吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

放浪放浪ルート66 2013の3

2013-10-03 21:52:22 | 日記
続いてはオデルという街で、こちらも古いガスステーションをレストアした施設。



中でお土産とか売ってるようなんですが、夕方遅くなってきたので閉まってました。

さらに進んで、ケイユーガという集落の近くのルート66沿いで「メラミック・キャバーン・バーン」を見つけました!





Meramec Cavernというのは、ミズーリ州にある鍾乳洞です。

怪盗ジェシー・ジェームスが隠れ家としたことで有名で、観光地になっているわけですね。

で、ルート66沿いのあちこちに、この鍾乳洞を宣伝・案内するために、納屋(Barn)の壁に「Meramec Cavern」と書かれたものがいくつか今も残っているのだそうです。

これを、今回は可能な限り見ていこうというわけで、最初の1個目がこれなのでした。



いよいよ初日の目的地に予定していたポンティアックの街に到着!

この街にもルート66ミュージアムがあるのです!



早速行ってみましょう!

うん! ドアが開きませんね!

実はもう夕方5時を回っていますので、おそらくミュージアムはやっていないだろうと思ったのですが、案の定です。

ですが、このミュージアムは重要なので、絶対見なければいけません。

となると、今日はもうこの街に泊まるしかないわけですね!

あらかじめ、だいたいそんな感じのペースになるんじゃないかと思っていましたので予定通りです。

むしろ予想がピタリと当たり過ぎてて怖いくらい。

じゃあ、まだ辺りは明るいので、その他の部分を散策してみましょう。

まず、ミュージアムの裏手に回ってみたのですが、ここがなかなかステキでした。



この巨大な壁画!

これはあれですね、みんなここに車ごと乗り入れて、愛車と一緒に写真撮りなよってことですね!

スケールでかい!

そして、反対側には、この見事な壁画!



街をウロウロしてみますと「ウォールドッグ・ミューラル・ミュージアム」が。

見てみたいと思っていたのですが、詳しい場所がわからず、偶然見つけたのでした。

しかも、まだやってる!

ミューラル(mural)ってのは壁画のことですね。

ルート66には、他にも壁画で有名な街があるのですが、ポンティアックも最近壁画に力を入れ始めたようですね。

入ってみますと、メチャクチャ明るいお姉さんがいて、いろいろ展示を見せてくれてから、最後にポンティアックの壁画マップをくれました。

ようし、今日と明日で、この壁画コンプリートしてやるぜ、と心に決めて、本日はこれまで。

ポンティアックの街外れにあるチェーン店のモーテル「スーパー8」に部屋を取りました。

72.46ドル。さすがに部屋はキレイなんですが・・・これはお高い・・・。



晩ご飯は、特に思いつかなかったので、モーテル近くにあるチェーン店の中から選ぶことにしました。

とは言え、マクドナルドやケンタッキーとかでは、さすがにつまらない。

前からあちこちで見かけて気になっていた「Arby's」に入ることにしました。



ちょっと大人なムードを感じる帽子の形の看板は結構大きくて力が入っていて、ワタクシ、初めて見た頃はチェーン店とは思いませんでした。

もしかしたら、ここはハンバーガー以外の料理が食べられるのでは、と、早くもハンバーガー・ホットドッグに飽き気味のワタクシは考えたのですね。

ステーキにマッシュポテト添え、とか、そういうのがメニューにある、ここはきっとそういう店なんだろ? な、そうだろ?



ハンバーガー屋でした・・・。

(これはチキンサンドコンボなのですが、「Arby's」は本来ローストビーフサンドイッチがメインのお店なんだそうです。単にワタクシの選択が失敗だっただけかも)

打ちのめされたワタクシは、この夜もさっさとベッドに潜り込むのでした・・・。



移動2日目!

ゆっくりめに目を覚ましますが、またも雨でちょっとガッカリします。

あれー? 一度止んだから、もう大丈夫と思ってたのに・・・。

車で走り出して、まずは昨夜の「Arby's」の方向へ。

途中で見かけた「牛」の写真が撮りたいのですね。



前回のルート66でも、テキサス州はアマリロの「BIG TEXAN」など、主にステーキ屋さんの店頭で見かけるこの「牛」を、ワタクシは今回もコレクションするつもりだったのです。

今ツアーでは初「牛」、しかも予定してなかった「牛」!

「牛」のお礼に、後に見えているお店「Baby Bull's Family Restaurant」で朝食を食べることにしました。

店内は大勢の地元の人々でにぎわっていました。

なんとなくハワイで入った「フラミンゴ・レストラン」を思い出します。

メニューを見て、注文は「Three pigs in a blanket」にします。

実は、これまたハワイ関連のサイトを見ていて知ったメニューなのです。

「毛布の中の3匹のブタ」ってことなんですが、出てきたものを見ると、



ただロールされただけのパンケーキです。

では切ってみましょう。



おお、中にソーセージが!

つまり、パンケーキが毛布ってことですね。

それにしても、吉田くん、写真撮るならもう少しキレイにバターを塗りたまえよ・・・。



バターの塗りは汚くっても、味はすばらしく、ドーンと腹ごしらえができました。

そして、食べ終わってみると、雨が止んでいたのです!

よおおし! やったー!

早速ポンティアックの街中に戻って車を停めると、前日見てない壁画を狙って散策を始めます。



なんともクールでホットな一枚! カッコいい!



壁画じゃなくて床画(?)ですけど、これはおもしろいですね!

実際はものすごく縦長に描いてあるんですけど、それがどうして立体的に見えるのでしょう?

結局、前日にもらった壁画マップに載っていた壁画は無事にコンプリート!



そうこうするうち、ルート66ミュージアムもオープンしました。

モチロン、展示の写真を撮りまくるワタクシでしたが、キリがないのでここではこの1枚だけ。



放浪の画家であり最後のヒッピーとも呼ばれた故ボブ・ウォルドマイヤーが、こいつを駆ってルート66を駆け巡ったという「動くアトリエ」こと1972フォルクスワーゲン・バン。

映画「カーズ」に出てきたフィルモアのモデルでもありますね。

その他の資料もモチロンものすごいばかりの充実ぶりで、さすがにこのミュージアムは、ポンティアックに1泊してでも見る価値がありましたよ!



朝10時を回ってしまいましたが、ようやくポンティアックを出発。

次に現れた小さなチェノアという街では、



写真集でも見ていたこの壁画だけは見落とせません。

次の街はレキシントン。

ここで外せないのは、1926年ルート66完成当時の道である「メモリー・レーン」!



今は徒歩用に開放されているとのことですが、ゲートが開いている時は車で走ってもいい、と何かで読んだ気がします。

そして、この時、ゲートは開いていたのです!

うおお、走っていいのか、車で!?

でも、もしかしたらダメかもしれないし・・・。



で、ワタクシの記憶はここで唐突に途切れます!

気がついたら、もう別の場所にいました!

だから、メモリー・レーンを車で走ったかどうか、ワタクシは自分でも覚えていません!

そうだったらそうなの!



もうひとつ、レキシントンで見たかったのは、この「レキシントン・ネオン」!



もともとは、もう潰れてしまった「レキシントン・モーテル」のネオンだったそうですが、街の名前の部分だけが残っているので、矢印がレキシントンの街を案内しているように見えます。

わざわざネオンで案内するあたり、さぞかしレキシントンは楽しいところなんだろうな、と思えてロマンチックですね。



写真に満足して、マキシマの運転席に戻りました。

さあ、2日目はまだまだ午前中!

頑張って、走らなくちゃ!



<つづく>

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