急いだつもりではあったんですが、結局この日の目的地・オハイオ州シンシナティに着いたのは午後5時過ぎでした。
ルイビルが楽しくて、つい過ごしちゃったんだよなぁ・・・。
遅くなったので、まずは宿を押さえに行きます。
シンシナティも決してモーテルがたくさんある街ではなくて、少ない選択肢の中から候補のモーテルを見つけていたのですが、どうも雰囲気がよくないのです。
この辺は、アレですね、過去にヒドいモーテルにもいくつか泊まってきたワタクシの、旅人としての嗅覚って奴ですかね。
すかさず、その近くにあった別のモーテルに変更しました。
「バジェット・ホスト」は、チェーンのモーテルですが、今までお世話になったことはありませんでした。
オフィスへ行くと、ドアの前でボンヤリしてたじいさんが、別にあわてもせずにカウンターの中に入りました。
アンタが受付係だったのかい。
「予約してないの?」
と聞かれたので、「はい、してません」と言うつもりで、
「イエス」
と答えてしまいまして、宿帳を見始めたじいさんにあわてて、
「ノー・リザベイション! ソーリー!」
と告げます。
ここで「イエス」って言っちゃうと「いいえ、予約してあるよ」という意味になっちゃうんですよね。
英語を勉強してた時に「日本人が間違えやすいフレーズ」として習ったこと、そのまんまをやらかしてしまったわけですが、じいさんはジョークが好きなタイプのようで、
「あー! 予約ないのか! おー! おー!」
とおどけた声を上げてくれました。
こういうじいさん、好きだなあ。
114号室をもらいまして、1泊65ドルというお値段は、実はこの旅で最安値だったかも。
今回は宿代が高くついてるなあ・・・。
部屋で少し休みまして、晩ご飯に出かけました。
シンシナティの街の西の外れにあるモーテルから、東の外れまで街をまたぎ越すことになりましたが、今回絶対行きたかったバーガー屋さん「テリーズ・ターフ・クラブ」は、そういうところにあるのです。
おおお! 噂にたがわぬ、ものすごいネオン!
そう、ネオンや看板がメチャクチャたくさんあるお店だと聞いて、今回絶対訪ねたかったのです。
着いたのが遅くなったので、看板の写真は撮れませんでしたが、これもものすごいたくさん!
こんなの、お店の中も絶対楽しいに決まってる!
早速、入ってみましょう!
モチロン、中もすごいネオン!
・・・の前に、まず驚いたのが、コレ。
一瞬、お昼に見たルイビルのバット工場かと思ってしまった床。
木くずじゃなくて、全部ピーナッツのカラなのです!
お通しで小さなバケツに山盛りのピーナッツが出てくるのですが、食べた後のカラはテーブルから床にはたき落とすのがこのお店のマナー!
いやーっ、そして、言うまでもなくネオンもすばらしい!
いくらシャッター切っても追いつかない感じ!
こういう写真なら、何枚でも撮っていたいなあ・・・。
ところで、最後の写真のでっかい黄色いボンベみたいなのは何なんでしょうね? ・・・冷蔵庫?
席に案内してくれた店員さんはイケメンでしたが、会話の最後にいちいちウィンクをキメてくるのです。
もしかして、男性が好きなタイプの? と思いかけましたが、いや、これは、アレだ、愛想がいい、親しみにあふれてる、の延長線上にある奴だ、と一人で納得。
だって、そんな、こんなイケメンに見初められたら、その気はないのに、照れる!
おれもう47歳なんですけど!
・・・いや、それどころじゃないんだった! ネオン! ネオンもっと見なきゃ!
ネオンとイケメンで頭がぐちゃぐちゃ。
一人でおかしくなっていると、バーガーが到着しました。
デカい! ゴージャス!
こちらのお店はシンシナティのベストバーガーにも選ばれてるとかで、モチロン料理のクオリティでも一流なのでした! そりゃそうだ!
