続いて訪れた小さな街トワンダでは「ルート66ジオグラフィック・ジャーニー」を楽しみます。
1954年に作られたルート66の旧道が、今は散歩コースになってるというものなんですが、それを全ルート66に見立ててまして、スタート地点にはイリノイ州の看板、しばらく行くとミズーリ州、という具合に順に看板が出てきて、カリフォルニアを目指して歩く、ということなのですね。
イリノイ州は、やっぱりリンカーンの出身地であること、そしてコーンが自慢。
ルート66を走っていても、窓の外はずーっとコーン畑です。
ちょうど葉が枯れ落ちて、いよいよ収穫、という季節なのですね。
そして、次はブルーミントンという比較的大きな街なのですが、実はこの街には見たいポイントが見当たりませんでしたので、あえて豪快にすっ飛ばす、という選択をしました。
街の外周をなぞるように引かれたヴェテランズ・パークウェイという道で、一気に走り抜けます。
街外れでI-55に合流して、すぐに出口を降り、ルート66に復帰します。
たどり着いたのはファンクスグローブという街・・・というか1軒のお家があるだけのところ。
こちらは、ファンクさん一家が住んでらして、ホームメイドのメイプルシロップを販売されているところなのです。
サトウカエデの木が生殖する南限として有名なところだとか。
鬱蒼としたメイプル林の先にファンクさんのお店が見えてきました。
モチロン、メイプルシロップがたくさん売られていましたが、ルート66グッズなども。
小さいボトルですみませんが、一応メイプルシロップを買いました!
続きましては、マクリーンの街!
前回はテキサス州のマクリーンを通りましたが、モチロンこのマクリーンは別物。
ここでは、ディキシー・トラッカーズ・ホームが見たかったのです。
ルート66を走るトラック野郎達の休憩所でして、ガソリンスタンド、レストラン、売店などが集まったような施設なんだそうですが、こここそ潰れているような気がして、失礼ながら心配だったのでした。
しかし、いざ着いてみますと、バリバリ健在でひと安心!
のみならず、わりと盛り上がってる印象さえ受けました。
お土産屋さんは広くて、内装もルート66的演出がバッチリ!
ゲームコーナーみたいなのもガラスドアの向こうにありまして、この旅のどこかでビデオゲームやピンボールを見つけようと密かに思っていたワタクシは、張り切って入ってみたのですが、あったのはスロットマシーンみたいなのが数台だけと、これはちょっとショボかったのでした。
レストランも盛況で、トラックドライバーさん達(かどうかわかりませんが)がたくさん食事をしていました。
ワタクシもここで昼メシにしましょう。
みなさんが食べていたのは「All you can eat」つまり食べ放題のバフェという奴みたいでしたが、システムが解りづらそうだったので、キャットフィッシュを頼みました。
すっかりワタクシの好物として定着したナマズのフライですね。
サラダバーもついてきましたので、ここぞと野菜を取りまくりました。
ここの料理は、これまた失礼ながら、意外にも美味しくてビックリ!
食べ終わって外に出ると、観光バスが着いたところで、中からたくさんの乗客が降りてきていました。
なるほど、こういう使われ方もしているわけですね。
ちなみに、ワタクシ、この日はお昼までは、アロハスタジアムのスタッフアロハに「ヒマ週末」Tシャツでした。
昼食後の一発目はアトランタの街。
これまた、アトランタ・オリンピックやアトランタ・ブレーブスで有名なアトランタはジョージア州の都市ですので別物です。
でもね、ルート66ファンの間では、こっちのアトランタも有名なのですよ。
それは、この
ホットドッグを持ったマフラーマンがいるから!
もとは、シカゴの近くにあったホットドッグ屋さんの看板だったそうですが、なぜか現在はアトランタでホットドッグを抱えているのです。
ワタクシも、モチロン彼と一緒の写真を!
