情報。
「そろそろ着くはずなんだけど、どこで曲がるんだ?」と思いつつ車を走らせていると、何も書いてない看板を見つけました。
いいな、と思いまして、車を停めて写真を撮って、車に戻ろうとしますと、車の向こう側、線路を越えたところに、探していた「デザート・マーケット」がありました。
おいおい、曲がり角過ぎてたんじゃないの!
普通の雑貨屋さんなのですが「Desert」「Market」どちらのフォントもすばらしい!
お店に入って、クッキーサンドアイスと水。
レジにいたお店の人が、
店「この店の写真を撮ってたのかい?」
ワ「はい。ステキなお店だから」
店「そうか。どこから来た? 仕事は何をしてる?」
ワ「東京から。Tシャツをデザインして売ってます。これは『今日は水曜日です』と書いてるんです」
店「へえ! それはおもしろい!」
静かな田舎街を眺めながらアイスを食べました。
ここでルート66を少し離れて、キャリコのゴーストタウンへ向かいます。
途中「ペギースーズ・フィフティーズ・ダイナー」というレストランに寄り道。
モチロン、これまたいかにもなダイナーっぷりを見せつけてくれるお店なのでしょう。
この時は昼ご飯の直後でしたので、お店には入らず、裏手の公園みたいになったスペースへ。
カモがたくさんいてかわいかったです。
公園には、ステージもあって、どこかで見たような三流芸人の人がネタ見せ中でした。
ちっともおもしろくなかったですけど。
キャリコへ向かう、その名もゴーストタウンRdという道を進みます。
山の上に「CALICO」の文字が。
渋いお兄さんの看板も登場。
何に使うものかは知りませんが、「CALICO」の文字がやたらカッコいい車。
これまでオートマンやゴフスなんかのゴーストタウンっぽいところを通って来ましたが、こんな演出から察するに、キャリコはもっとテーマパーク性の強いところなんでしょうね。
果たして、着いてみますとまずは入口で入場料を取られます。
駐車場に車を停めて、歩きだすとこの案内。
斜面に道があって、両脇に昔の建物が並んでいるという形。
キャリコは、昔は銀の取れる鉱山があったそうです。
1881年には40人だったキャリコの人口は、わずか6年後には1200人に。
しかし、そろそろ銀がなくなってしまったのでしょう、そこから人は減りはじめ、1981年には15人となってしまいました。
それにしても、そこからよくこの街をテーマパーク化できたものですね。
たらいに書かれた「COWBOY BATH」の文字が泣かせます。
斜面を上まで登りますと、キャリコを一望できる展望台になっていました。
びんでできた家。
中には入れませんでしたが、もし入ったら、すべてのびんの口が部屋の中を向いてるってことですよね・・・?
キレイですけど、暮らすとなるとちょっと・・・って気がします。
なんだか突然ステージがあって、またもどこかで見た三流芸人の方がネタ見せをしてました。
芸「さあ! このバナナがどうなるか、お立会い!」
やはり、ちっともおもしろくありませんでした。
中国人鉱夫のお風呂。
背中を流すのは5ドル!
かつて銀を運んだ列車をイメージしたもの・・・なのでしょうか、汽車がありました。
大人1人3ドルで、7分くらいかけて1周するというアトラクション。
まったくお客さんがいなかったので、ワタクシ一人だけで乗車することにしました。
何と言うか、こういうアトラクションが止まったままでは、テーマパーク全体の楽しさがイマイチになってしまうと思うのです。
終始メンドクサソウな係員さんとワタクシ、2人が乗り込んで出発進行。
英語の説明アナウンスは、列車の運行音で聞き取りづらく、なぁに、聞き取れたところで英語です。
結局何を言ってるのか解らなかったのですが、係員さんが時々アナウンスに合わせてあちこちを指さしてくれるのです。
全く聞き取れていないのに、必死に頷くしかありませんでした。
ワタクシが理解できていなかったら、係員さんもアナウンスも、全く無駄になってしまうではありませんか!
まぁ、その通りだったんだけど!
