木津川渡船を降りると、そこは住之江区。
ここから次の渡船場までは、南港通り、新なにわ筋と車の通行の多そうな大きな道を歩きます。
実は、まだ昼ご飯を食べていなかったワタクシ、この道に期待していたのですが・・・南港通りの両脇には、飲食店は全くありませんでした。
こんなに車が通ってるのに・・・?
代わりにこんなものが。
これは、大阪市交通局の「緑木検車場」です。
今回の渡船ツアーの予習に地図を見ていて偶然発見したもので、「電車に好感を持っている」ワタクシ(意地でも「鉄」と言わない)としましては、ぜひ見ておきたいところ!
何が見たいと言って、この検車場には「車両保存館」「市電保存館」という施設が併設されてまして、昔使っていた地下鉄や市電の車両があるのだそうですから!
見たい見たい! ぜひ見たい! 「鉄」じゃないけど、ぜひ見たい!
・・・しかし、ちゃんと調べてみますと普段は一般客を受け入れていないのだとか。
そりゃあ、そうです。お仕事だってありますもんね。
ましてや、この日は平日ですから。
でもね、例えば年に1度くらい無料開放してるとか、そういうことはないの?
調べてみました。ありました!
ほうら! やっぱりそうじゃないの!
・・・で、それはいつ?
・・・毎年11月でした・・・。
また来るにしても、遠いなあ!
地図を見てますと、敷地の中にいかにも検車場って感じの線路が広がっているみたいでしたので、敷地の周りをぐるっと回ってみようかと思っていたのですが、お腹も空いている上、結構疲れが出てきていましたので、それも出来ず。
この検車場については、何もかも次回ということしまして、今回は無念の通過!
北加賀谷交差点を左へ曲がりまして、新なにわ筋へ。
こちらは、なかなかにぎやかな道で、車で通りかかる人を当て込んでお店もいろいろとある様子です。
頼む! 食べ物屋! できれば温かいのがいい!
もはや空腹と疲労でウットリしながら歩き続けましたが、何とかうどん屋さんを見つけまして、ようやく昼ご飯にありつくことができました。
ふう・・・助かった・・・。
たっぷり休んで、体も温めまして、また歩き出しました。
地図によりますと、次の千本松渡船場へは「南津守交差点」を左へ曲がるのですが、実はその辺りでひとつ気になっていることがあるのです。
今回初めて渡船のことも知ったくらいで、大学を出るまで関西にいたわりには、この辺のことを何も知らなかったワタクシですが、実は唯一馴染みのある施設があったのでした。
それは「津守自動車教習所」。
ワタクシは車にはちっとも興味がなく、大学も4年になってようやく
「まぁ、一応」
なんて言って、教習所に通いだしたのですが、就職活動と教習が重なる形になってしまいましてエライ目に遭いました。
津守を選んだのも、大学への乗り換え駅から無料送迎バスがあったからというだけで、特に思い入れもなく、そう言えば当時もそのバスに乗りながら、
「ここ、大阪のどこらへん?」
と思っていた記憶がかすかにあります。
要するに、この近辺というのは、徹底的にワタクシに関わりがなかった地域だったのですね。
で、それから20年近く経った今回が、
「そうか、あれはこういう位置関係のところだったのか」
と初めて認識できる機会となったわけです。うーん、壮大!
ところが、地図を調べてみたのですが、「津守自動車教習所」が見当たりません。
教習所というのは、まず施設が広いですし、その中の道路がS字だったり特徴的ですので、インターネットの地図サイトなどで調べますと、わりとすぐ解るものです。
「そんなバカな」と思って相当しつこく調べたのですが、不明。
これは・・・どうも・・・なくなったのでは・・・?