本日午後は、シェイヴアイスアロハに「ゆれてない? その2」Tシャツ!
他にも、こんな
古いグレンエレベーター(小麦の貯蔵庫)などの名物がある街なのですが、ここでワタクシは意外なものを発見!
こんなところでビデオゲームやピンボールを見つけました!
さて、しかし、ここで思わずブロック崩しに熱中してしまったため、時間がヤバくなってきました。
少し考えたワタクシは、この次にあるリンカーンという街を飛ばして、ブロードウェル、ウィリアムズビルとその先の街へ急いだのです。
街には、時間制限のある街とない街の2種類があるのですよ。
その街で見たいものがミュージアムやお店である場合、それらが開いている時間に行かなくてはならない、これが時間制限のある街です。
そうではなくて、見たいものが何かの像だったり建物の外観だった場合は、時間制限はありません。
あまり時間にとらわれなくていいのですね。
そこで、まずブロードウェルに進んだワタクシが見たものは、
看板だけが残ったピッグヒップレストランでした。
レストランの営業を終えた後、ミュージアムとして残っていたはずの建物は、2007年に火事で焼けてしまったのだそうです。
ガッカリしましたが、なにくそ、負けてなるかとウィリアムズビルへ。
ダイキャスト・オートセールスというお店が、個人のコレクションを見せてくれているということだったのですが、
中身よりも外観の方が、ワタクシの好みでした。
「24時間営業 ただし閉まっている時は除く」ってのは、いいですね。
覚えておいて、いつか使ってみたい言葉です。
インターステイトを行ったり来たり、無駄にガソリンをまき散らしつつ、リンカーンまで戻って来ました。
ここはまず、この動画をぜひごらんいただきたいのです!
一応調べたところによりますと、街の名前をリンカーンにするにあたって、当時は弁護士だったエイブラハム・リンカーンが、スイカの汁で街に「洗礼を施した」のだそうなんですが、そこのところが何度読んでもサッパリ解りません。
どういうこと?
まぁ、もうヤボを言うのは止めにして、ただ楽しむことにしましょう。
「リンカーン駅のそばにはスイカの像がある」
「リンカーン・シティホールの屋上には電話ボックスがある」
みなさんも、どうかこれだけは覚えてください!
そして、いつかリンカーンを訪ねた時は、必ずこの2つを見てください!
で、さらにこの街の見所は、それだけじゃありません!
THE MILLは、元はレストランだったのですが、現在はレストアしてミュージアムを作る準備中。
レストランは潰れていても、なおロマンティックなザ・トロピックスの看板。
ボナンザ・ステーキハウスの前には「牛」が。
幌馬車で読書をするリンカーンの像。
さて、これでリンカーンも堪能しまして、今日の宿泊予定地スプリングフィールドへ走ります。
途中、ガソリンスタンドに寄りましたが、またしても給油口が開きません。
近くで給油してたお姉さんが見かねて、
「ロック外さないと開かないわよ」
と教えてくれました。
まさか、と思いつつ、ドアロックを開けて給油口をつついてみると、ウソのようにパカッと開いたのでした・・・。
こ、こんなの、常識なんですか・・・? みんな知ってることなの・・・?
またしても、周りの人に迷惑をかけつつ、旅は続くのです。
スプリングフィールドの街外れにある「パイオニア・モーテル」に部屋を取りました。
出迎えて下さったのは、今回初のインド人のおかみさん。
やはり、こうしたモーテルをインドの方が買い取る動きというのは、まだ続いているようですね。
鉄塔に取り付けたネオンがロマンティック!
