吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

鎌倉・江ノ電リベンジ4

2009-12-10 23:24:36 | 日記
極楽寺駅から江ノ電に乗りまして、降りたのは「鎌倉高校前」駅!

目の前が海、という駅でして、そのフォトジェニックなお姿は、江ノ電ファンで知らない人はいないはず。

早速ワタクシもカメラを構えますが・・・

028kamakoumae1.jpg

うーん・・・なんかちょっと違う・・・。

実際に見ると、もっともっとステキな駅なのですが・・・。

どう撮ればいいのか、イマイチつかめず、ここからはまた徒歩です。

悔し紛れで、去り際に踏切で線路ギリギリにカメラを構えて一撃。

030kamakoumae3.jpg

おお! これは、何か、今までのワタクシの線路写真の中では、かなりカッコいい部類!

そうか、やっぱり極端なアングルが大事なんだ!

単にワタクシの好みの問題で、写真のセオリー的にはメチャクチャかもしれない説ですが、一人で納得。



海沿いを歩きまして、たどり着いたのは「腰越」駅。

031koshigoe1.jpg

おばあさんと駅員さんが何事か話してるのが、なんだか昔話の絵本みたいなムードだったのです。

江ノ島・藤沢方面行きの江ノ電は、この駅を出たところからしばらく路面電車に変貌します。

032koshigoe2.jpg

結構珍しいことなんじゃないでしょうか?

路面の線路と一緒にしばらく歩きますと、いよいよ江ノ島も近づく辺り。

前回はもう暗かった「江ノ電もなか」のお店もまだバッチリ!

033enodenmonaka.jpg

屋根にパンタグラフ(笑)!

「江ノ島」駅に着きまして、やはり何となく江ノ島の方へ歩き出します。

今回は、特に江ノ島に行くというつもりではないのですが、そう言えば前回は楽しみだった洞窟に行けなかったのです。

あと、実はこの日ここまで、朝ご飯を食べてアジトを出てきて以来、何も食べてなかったのですよ。


「やっぱり江ノ島だったら生しらす丼かなぁ」


とは思っていたのですが、ここまでの道すがらにも、ほぼすべての喫茶・食堂に生しらす丼の看板がありまして、こうなるとどのお店がいいのか決めきれず、また、そういうところに一人で入って、


「生しらす丼」


と注文するのも、観光客丸出しでちょっと恥ずかしい。

どうしたものかと思いながら、結局ここまで来てしまいました。

うーん、もうちょっと頑張って「江ノ島亭」かなぁ・・・。

で、江ノ島大橋まで来ますと、見事な夕日!

034enoshima-sunset.jpg

・・・そして・・・この写真を撮った後、自分でも驚いたのですが、急に今まで思ってもみなかった、まさかの選択肢が・・・。










「帰る!」







そう、帰宅。

ゴーホーム。



だってね、夕日ってことは、江ノ島渡ったら真っ暗になっちゃうし、それじゃ洞窟どころじゃないし。

洞窟なしなら、江ノ島は前回も見たし。

うーん、「江ノ島亭」まで今から行って「生しらす丼」なら、別にテキトーに何か食べてもいいし。

あ、コンビニある。パンください。

それに小田急の「片瀬江ノ島」駅は竜宮城みたいだし。

035odakyu-katase.jpg

あれでしょ? 鎌倉からJRで帰るより安い・・・よね? そうだそうだ、やっぱそうだ。ずっと安いもん。

途中の藤沢駅は、途中駅なのに駅全体がスイッチバックっていう珍しい構造なんだし、それも体験できるよね。

あーあーあーあー、こりゃもう帰ろ。そうしよ。

アレだよ、何か、今初めて気づいたけど、そういえば結構歩いちゃって、疲れちゃったし。

やっぱもう日が短いもん。

散歩シーズンも今年は終わりだもん。

今日はいろいろいいものも見たし、充分。充分なの。

ここで止めておけるのがオトナなの。

そんじゃ! そういうことでっ!



朝から張り切って出てきておいて、鎌倉から江ノ島まで、目一杯楽しんで来たくせに、ここまで来てただの気まぐれで、なんと江ノ島に行かずに帰る。

誰かと一緒に来てたなら、絶対出来ないことですが、この時はそれで盛り上がってしまったワタクシだったのです。

こんな選択が出来てしまうのも、まさに一人散歩の醍醐味と言えましょう!



・・・ということで、前回の補完としては、とてもすばらしい内容にまとまった今回の鎌倉・江ノ電リベンジでした!


<鎌倉・江ノ電リベンジ 完>

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