1周して戻ってみると、家族連れさんをはじめ、たくさんのお客様が次の乗車を待っていました。
ワタクシが汽車を動かしたことで、お客さんを呼び込んだのだ! ・・・とあえて勘違いしておくことにします。
最初は「テーマパークなんでしょ?」と多少バカにしていたのですが、意外と見所充実で、スッカリ楽しんでしまったキャリコ・ゴーストタウンでした!
キャリコを出まして、今日の目的地バーストーの街へ。
この街にも「エル・ランチョ・モーテル」というモーテルがあります。
ご主人がルート66グッズをコレクションしていて、宿泊客には、それを披露してくれるということでしたので、ぜひ泊まりたいと思っていたのですが、なんだか閉鎖したっぽい雰囲気。
(後で聞いたところによると、モーテルではなくて賃貸住宅に営業形態を変更したのだそうです)
仕方ないので、やはりこの街にもあった「66モーテル」に泊まることにしたのですが、モーテルの前の道路が工事中です。
作業をしていた人に、身振りで
「入っていい?」
と尋ねると、
「OK」
の仕草。
落ち着いた緑と黄色のカラリングがイカす看板!
フロントがルート66グッズでいっぱいで、思わず写真撮っちゃいました。
後でゆっくり見せてもらえばよかった・・・。失敗・・・。
部屋に荷物を置いて、散策に出ます。
バーストーの街は、昨日のニードルスと打って変わって楽しげなお店や看板が豊富で、歩いていて楽しいのです。
やはり、こういうのが街の魅力だと思うのですよ!
赤い「The Village」のロゴや、屋根の上の緑色の看板がステキですが、カフェもモーテルも閉鎖?
ネオンは灯りませんでした。
この日アムボーイで見て来たばかりの「ロイズ」看板にそっくりな看板が!
何か関係があるのでしょうか?
おっと、こちらはラスベガス風ですね!
この「レボリューションズ」は、中にボウリング場、スポーツバー、ゲームコーナーがあるアミューズメント施設。
駐車場の壁画では、あのラスベガス看板にルート66の文字!
いろいろ楽しいものを見て、モーテルに戻ると、そろそろ夕暮れ時の気配。
<つづく>
何と言うこともない、小さな街みたいですが、ここにある「デザート・マーケット」というお店がなかなかステキとの情報。
「そろそろ着くはずなんだけど、どこで曲がるんだ?」と思いつつ車を走らせていると、何も書いてない看板を見つけました。
いいな、と思いまして、車を停めて写真を撮って、車に戻ろうとしますと、車の向こう側、線路を越えたところに、探していた「デザート・マーケット」がありました。
おいおい、曲がり角過ぎてたんじゃないの!
普通の雑貨屋さんなのですが「Desert」「Market」どちらのフォントもすばらしい!
お店に入って、クッキーサンドアイスと水。
レジにいたお店の人が、
店「この店の写真を撮ってたのかい?」
ワ「はい。ステキなお店だから」
店「そうか。どこから来た? 仕事は何をしてる?」
ワ「東京から。Tシャツをデザインして売ってます。これは『今日は水曜日です』と書いてるんです」
店「へえ! それはおもしろい!」
静かな田舎街を眺めながらアイスを食べました。
ここでルート66を少し離れて、キャリコのゴーストタウンへ向かいます。
途中「ペギースーズ・フィフティーズ・ダイナー」というレストランに寄り道。
モチロン、これまたいかにもなダイナーっぷりを見せつけてくれるお店なのでしょう。
この時は昼ご飯の直後でしたので、お店には入らず、裏手の公園みたいになったスペースへ。
カモがたくさんいてかわいかったです。
公園には、ステージもあって、どこかで見たような三流芸人の人がネタ見せ中でした。
ちっともおもしろくなかったですけど。
キャリコへ向かう、その名もゴーストタウンRdという道を進みます。
山の上に「CALICO」の文字が。
渋いお兄さんの看板も登場。
何に使うものかは知りませんが、「CALICO」の文字がやたらカッコいい車。
これまでオートマンやゴフスなんかのゴーストタウンっぽいところを通って来ましたが、こんな演出から察するに、キャリコはもっとテーマパーク性の強いところなんでしょうね。
果たして、着いてみますとまずは入口で入場料を取られます。
駐車場に車を停めて、歩きだすとこの案内。
斜面に道があって、両脇に昔の建物が並んでいるという形。
キャリコは、昔は銀の取れる鉱山があったそうです。
1881年には40人だったキャリコの人口は、わずか6年後には1200人に。
しかし、そろそろ銀がなくなってしまったのでしょう、そこから人は減りはじめ、1981年には15人となってしまいました。
それにしても、そこからよくこの街をテーマパーク化できたものですね。
たらいに書かれた「COWBOY BATH」の文字が泣かせます。
斜面を上まで登りますと、キャリコを一望できる展望台になっていました。
びんでできた家。
中には入れませんでしたが、もし入ったら、すべてのびんの口が部屋の中を向いてるってことですよね・・・?