結局よく解らないまま、現地を見てみるということになりました。
見れば、もしかしたら何か思い出すこともあるかもしれません。
・・・で、それと思われる辺りを見てみたのですが・・・。
うーん、解りません・・・。
大きな100円ショップがありまして、あ、これが跡地かな、と思えたり、中華料理屋の看板があって、教習の間にお昼を食べに行ったことがあったような気がしたり、というのはあったのですが・・・。
とにかく雰囲気が当時と変わりすぎています。
こんなところだったっけ?
やはり何せ20年経ってますからね・・・。
身体はともかく、ワタクシの中身なんてものは、当時とさほど違いがないように思えてしまうのですが、こんなにも時間が流れていたんだね・・・と改めて気付かされる思いでした。
津守自動車教習所について、ご存知の方、何か教えてください!
寄り道を終えまして、渡船ツアーに復帰。
6「千本松渡船場」
まず、近づくとまたしてもループ構造の橋が見えてきました。
これまた美しいですね!
この渡船場の頭上を通るのは千本松大橋。
先ほどの新木津川大橋は3層構造でしたが、こちらは2層。
しかし千本松さんは、橋の反対側も同じ形のループになっていまして、地図で見るととてもおもしろいのです。
ちなみに、新木津川大橋の住之江区側は、ループじゃなくて大きく1度回ることで高さを稼ぐ形になっています。
ループの中を通る形で、乗り場へ。
ちなみにこちら側のループの中は、放置自転車の管理場所になっていました。
早くも若干夕暮れの感じになっています。
そして、ここは結構込んでますね!
橋の反対側のループを臨むの図。
さあ、ここも待つほどもなく乗船です。
ちなみに、反対側のループの中は何だろう、と見てみますと・・・
なんと少年野球の練習場とのことでした!
これは、なかなか楽しい活用法ですよね!
見てますと、ブルペンやバッティングケージなど、まるでプロみたいな設備がありまして、なかなか本格的。
ここで練習できたらテンション上がるだろうなぁ!
「かっ飛ばせー! 車に当てろー!」
とか応援するんだろうなぁ!
そしてその脇にあった注意書き。
わかってまんがな~。
<つづく>
ここから次の渡船場までは、南港通り、新なにわ筋と車の通行の多そうな大きな道を歩きます。
実は、まだ昼ご飯を食べていなかったワタクシ、この道に期待していたのですが・・・南港通りの両脇には、飲食店は全くありませんでした。
こんなに車が通ってるのに・・・?
代わりにこんなものが。
これは、大阪市交通局の「緑木検車場」です。
今回の渡船ツアーの予習に地図を見ていて偶然発見したもので、「電車に好感を持っている」ワタクシ(意地でも「鉄」と言わない)としましては、ぜひ見ておきたいところ!
何が見たいと言って、この検車場には「車両保存館」「市電保存館」という施設が併設されてまして、昔使っていた地下鉄や市電の車両があるのだそうですから!
見たい見たい! ぜひ見たい! 「鉄」じゃないけど、ぜひ見たい!
・・・しかし、ちゃんと調べてみますと普段は一般客を受け入れていないのだとか。
そりゃあ、そうです。お仕事だってありますもんね。
ましてや、この日は平日ですから。
でもね、例えば年に1度くらい無料開放してるとか、そういうことはないの?
調べてみました。ありました!
ほうら! やっぱりそうじゃないの!
・・・で、それはいつ?
・・・毎年11月でした・・・。
また来るにしても、遠いなあ!
地図を見てますと、敷地の中にいかにも検車場って感じの線路が広がっているみたいでしたので、敷地の周りをぐるっと回ってみようかと思っていたのですが、お腹も空いている上、結構疲れが出てきていましたので、それも出来ず。
この検車場については、何もかも次回ということしまして、今回は無念の通過!
北加賀谷交差点を左へ曲がりまして、新なにわ筋へ。
こちらは、なかなかにぎやかな道で、車で通りかかる人を当て込んでお店もいろいろとある様子です。
頼む! 食べ物屋! できれば温かいのがいい!
