今回のデザフェスでデビューした「存在感」Tシャツ!
ライトイエローのボディに、なんと白の文字でプリント!
うっすい薄い、読みづらーいTシャツ!
えー、「可読性」という言葉があるのですが、つまり、
「何色の背景に何色の文字の組み合わせが、読みやすいのか」
ということです。
「黒地に白文字」というのは、一般的にこの可読性が一番高い組み合わせとされてまして、なるほど、だからナゴヤ堂のTシャツも、基本はこの色だったのか!
まぁまぁまぁ、ナゴヤ堂なんてのは「街ですれ違う人を笑わせるTシャツ」ってのをコンセプトにしてますので、すれ違う一瞬でパッと目に入る可読性の高さは一応意識していたのです。
黒×白の組み合わせの他には、例えば「蚊にはモテる」の紫に黄色。
この2色は「反対色」という奴でして、この組み合わせも、なかなかに目に刺さるようなのですね。
ただ、これについては、ワタクシ、やや懐疑的です。
そうとも限らんやろー、と思ってます。
それに従うと、緑の反対はピンク色になるようなのですが、その組み合わせはちょっと難しそう。
あとは、明度とか彩度を変えるというのがありますね。
暗い色のバックには明るい色。
これはやはり鉄板です。
で、今まで、そういう「可読性の高い」組み合わせを意識してTシャツを作ってきたのですが、今回初めて「可読性殺し」、つまりわざと読みづらい色の組み合わせを狙ったのでした。
書かれる言葉は「存在感」。
えー? そのTシャツ、なんて書いてんのー? と近寄ってよく見てみると「存在感」。
おのれのうっすい薄い存在感をアピールしてもらうTシャツなのですよ!
ただ、これがどのくらい「読みづらい」Tシャツに仕上がるのか、というのは、ワタクシには大いなる不安となりました。
パソコンの画面でワタクシがデザインしてるのと、実際にそれがTシャツにプリントされて、実物として目の前に現れるのでは、どうしてもいろんな違いが出てしまうものなのです。
でも、まぁ、いいや、とワタクシは思いました。
今回はどーせコロナ禍で、デザフェスもきっとお客様少ないだろうし、実験をやるなら、逆に今だろう、と。
同じように「パソコンで見てるのと、実際のTシャツで見るのと、どの程度違いが出るのか」という実験を行ったのは、忘れもしない「ゆれてない?」Tシャツの時です。
白とグレーでプリントした文字が、Tシャツになった時、果たしてどの程度「ゆれて」見えるのか?
この時は、ワタクシの大勝利でした。
予想外の大勝利でした。
なにせ、このTシャツを隣の部屋に掛けておいて、あとで忘れた頃に見た時、ワタクシ自身が、
「え? ゆれてる・・・?」
って思ってしまいましたからね!
さあ、今回は? アジトに届いた箱を開いて、緊張の一瞬! 「存在感」Tシャツが見えた!
・・・ぐむむむぅーーーーーっ!?
ど、どうなんだ、これ!?
おれの狙った通りでガッツポーズなのか!?
それとも、失敗でガッカリなのか!?
どうなの!? いやー、微妙! わからん!
・・・それもそのはずです。
ライトイエローに白文字でも意外と見えるもんだね、となったら、この企画は失敗なのですし、逆に、狙い通り、全然文字が見えない、となったら、おいおい、それじゃ無地のTシャツと変わらんじゃないか、となるのですから!
つまり、センスのないデザイナーであるワタクシにとっては、このテーマは荷が重かったということなのでしょう。
実物ができてから、それに気づいちゃったもんね!
デザフェスのトイレで着てみたこの画像は、なかなかに気に入ってまして、Tシャツだけで見た時は、もっと見えづらく作った方がよかったんじゃないか、と思ってしまいましたが、着てみると「存在感」の文字の微妙に見えづらいところがいいと思いました。
・・・でもね、ふと思いついて「存在感」Tシャツの後ろを見てみたところ・・・
恒例のナゴヤ堂ロゴ!
その「ナゴヤ堂」という文字の中抜けの部分の読みづらさが、すばらしくすばらしくて、
「ああ! 『存在感』のロゴもこれにしておけば・・・」
と一瞬思ったワタクシでしたが、きっと、それはそれで単に見づらいだけのものになっていたでしょうね。
ともかく、ナゴヤ堂初の「あえて文字が読みづらく作ったTシャツ」である「存在感」、デザフェスでも幸い一部のみなさまにウケていただけまして、微妙に売り上げも上がっております!
たまにはいつもと違うこんな毛色の新作、これまでの作品と合わせて、引き続きみなさまにかわいがっていただけますように!
