「ルート66の旅って何が楽しいの?」
と正面から質問されたことはありませんが、もし質問されたら、答えるのはちょっと難しいような気がするんですよね。
一応ワタクシの場合は、ネオンだの看板だの壁画だの「牛」だの巨大人形だの建物だの、そういったいろいろなものの「アメリカンなセンス」を感じるのが好きで、ルート66をたどっては誰かがばら撒いたオモチャを拾い集めるように、そういうものを見て感じて写真を撮っていくのが、なんだかとても楽しいのです。
ルート66というひとつの道沿いにそういうものをたくさん持った街が集まっているところもとてもいいと思うのですが、そういう街が次々に出てくる、その連続性というのも魅力ではないかと思っております。
この街にはこんなおもしろいものがある、おお、次の街はまた違うこういうのを見せてくれる、え、次はまた全く別のものを見せてくれるの?
・・・とまぁ、こんな風に「次々」出てくるところが大事なのではないですかね。
この「次々」が続いているうちは、
「おお、次も、そのまた次もおもしろい! これは、もしかして『果てしない』のではないか?」
という気がしてくるのが、ワクワクしてすばらしいような気がするのです。
モチロン実際には「果てしない」ものなどないのでして、いかにルート66と言えど、シカゴから出発してロサンゼルス・サンタモニカまで行ってしまえばそこでオシマイなわけなのですが、まだワタクシはサンタモニカに行ったことはありませんからね!
そこは自分をダマすというか、知らんふりをするわけですね。
よく考えてみますと、物事に熱中するというのは、すべてこの「果てしない」と思えることが大事なようなのです。
ああ、そこまでで終わりなのね、それが限界なのね、と解っちゃうとそれに飽きる、と言いますか。
ワタクシはゲームが大好きですが、あるゲームに熱中して飽きるまでの流れというのは、たいていがこの「果てしない」んじゃないか? → ああ、それが限界なのね という道をたどっているように思えます。
全部解っちゃったら、ちょっと寂しい。
本当はそんなものはどこにもないと頭では解りつつ、それでもどこかにあるかもしれない「果てしない」ものを追い求める、人間というのは、そういうものなのかもしれないですよね。
だから、前回、ワタクシはロサンゼルスまであと少しのところまで行きながら、ラスベガスへ行ってしまったのです。
今回、シカゴからオクラホマシティまでのルート66の東の半分を埋めましたが、それでもまだ未知のルート66が残っているのです。
依然として、ルート66は「果てしない」可能性を持っているのです、ワタクシの中では!
・・・はい、ウソですね。後付けですね。今、考えましたね。
あの時は単にラスベガスにも行きたかっただけでしたね、ワタクシは。
ルート66については、やはり知らない人も多くいるわけで、今回も「どこ行くの?」と問われて、
「シカゴからオクラホマシティまで車でドライブするんです」
と答えると、たいていは「よくわからん」という顔をされました。
もしも、そういう人のうちの何人かでも、この日記を読んで下さって、
「ルート66っておもしろそうだね」
と思っていただけたら、とてもうれしいことなんですが、それも思い上がりが過ぎるというものでしょうね。
そういう方は、文章はすっ飛ばしていいから、写真だけでも見てください!
写真だけでもルート66の魅力は、充分伝わるはずですから!
こういうのがルート66なんです!
旅を終えまして、ワタクシのスーツケースにもステッカーが増えました!
前回も新しい州に入るたびにこの州ごとのステッカーをスーツケースに貼っていきましたが、今回でルート66全8州のステッカーがそろい踏み!
こちらの楕円のルート66ステッカーは、なんだかセンスがいい!
側面には、ベッキーズ・バーンでもらったステッカー!
さあ、そして、本日の動画は、この旅でワタクシが見たネオンのベストセレクションです!
まさにオールスターですよ!
さあ、長々と語ってきましたルート66の旅の話も、とうとうこれでおしまいであります。
でもね、またいつか、必ずルート66には行くつもりでいますよ、ワタクシは!
だって、今回でほとんどのルート66を走破とか言ってますけど、その実「デビルズ・エルボー」などの名所をすっ飛ばしてしまいましたし、「ヘンリーズ・ラビットランチ」や「アンティーク・トイ・ミュージアム」、あちこちのガソリンステーションなど、いろんなものが閉まってましたし。
今回もまた、宿題を多く残した旅になったのですよ!
バーストーからロサンゼルスの部分も残ってますし、何なら今回や前回走ったところをもう一度走ったって、絶対にまた新たな楽しみがあるに決まってます!
ルート66の旅は、まだまだ終わらないのですよ!
いつか必ず、また旅をする!
そして、それまでは、今回買った本を読んだり、ネットで情報を探したり、さらには自分で書いた日記を読み返したりして、次の旅を思い描いていたいと思います!
みなさま、今回も長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
<放浪放浪ルート66 2013 完>
と正面から質問されたことはありませんが、もし質問されたら、答えるのはちょっと難しいような気がするんですよね。
一応ワタクシの場合は、ネオンだの看板だの壁画だの「牛」だの巨大人形だの建物だの、そういったいろいろなものの「アメリカンなセンス」を感じるのが好きで、ルート66をたどっては誰かがばら撒いたオモチャを拾い集めるように、そういうものを見て感じて写真を撮っていくのが、なんだかとても楽しいのです。
ルート66というひとつの道沿いにそういうものをたくさん持った街が集まっているところもとてもいいと思うのですが、そういう街が次々に出てくる、その連続性というのも魅力ではないかと思っております。
この街にはこんなおもしろいものがある、おお、次の街はまた違うこういうのを見せてくれる、え、次はまた全く別のものを見せてくれるの?