付け合わせは、例によってポテトを避けてオニオンリングです。
こういう大きなバーガーって、どうやって食べればいちばんスマートなのか解らないのですが、他のテーブルを観察すると、みなさん、串のすぐそばにナイフを当てて、まずはバーガーを真っ二つにしてるようでした。
すかさず真似をして・・・とも、思ったのですが、なぜか取りやめて、バーガー全体の横からかぶりつく戦法に。
まぁまぁ、それほどたいへんなことにならずに、食べることが出来ました。
ネオンにもバーガーにも大満足!
「青い瞳のエリー号」に戻って、シンシナティの街の方へ。
「16bit bar + arcade」というお店に。
夜目にも鮮やかな、白いインベーダーの看板!
はい、またしてもゲームセンターですが、バーを兼ねたタイプのお店。
ただでさえハイテンションなアメリカン達が、さらにお酒飲むところですので、多少ビビッてはいたのですが、なんとか根性を固めて入店!
・・・しようとすると、入口のそばで友達と話してた人がワタクシに、
「ID見せて」
ああ、友達としゃべってるんじゃなくて、この人は店員さんだったんだ。
パスポートを見せて、中に入りました。
カウンターで、ソフトドリンクのメニューを見せてもらって、セヴンアップ(2ドル)を買うと、後はゲームが遊び放題!
・・・いや、もっとお金使えよって言われちゃいそうですが、お酒は飲めませんし、ソーダもさっきバーガーと一緒にコーラも飲んじゃったし、そんなに飲めなくて・・・。
おお、ナムコゲームがずらり!
で、その背後は、
任天堂のコーナー!
必ずどのゲームで遊ぶ際にも、すぐそばにテーブルがあって、グラスを置けるようになってます。快適!
ハウスルールの説明が、デザイン的にもイカス!
左上「NO GAME HOGGING」の「HOG」は豚の意味ですが「欲張って取る」という動詞の意味も。
ま、要するに「ゲームを独り占めしちゃダメ」ということですが、ゲーマーなら「HOG」の意味を知らなくても、なんとなく見れば解りますよね。
「パックマン」や「バーガータイム」など、好きなゲームをたくさん遊んで、気がついたら結構夜遅くなっちゃってました。
バジェット・ホストに帰って、盛りだくさんの1日が終了!
でもね、翌日もなかなかスゴいことになるのですよ!
<つづく>
ルイビルが楽しくて、つい過ごしちゃったんだよなぁ・・・。
遅くなったので、まずは宿を押さえに行きます。
シンシナティも決してモーテルがたくさんある街ではなくて、少ない選択肢の中から候補のモーテルを見つけていたのですが、どうも雰囲気がよくないのです。
この辺は、アレですね、過去にヒドいモーテルにもいくつか泊まってきたワタクシの、旅人としての嗅覚って奴ですかね。
すかさず、その近くにあった別のモーテルに変更しました。
「バジェット・ホスト」は、チェーンのモーテルですが、今までお世話になったことはありませんでした。
オフィスへ行くと、ドアの前でボンヤリしてたじいさんが、別にあわてもせずにカウンターの中に入りました。
アンタが受付係だったのかい。
「予約してないの?」
と聞かれたので、「はい、してません」と言うつもりで、
「イエス」
と答えてしまいまして、宿帳を見始めたじいさんにあわてて、
「ノー・リザベイション! ソーリー!」
と告げます。
ここで「イエス」って言っちゃうと「いいえ、予約してあるよ」という意味になっちゃうんですよね。
英語を勉強してた時に「日本人が間違えやすいフレーズ」として習ったこと、そのまんまをやらかしてしまったわけですが、じいさんはジョークが好きなタイプのようで、
「あー! 予約ないのか! おー! おー!」
とおどけた声を上げてくれました。
こういうじいさん、好きだなあ。
114号室をもらいまして、1泊65ドルというお値段は、実はこの旅で最安値だったかも。
今回は宿代が高くついてるなあ・・・。
部屋で少し休みまして、晩ご飯に出かけました。
シンシナティの街の西の外れにあるモーテルから、東の外れまで街をまたぎ越すことになりましたが、今回絶対行きたかったバーガー屋さん「テリーズ・ターフ・クラブ」は、そういうところにあるのです。
おおお! 噂にたがわぬ、ものすごいネオン!