キレイですけど、暮らすとなるとちょっと・・・って気がします。
なんだか突然ステージがあって、またもどこかで見た三流芸人の方がネタ見せをしてました。
芸「さあ! このバナナがどうなるか、お立会い!」
やはり、ちっともおもしろくありませんでした。
中国人鉱夫のお風呂。
背中を流すのは5ドル!
かつて銀を運んだ列車をイメージしたもの・・・なのでしょうか、汽車がありました。
大人1人3ドルで、7分くらいかけて1周するというアトラクション。
まったくお客さんがいなかったので、ワタクシ一人だけで乗車することにしました。
何と言うか、こういうアトラクションが止まったままでは、テーマパーク全体の楽しさがイマイチになってしまうと思うのです。
終始メンドクサソウな係員さんとワタクシ、2人が乗り込んで出発進行。
英語の説明アナウンスは、列車の運行音で聞き取りづらく、なぁに、聞き取れたところで英語です。
結局何を言ってるのか解らなかったのですが、係員さんが時々アナウンスに合わせてあちこちを指さしてくれるのです。
全く聞き取れていないのに、必死に頷くしかありませんでした。
ワタクシが理解できていなかったら、係員さんもアナウンスも、全く無駄になってしまうではありませんか!
まぁ、その通りだったんだけど!
1周して戻ってみると、家族連れさんをはじめ、たくさんのお客様が次の乗車を待っていました。
ワタクシが汽車を動かしたことで、お客さんを呼び込んだのだ! ・・・とあえて勘違いしておくことにします。
最初は「テーマパークなんでしょ?」と多少バカにしていたのですが、意外と見所充実で、スッカリ楽しんでしまったキャリコ・ゴーストタウンでした!
キャリコを出まして、今日の目的地バーストーの街へ。
この街にも「エル・ランチョ・モーテル」というモーテルがあります。
ご主人がルート66グッズをコレクションしていて、宿泊客には、それを披露してくれるということでしたので、ぜひ泊まりたいと思っていたのですが、なんだか閉鎖したっぽい雰囲気。
(後で聞いたところによると、モーテルではなくて賃貸住宅に営業形態を変更したのだそうです)
仕方ないので、やはりこの街にもあった「66モーテル」に泊まることにしたのですが、モーテルの前の道路が工事中です。
作業をしていた人に、身振りで
「入っていい?」
と尋ねると、
「OK」
の仕草。
落ち着いた緑と黄色のカラリングがイカす看板!
フロントがルート66グッズでいっぱいで、思わず写真撮っちゃいました。
後でゆっくり見せてもらえばよかった・・・。失敗・・・。
部屋に荷物を置いて、散策に出ます。
バーストーの街は、昨日のニードルスと打って変わって楽しげなお店や看板が豊富で、歩いていて楽しいのです。
やはり、こういうのが街の魅力だと思うのですよ!
赤い「The Village」のロゴや、屋根の上の緑色の看板がステキですが、カフェもモーテルも閉鎖?
ネオンは灯りませんでした。
この日アムボーイで見て来たばかりの「ロイズ」看板にそっくりな看板が!
何か関係があるのでしょうか?
おっと、こちらはラスベガス風ですね!
この「レボリューションズ」は、中にボウリング場、スポーツバー、ゲームコーナーがあるアミューズメント施設。
駐車場の壁画では、あのラスベガス看板にルート66の文字!
いろいろ楽しいものを見て、モーテルに戻ると、そろそろ夕暮れ時の気配。
<つづく>