・・・とまぁ、こんな風に「次々」出てくるところが大事なのではないですかね。
この「次々」が続いているうちは、
「おお、次も、そのまた次もおもしろい! これは、もしかして『果てしない』のではないか?」
という気がしてくるのが、ワクワクしてすばらしいような気がするのです。
モチロン実際には「果てしない」ものなどないのでして、いかにルート66と言えど、シカゴから出発してロサンゼルス・サンタモニカまで行ってしまえばそこでオシマイなわけなのですが、まだワタクシはサンタモニカに行ったことはありませんからね!
そこは自分をダマすというか、知らんふりをするわけですね。
よく考えてみますと、物事に熱中するというのは、すべてこの「果てしない」と思えることが大事なようなのです。
ああ、そこまでで終わりなのね、それが限界なのね、と解っちゃうとそれに飽きる、と言いますか。
ワタクシはゲームが大好きですが、あるゲームに熱中して飽きるまでの流れというのは、たいていがこの「果てしない」んじゃないか? → ああ、それが限界なのね という道をたどっているように思えます。
全部解っちゃったら、ちょっと寂しい。
本当はそんなものはどこにもないと頭では解りつつ、それでもどこかにあるかもしれない「果てしない」ものを追い求める、人間というのは、そういうものなのかもしれないですよね。
だから、前回、ワタクシはロサンゼルスまであと少しのところまで行きながら、ラスベガスへ行ってしまったのです。
今回、シカゴからオクラホマシティまでのルート66の東の半分を埋めましたが、それでもまだ未知のルート66が残っているのです。
依然として、ルート66は「果てしない」可能性を持っているのです、ワタクシの中では!
・・・はい、ウソですね。後付けですね。今、考えましたね。
あの時は単にラスベガスにも行きたかっただけでしたね、ワタクシは。
ルート66については、やはり知らない人も多くいるわけで、今回も「どこ行くの?」と問われて、
「シカゴからオクラホマシティまで車でドライブするんです」
と答えると、たいていは「よくわからん」という顔をされました。
もしも、そういう人のうちの何人かでも、この日記を読んで下さって、
「ルート66っておもしろそうだね」
と思っていただけたら、とてもうれしいことなんですが、それも思い上がりが過ぎるというものでしょうね。
そういう方は、文章はすっ飛ばしていいから、写真だけでも見てください!
写真だけでもルート66の魅力は、充分伝わるはずですから!
こういうのがルート66なんです!
旅を終えまして、ワタクシのスーツケースにもステッカーが増えました!
前回も新しい州に入るたびにこの州ごとのステッカーをスーツケースに貼っていきましたが、今回でルート66全8州のステッカーがそろい踏み!
こちらの楕円のルート66ステッカーは、なんだかセンスがいい!
側面には、ベッキーズ・バーンでもらったステッカー!
さあ、そして、本日の動画は、この旅でワタクシが見たネオンのベストセレクションです!
まさにオールスターですよ!
さあ、長々と語ってきましたルート66の旅の話も、とうとうこれでおしまいであります。
でもね、またいつか、必ずルート66には行くつもりでいますよ、ワタクシは!
だって、今回でほとんどのルート66を走破とか言ってますけど、その実「デビルズ・エルボー」などの名所をすっ飛ばしてしまいましたし、「ヘンリーズ・ラビットランチ」や「アンティーク・トイ・ミュージアム」、あちこちのガソリンステーションなど、いろんなものが閉まってましたし。
今回もまた、宿題を多く残した旅になったのですよ!
バーストーからロサンゼルスの部分も残ってますし、何なら今回や前回走ったところをもう一度走ったって、絶対にまた新たな楽しみがあるに決まってます!
ルート66の旅は、まだまだ終わらないのですよ!
いつか必ず、また旅をする!
そして、それまでは、今回買った本を読んだり、ネットで情報を探したり、さらには自分で書いた日記を読み返したりして、次の旅を思い描いていたいと思います!
みなさま、今回も長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
<放浪放浪ルート66 2013 完>
素晴らしい表現ですね。
個性的な、面白い感性で捉えたルート66の記録、堪能しました!
クレイトン・アヴェニューのAMOCOの看板は、未だあるんですねぇ。感慨深い・・・。
で、次回はどちらへ?
今回も長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
また、この「誰か」のオモチャのばら撒き方が絶妙ですよね。
ルート66以外のアメリカにもそのうち・・・などと思ってしまうのですが、ルート66のオモチャの充実ぶりを知ってしまった後だと、よそが楽しめるか心配です・・・。
AMOCO看板は、正直「ただ大きいだけなんだし、時間がなかったらとばそう」と思っていたのでしたが、やはり実際に見ると、あまりにもバカバカしいまでの大きさで、よく解らない感動がありました!
見てよかったです!
旅は本当にすばらしくて、またあちこち行ってみたいきはするのですが、とりあえずはまずお金を貯めなければいけません・・・。
果たして、次の旅は、いつどこになるやら。