晩ご飯は、スプリングフィールドの有名店「コージードッグ・ドライヴイン」にしようと思って車で街に出たのですが、お店を見つけられず、道に迷った挙句ウェンディーズでまたもハンバーガー。
チーズバーガーコンボになぜかドリンクが2つついて来ました。
結局この日もヘトヘトに疲れて、モーテルのベッドに潜り込むワタクシだったのでした・・・。
<つづく>
1954年に作られたルート66の旧道が、今は散歩コースになってるというものなんですが、それを全ルート66に見立ててまして、スタート地点にはイリノイ州の看板、しばらく行くとミズーリ州、という具合に順に看板が出てきて、カリフォルニアを目指して歩く、ということなのですね。
イリノイ州は、やっぱりリンカーンの出身地であること、そしてコーンが自慢。
ルート66を走っていても、窓の外はずーっとコーン畑です。
ちょうど葉が枯れ落ちて、いよいよ収穫、という季節なのですね。
そして、次はブルーミントンという比較的大きな街なのですが、実はこの街には見たいポイントが見当たりませんでしたので、あえて豪快にすっ飛ばす、という選択をしました。
街の外周をなぞるように引かれたヴェテランズ・パークウェイという道で、一気に走り抜けます。
街外れでI-55に合流して、すぐに出口を降り、ルート66に復帰します。
たどり着いたのはファンクスグローブという街・・・というか1軒のお家があるだけのところ。
こちらは、ファンクさん一家が住んでらして、ホームメイドのメイプルシロップを販売されているところなのです。
サトウカエデの木が生殖する南限として有名なところだとか。
鬱蒼としたメイプル林の先にファンクさんのお店が見えてきました。
モチロン、メイプルシロップがたくさん売られていましたが、ルート66グッズなども。
小さいボトルですみませんが、一応メイプルシロップを買いました!
続きましては、マクリーンの街!
前回はテキサス州のマクリーンを通りましたが、モチロンこのマクリーンは別物。
ここでは、ディキシー・トラッカーズ・ホームが見たかったのです。
ルート66を走るトラック野郎達の休憩所でして、ガソリンスタンド、レストラン、売店などが集まったような施設なんだそうですが、こここそ潰れているような気がして、失礼ながら心配だったのでした。
しかし、いざ着いてみますと、バリバリ健在でひと安心!
のみならず、わりと盛り上がってる印象さえ受けました。
お土産屋さんは広くて、内装もルート66的演出がバッチリ!
ゲームコーナーみたいなのもガラスドアの向こうにありまして、この旅のどこかでビデオゲームやピンボールを見つけようと密かに思っていたワタクシは、張り切って入ってみたのですが、あったのはスロットマシーンみたいなのが数台だけと、これはちょっとショボかったのでした。
レストランも盛況で、トラックドライバーさん達(かどうかわかりませんが)がたくさん食事をしていました。
ワタクシもここで昼メシにしましょう。
みなさんが食べていたのは「All you can eat」つまり食べ放題のバフェという奴みたいでしたが、システムが解りづらそうだったので、キャットフィッシュを頼みました。
すっかりワタクシの好物として定着したナマズのフライですね。
サラダバーもついてきましたので、ここぞと野菜を取りまくりました。
ここの料理は、これまた失礼ながら、意外にも美味しくてビックリ!
食べ終わって外に出ると、観光バスが着いたところで、中からたくさんの乗客が降りてきていました。
なるほど、こういう使われ方もしているわけですね。
ちなみに、ワタクシ、この日はお昼までは、アロハスタジアムのスタッフアロハに「ヒマ週末」Tシャツでした。
昼食後の一発目はアトランタの街。
これまた、アトランタ・オリンピックやアトランタ・ブレーブスで有名なアトランタはジョージア州の都市ですので別物です。
でもね、ルート66ファンの間では、こっちのアトランタも有名なのですよ。
それは、この
ホットドッグを持ったマフラーマンがいるから!
もとは、シカゴの近くにあったホットドッグ屋さんの看板だったそうですが、なぜか現在はアトランタでホットドッグを抱えているのです。
ワタクシも、モチロン彼と一緒の写真を!
本日午後は、シェイヴアイスアロハに「ゆれてない? その2」Tシャツ!