もはや空腹と疲労でウットリしながら歩き続けましたが、何とかうどん屋さんを見つけまして、ようやく昼ご飯にありつくことができました。
ふう・・・助かった・・・。
たっぷり休んで、体も温めまして、また歩き出しました。
地図によりますと、次の千本松渡船場へは「南津守交差点」を左へ曲がるのですが、実はその辺りでひとつ気になっていることがあるのです。
今回初めて渡船のことも知ったくらいで、大学を出るまで関西にいたわりには、この辺のことを何も知らなかったワタクシですが、実は唯一馴染みのある施設があったのでした。
それは「津守自動車教習所」。
ワタクシは車にはちっとも興味がなく、大学も4年になってようやく
「まぁ、一応」
なんて言って、教習所に通いだしたのですが、就職活動と教習が重なる形になってしまいましてエライ目に遭いました。
津守を選んだのも、大学への乗り換え駅から無料送迎バスがあったからというだけで、特に思い入れもなく、そう言えば当時もそのバスに乗りながら、
「ここ、大阪のどこらへん?」
と思っていた記憶がかすかにあります。
要するに、この近辺というのは、徹底的にワタクシに関わりがなかった地域だったのですね。
で、それから20年近く経った今回が、
「そうか、あれはこういう位置関係のところだったのか」
と初めて認識できる機会となったわけです。うーん、壮大!
ところが、地図を調べてみたのですが、「津守自動車教習所」が見当たりません。
教習所というのは、まず施設が広いですし、その中の道路がS字だったり特徴的ですので、インターネットの地図サイトなどで調べますと、わりとすぐ解るものです。
「そんなバカな」と思って相当しつこく調べたのですが、不明。
これは・・・どうも・・・なくなったのでは・・・?
結局よく解らないまま、現地を見てみるということになりました。
見れば、もしかしたら何か思い出すこともあるかもしれません。
・・・で、それと思われる辺りを見てみたのですが・・・。
うーん、解りません・・・。
大きな100円ショップがありまして、あ、これが跡地かな、と思えたり、中華料理屋の看板があって、教習の間にお昼を食べに行ったことがあったような気がしたり、というのはあったのですが・・・。
とにかく雰囲気が当時と変わりすぎています。
こんなところだったっけ?
やはり何せ20年経ってますからね・・・。
身体はともかく、ワタクシの中身なんてものは、当時とさほど違いがないように思えてしまうのですが、こんなにも時間が流れていたんだね・・・と改めて気付かされる思いでした。
津守自動車教習所について、ご存知の方、何か教えてください!
寄り道を終えまして、渡船ツアーに復帰。
6「千本松渡船場」
まず、近づくとまたしてもループ構造の橋が見えてきました。
これまた美しいですね!
この渡船場の頭上を通るのは千本松大橋。
先ほどの新木津川大橋は3層構造でしたが、こちらは2層。
しかし千本松さんは、橋の反対側も同じ形のループになっていまして、地図で見るととてもおもしろいのです。
ちなみに、新木津川大橋の住之江区側は、ループじゃなくて大きく1度回ることで高さを稼ぐ形になっています。
ループの中を通る形で、乗り場へ。
ちなみにこちら側のループの中は、放置自転車の管理場所になっていました。
早くも若干夕暮れの感じになっています。
そして、ここは結構込んでますね!
橋の反対側のループを臨むの図。
さあ、ここも待つほどもなく乗船です。
ちなみに、反対側のループの中は何だろう、と見てみますと・・・
なんと少年野球の練習場とのことでした!
これは、なかなか楽しい活用法ですよね!
見てますと、ブルペンやバッティングケージなど、まるでプロみたいな設備がありまして、なかなか本格的。
ここで練習できたらテンション上がるだろうなぁ!
「かっ飛ばせー! 車に当てろー!」
とか応援するんだろうなぁ!
そしてその脇にあった注意書き。
わかってまんがな~。
<つづく>