ライトイエローのボディに、なんと白の文字でプリント!
うっすい薄い、読みづらーいTシャツ!
えー、「可読性」という言葉があるのですが、つまり、
「何色の背景に何色の文字の組み合わせが、読みやすいのか」
ということです。
「黒地に白文字」というのは、一般的にこの可読性が一番高い組み合わせとされてまして、なるほど、だからナゴヤ堂のTシャツも、基本はこの色だったのか!
まぁまぁまぁ、ナゴヤ堂なんてのは「街ですれ違う人を笑わせるTシャツ」ってのをコンセプトにしてますので、すれ違う一瞬でパッと目に入る可読性の高さは一応意識していたのです。
黒×白の組み合わせの他には、例えば「蚊にはモテる」の紫に黄色。
この2色は「反対色」という奴でして、この組み合わせも、なかなかに目に刺さるようなのですね。
ただ、これについては、ワタクシ、やや懐疑的です。
そうとも限らんやろー、と思ってます。
それに従うと、緑の反対はピンク色になるようなのですが、その組み合わせはちょっと難しそう。
あとは、明度とか彩度を変えるというのがありますね。
暗い色のバックには明るい色。
これはやはり鉄板です。
で、今まで、そういう「可読性の高い」組み合わせを意識してTシャツを作ってきたのですが、今回初めて「可読性殺し」、つまりわざと読みづらい色の組み合わせを狙ったのでした。
書かれる言葉は「存在感」。
えー? そのTシャツ、なんて書いてんのー? と近寄ってよく見てみると「存在感」。
おのれのうっすい薄い存在感をアピールしてもらうTシャツなのですよ!
ただ、これがどのくらい「読みづらい」Tシャツに仕上がるのか、というのは、ワタクシには大いなる不安となりました。
パソコンの画面でワタクシがデザインしてるのと、実際にそれがTシャツにプリントされて、実物として目の前に現れるのでは、どうしてもいろんな違いが出てしまうものなのです。
でも、まぁ、いいや、とワタクシは思いました。
今回はどーせコロナ禍で、デザフェスもきっとお客様少ないだろうし、実験をやるなら、逆に今だろう、と。
同じように「パソコンで見てるのと、実際のTシャツで見るのと、どの程度違いが出るのか」という実験を行ったのは、忘れもしない「ゆれてない?」Tシャツの時です。
白とグレーでプリントした文字が、Tシャツになった時、果たしてどの程度「ゆれて」見えるのか?
この時は、ワタクシの大勝利でした。
予想外の大勝利でした。
なにせ、このTシャツを隣の部屋に掛けておいて、あとで忘れた頃に見た時、ワタクシ自身が、
「え? ゆれてる・・・?」
って思ってしまいましたからね!
さあ、今回は? アジトに届いた箱を開いて、緊張の一瞬! 「存在感」Tシャツが見えた!
・・・ぐむむむぅーーーーーっ!?
ど、どうなんだ、これ!?
おれの狙った通りでガッツポーズなのか!?
それとも、失敗でガッカリなのか!?
どうなの!? いやー、微妙! わからん!
・・・それもそのはずです。
ライトイエローに白文字でも意外と見えるもんだね、となったら、この企画は失敗なのですし、逆に、狙い通り、全然文字が見えない、となったら、おいおい、それじゃ無地のTシャツと変わらんじゃないか、となるのですから!
つまり、センスのないデザイナーであるワタクシにとっては、このテーマは荷が重かったということなのでしょう。
実物ができてから、それに気づいちゃったもんね!
デザフェスのトイレで着てみたこの画像は、なかなかに気に入ってまして、Tシャツだけで見た時は、もっと見えづらく作った方がよかったんじゃないか、と思ってしまいましたが、着てみると「存在感」の文字の微妙に見えづらいところがいいと思いました。
・・・でもね、ふと思いついて「存在感」Tシャツの後ろを見てみたところ・・・
恒例のナゴヤ堂ロゴ!
その「ナゴヤ堂」という文字の中抜けの部分の読みづらさが、すばらしくすばらしくて、
「ああ! 『存在感』のロゴもこれにしておけば・・・」
と一瞬思ったワタクシでしたが、きっと、それはそれで単に見づらいだけのものになっていたでしょうね。
ともかく、ナゴヤ堂初の「あえて文字が読みづらく作ったTシャツ」である「存在感」、デザフェスでも幸い一部のみなさまにウケていただけまして、微妙に売り上げも上がっております!
たまにはいつもと違うこんな毛色の新作、これまでの作品と合わせて、引き続きみなさまにかわいがっていただけますように!