他にも、こんな
古いグレンエレベーター(小麦の貯蔵庫)などの名物がある街なのですが、ここでワタクシは意外なものを発見!
こんなところでビデオゲームやピンボールを見つけました!
さて、しかし、ここで思わずブロック崩しに熱中してしまったため、時間がヤバくなってきました。
少し考えたワタクシは、この次にあるリンカーンという街を飛ばして、ブロードウェル、ウィリアムズビルとその先の街へ急いだのです。
街には、時間制限のある街とない街の2種類があるのですよ。
その街で見たいものがミュージアムやお店である場合、それらが開いている時間に行かなくてはならない、これが時間制限のある街です。
そうではなくて、見たいものが何かの像だったり建物の外観だった場合は、時間制限はありません。
あまり時間にとらわれなくていいのですね。
そこで、まずブロードウェルに進んだワタクシが見たものは、
看板だけが残ったピッグヒップレストランでした。
レストランの営業を終えた後、ミュージアムとして残っていたはずの建物は、2007年に火事で焼けてしまったのだそうです。
ガッカリしましたが、なにくそ、負けてなるかとウィリアムズビルへ。
ダイキャスト・オートセールスというお店が、個人のコレクションを見せてくれているということだったのですが、
中身よりも外観の方が、ワタクシの好みでした。
「24時間営業 ただし閉まっている時は除く」ってのは、いいですね。
覚えておいて、いつか使ってみたい言葉です。
インターステイトを行ったり来たり、無駄にガソリンをまき散らしつつ、リンカーンまで戻って来ました。
ここはまず、この動画をぜひごらんいただきたいのです!
一応調べたところによりますと、街の名前をリンカーンにするにあたって、当時は弁護士だったエイブラハム・リンカーンが、スイカの汁で街に「洗礼を施した」のだそうなんですが、そこのところが何度読んでもサッパリ解りません。
どういうこと?
まぁ、もうヤボを言うのは止めにして、ただ楽しむことにしましょう。
「リンカーン駅のそばにはスイカの像がある」
「リンカーン・シティホールの屋上には電話ボックスがある」
みなさんも、どうかこれだけは覚えてください!
そして、いつかリンカーンを訪ねた時は、必ずこの2つを見てください!
で、さらにこの街の見所は、それだけじゃありません!
THE MILLは、元はレストランだったのですが、現在はレストアしてミュージアムを作る準備中。
レストランは潰れていても、なおロマンティックなザ・トロピックスの看板。
ボナンザ・ステーキハウスの前には「牛」が。
幌馬車で読書をするリンカーンの像。
さて、これでリンカーンも堪能しまして、今日の宿泊予定地スプリングフィールドへ走ります。
途中、ガソリンスタンドに寄りましたが、またしても給油口が開きません。
近くで給油してたお姉さんが見かねて、
「ロック外さないと開かないわよ」
と教えてくれました。
まさか、と思いつつ、ドアロックを開けて給油口をつついてみると、ウソのようにパカッと開いたのでした・・・。
こ、こんなの、常識なんですか・・・? みんな知ってることなの・・・?
またしても、周りの人に迷惑をかけつつ、旅は続くのです。
スプリングフィールドの街外れにある「パイオニア・モーテル」に部屋を取りました。
出迎えて下さったのは、今回初のインド人のおかみさん。
やはり、こうしたモーテルをインドの方が買い取る動きというのは、まだ続いているようですね。
鉄塔に取り付けたネオンがロマンティック!
晩ご飯は、スプリングフィールドの有名店「コージードッグ・ドライヴイン」にしようと思って車で街に出たのですが、お店を見つけられず、道に迷った挙句ウェンディーズでまたもハンバーガー。
チーズバーガーコンボになぜかドリンクが2つついて来ました。
結局この日もヘトヘトに疲れて、モーテルのベッドに潜り込むワタクシだったのでした・・・。
<つづく>