吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

アメリカもつれ旅 16

2017-10-04 19:39:42 | 日記
DAY8はゆっくりした始まり。

この日の第一目標であるフリントの街に、思いがけず着いちゃってるもんですから、余裕があるのです。

7時半に起きて、モタモタ準備して、チンタラ走り出しましたが、それでも時間が余っちゃうんですよね。



いきなり目的地に着いてしまいましたが、時間が早過ぎるので、とりあえずバーガーキングで朝ご飯。



クロワッサンサンドを必死にチビチビ食べて時間を稼ぎます。

やっと朝10時「ドートモール・ショッピングセンター」がオープンしました!



そう、田舎街にある、ただのショッピングセンターですよ!

ここは、先代のオーナーさんが、看板とか人形とかいろいろコレクションしてた方で、自身所有するこのショッピングセンターにそのコレクションをズラズラ並べていたのだそうです。

ですが、その方はもう亡くなっちゃってまして、あとに残ったご家族は、そのコレクションをドンドン売っ払ってしまっているとのこと!

いやー、まぁね、趣味というのはそういうものだと思うのです。

ご主人の趣味のガンプラとか鉄道模型を、奥さんが捨てちゃって・・・みたいな話、よく聞きますが、当人にはどんなに貴重な宝物でも、家族から見たら邪魔なガラクタに過ぎないのですね。

それは理解できる! わかるけど!

貴重なコレクション、もったいないなー・・・。



中の写真。

いろいろあるなー、とは思うのですが、やっぱりこれ、だいぶ減っちゃったんでしょうね。

看板の類はほとんど見られません。

そして、何より、お店自体に空き店舗が多くて、センター内も薄暗く、全体に元気ない印象なのが気がかり。



残った大物は、このコーナーにまとめられたようです。

車や飛行機、ゴルフボールなど、確かに割りと節操なくいろいろ集める方だったみたいですね・・・。



楽しそうだったに違いない、と思えるだけに、全盛期に訪ねたかった場所ですね。



車に乗って、北へ。

フランケンマスという小さな街で、まずはクリスマス用品のお店というのに寄ってみました。



なんだか全然解りませんが、とにかく一年中クリスマス用品を販売してるのだそうです。

中をチラ見して、すぐ終了。

フランケンマスの街中に入っていったのですが、あとで知ったところによると、この日は「オートフェスト」という自動車に関するイベントだったそうで、人も車もいっぱい。

駐車場に車を停めて、歩こうとしたのですが、広大な駐車場をぐるぐると何度回っても、空きがひとつもないのです。

困っていると、運転席の窓がノックされました。

さっきワタクシの車の前を横切ったおじさんです。

何か文句を言われるのかと身構えていますと、


「今からそこのグレーの車で出るから、あとに入るといいよ」


と教えてくれたのでした!


「サンキュー、ミスター!」


ようやく車を停めて歩き出せました。

歩くとわかったのですが、フランケンマス、思ったより観光の街でした。

ま、人出があるので、余計そう思ったのかもしれませんが、お土産屋さん、食べ物屋さんがたくさんあります。

で、ワタクシはここで昼ご飯なのですが、この街の名物を食べるのです。

それは「フライドチキン」!

温暖なこの地方の気候は、フライドチキンの生育に適していて、この季節、フライドチキン畑には、大きなフライドチキンの実をいくつもつけた木が並んでいます・・・というわけではモチロンなくて。

なぜか道路を挟んで2軒の大きなレストランがあって、どちらもフライドチキンが有名なのだそうです。なんじゃそりゃ?

しかも、この2軒、同じ一族に経営されているとかで、ますますなんじゃそりゃ?



よく解らないまま、2軒のうちの看板がカッコいい方、「ゼーンダース(?)」に入りました。

依然食欲には自信がないのですが、名物のフライドチキンを堪能するためには、ディナーセットみたいな奴を注文しなければならず、



早速たいへんなことに!

手前のカップは、ヌードルスープってことなのでしょうが、ちょっとラーメンっぽかったです。

あとはサラダをつつく程度に。



メインのフライドチキンは、食べごたえバッチリ!

モチロン食べごたえバッチリ過ぎて、他のものは結構残してしまいました。

申し訳ありません・・・。



さあ、車に戻ってフランケンマスを出発!


<つづく>

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