そう、ネオンや看板がメチャクチャたくさんあるお店だと聞いて、今回絶対訪ねたかったのです。
着いたのが遅くなったので、看板の写真は撮れませんでしたが、これもものすごいたくさん!
こんなの、お店の中も絶対楽しいに決まってる!
早速、入ってみましょう!
モチロン、中もすごいネオン!
・・・の前に、まず驚いたのが、コレ。
一瞬、お昼に見たルイビルのバット工場かと思ってしまった床。
木くずじゃなくて、全部ピーナッツのカラなのです!
お通しで小さなバケツに山盛りのピーナッツが出てくるのですが、食べた後のカラはテーブルから床にはたき落とすのがこのお店のマナー!
いやーっ、そして、言うまでもなくネオンもすばらしい!
いくらシャッター切っても追いつかない感じ!
こういう写真なら、何枚でも撮っていたいなあ・・・。
ところで、最後の写真のでっかい黄色いボンベみたいなのは何なんでしょうね? ・・・冷蔵庫?
席に案内してくれた店員さんはイケメンでしたが、会話の最後にいちいちウィンクをキメてくるのです。
もしかして、男性が好きなタイプの? と思いかけましたが、いや、これは、アレだ、愛想がいい、親しみにあふれてる、の延長線上にある奴だ、と一人で納得。
だって、そんな、こんなイケメンに見初められたら、その気はないのに、照れる!
おれもう47歳なんですけど!
・・・いや、それどころじゃないんだった! ネオン! ネオンもっと見なきゃ!
ネオンとイケメンで頭がぐちゃぐちゃ。
一人でおかしくなっていると、バーガーが到着しました。
デカい! ゴージャス!
こちらのお店はシンシナティのベストバーガーにも選ばれてるとかで、モチロン料理のクオリティでも一流なのでした! そりゃそうだ!
付け合わせは、例によってポテトを避けてオニオンリングです。
こういう大きなバーガーって、どうやって食べればいちばんスマートなのか解らないのですが、他のテーブルを観察すると、みなさん、串のすぐそばにナイフを当てて、まずはバーガーを真っ二つにしてるようでした。
すかさず真似をして・・・とも、思ったのですが、なぜか取りやめて、バーガー全体の横からかぶりつく戦法に。
まぁまぁ、それほどたいへんなことにならずに、食べることが出来ました。
ネオンにもバーガーにも大満足!
「青い瞳のエリー号」に戻って、シンシナティの街の方へ。
「16bit bar + arcade」というお店に。
夜目にも鮮やかな、白いインベーダーの看板!
はい、またしてもゲームセンターですが、バーを兼ねたタイプのお店。
ただでさえハイテンションなアメリカン達が、さらにお酒飲むところですので、多少ビビッてはいたのですが、なんとか根性を固めて入店!
・・・しようとすると、入口のそばで友達と話してた人がワタクシに、
「ID見せて」
ああ、友達としゃべってるんじゃなくて、この人は店員さんだったんだ。
パスポートを見せて、中に入りました。
カウンターで、ソフトドリンクのメニューを見せてもらって、セヴンアップ(2ドル)を買うと、後はゲームが遊び放題!
・・・いや、もっとお金使えよって言われちゃいそうですが、お酒は飲めませんし、ソーダもさっきバーガーと一緒にコーラも飲んじゃったし、そんなに飲めなくて・・・。
おお、ナムコゲームがずらり!
で、その背後は、
任天堂のコーナー!
必ずどのゲームで遊ぶ際にも、すぐそばにテーブルがあって、グラスを置けるようになってます。快適!
ハウスルールの説明が、デザイン的にもイカス!
左上「NO GAME HOGGING」の「HOG」は豚の意味ですが「欲張って取る」という動詞の意味も。
ま、要するに「ゲームを独り占めしちゃダメ」ということですが、ゲーマーなら「HOG」の意味を知らなくても、なんとなく見れば解りますよね。
「パックマン」や「バーガータイム」など、好きなゲームをたくさん遊んで、気がついたら結構夜遅くなっちゃってました。
バジェット・ホストに帰って、盛りだくさんの1日が終了!
でもね、翌日もなかなかスゴいことになるのですよ!
<つづく>