「一人○○」って、時々目にしますよね。
「一人カラオケ」とか、「一人焼肉」「一人遊園地」だとか、普通はカップルや友達グループなんかですると思われることを、どこまで一人でできるか。
「うわ、あの人、一人で来てる・・・」
みたいな視線に、どこまで耐えることができるか、というのがテーマでして、これまた人によって耐えられる耐えられないの基準が結構バラバラで、それなりに盛り上がるトークテーマでもあります。
ワタクシはもともと、みんなといるのも楽しいけれど、一人の時間も決して嫌いではない性質ですので、まずまず耐性がある方ではないかと思うのですよね。
「一人カラオケ」「一人ファミレス」などはやったことあるもんね!
ちなみにある年の誕生日、一人である場所の観覧車に乗るというネタを考えて出かけたのでしたが、さすがにそれは恥ずかしくて、現地まで行ったものの「一人観覧車」を実現できずに帰って来たということがありました。
その辺がワタクシの「一人○○」のデッドラインみたいなのですね。
で、先日、あるところで、この「一人○○」の話になったのですが、その中でなんと
「『一人ハワイ』は、『一人○○』の中でも、かなり上級編」
という説が出て、ビックリしました。
えー! 余裕ですやん!!
っていうか、一人ハワイなんか「一人○○」の中に入れていいの、これ?
「一人カラオケ」ですとか「一人ファミレス」については、さすがのワタクシでも若干の恥ずかしさと言いますか、後ろめたさを感じるものだったのですよ。
「本来、複数人で来るところへ、今おれは一人で来てしまっている。
きっとお店の人に『ああ、この人、友達いないんだ』って思われてるに違いない・・・」
っていう忸怩たる思いがありましたよ。
ところが「一人ハワイ」なんてものは、アナタ。
お金さえいただければ、ワタクシ、今すぐにでも大喜びで行ってきますよ?
むしろもう、今となっては「ハワイは一人で行くのがサイコー!」とすら考えていますよ、ワタクシは?
それが「一人○○」の上級編? ハ! 考えられないね!
どうして「一人ハワイがサイコー」なのか。
複数人で、例えば恋人でも友達でもいいですが、誰かと一緒に行くとなった場合、まず第一に「モチベーションがそろわない」心配があります。
ワタクシはハワイ大好きのおじさんですが、同行人はハワイのことよく知らない人かもしれないじゃないですか。
それでも「吉田があんなに大好きなハワイだから、きっと楽しいんだろう。楽しみ!」と思ってくれてるなら、まだいい。
もしも「うーん、まぁ、旅行するのはイヤじゃないけど、別にハワイに思い入れもないし・・・」なんて思ってる人だったとしたら、この落差にはかなりイヤな予感がしてしまうのです。
ワタクシはきっと大いに楽しみだから、出発前にもテンションが上がってしまっていることでしょう。
同行人はきっと、そんなワタクシが次第にメンドクサくなってきて、旅行が不安になってくるはずです。
もしもこれが恋人だったりしたら、むしろハワイがキッカケで別れることになりかねないような気がしますね、ワタクシは。
ワタクシが思いますに、そもそも旅行なんてものは「行きたくてしょうがない!」と思えるところがあって、そこへ行くから楽しいのです。
「なんとなくどこかへ行きたいから」とか「みんながいいって言ってるから」とかの理由でモチベーションの低い行き先の選び方をしてしまいますと、得られる喜びも少なくなってしまいそうに思えるのですよ。
第二の理由。
「目的がそろわない」!
もしも同じようにハワイ大好きのテンションを持つ人と旅を共にすることになっても、今度はこの問題が立ちふさがるわけです。
ハワイというのは、いろんなことができる場所であるので、旅行する人ごとに目的はさまざまなのですね。
特にハワイ大好きな人であればあるほど、確固たる目的があるはず。
とにかくずっと泳いでるかサーフィンしてるって人もいれば、買い物三昧で帰りには荷物が倍になってるという人もいるでしょう。
ワタクシは毎度ハワイには水着も持っていかず、朝早いバスに乗って山に登ったり、オアフ最西端の岬を歩いたり、アロハシャツを買い漁ったり、よくわからない街をウロツキ回ったり、という楽しみ方ですので、サーフィン命! みたいな人と一緒に行ったら、現地ではほぼ別行動になってしまうのでしょう。
例えば、ゴージャスなホテルに泊まってみたい、なんて方は主に女性には多いように思うのですが、ワタクシなんかが好む宿は、とにかく値段が安く立地がいい、というところ。
この2人のカップルでは、たとえどこにホテルを決めても、どちらかに不満が残りますよね。
たまには相手の趣味に付き合うことで、新たな人生の楽しみが増えるかもしれない、と思えるならいいのですが、ワタクシがそこまでオトナである自信が全くありません・・・。
たまにしか行けない旅行だからこそ思いどおりに楽しみたい、というのであれば、やはり一人旅にした方が満足できるのではないかと思ってしまいます。
以上、ごく簡単に2点だけを眺めてみましても、いかに「一人ハワイ」がすばらしいか、わかっていただけたんじゃないかと思います。
やっぱり「一人ハワイ」サイコー!
・・・なのですが・・・まあ、でも・・・。
我が身を振り返って考えてみますと、初めてのハワイは家族に誘われて行ったのでした。
いざ行く前になってみますと、いろいろ調べて興味も出て、楽しみになっていたのですが、その時が初めての海外旅行でもあったワタクシは、それまで旅行なんて全く関心がなかったのでしたね。
親というのは、やはりいつまでも子供のことを気にかけてくれるもので「子供と一緒に行きたい」と思ってくれたからこそ、ワタクシの初ハワイはあったのでした。
そして、両親はワタクシ達と行ければ、その先でどうだろうと幸せだと思ってくれたのだと思います。
そう、つまり複数で行く旅行の場合は、主目的が「行く相手と(あるいは仲間と)楽しく過ごしたい」という意識があることが大切なような気がします。
それならきっと、たとえ行った先で自分の趣味じゃないことをしても、それで喜んでる同行人の顔を見れば満足できる、というものかもしれませんね。
つまり、一人旅と複数での旅行では、その目的も楽しみ方も変わってくるということなわけですよ。
しかし、それを知りながら、たとえ誰かと一緒に旅行しても、一人の時と同じように自分がハワイを楽しむことだけに一所懸命になってしまいそうなワタクシ。
そのワタクシこそが、実はサイテーってことなんじゃないのか。
ワタクシよ、まずはオトナになれ!
と、どうもこれはそういう話なんじゃないかという気がします・・・。
「一人カラオケ」とか、「一人焼肉」「一人遊園地」だとか、普通はカップルや友達グループなんかですると思われることを、どこまで一人でできるか。
「うわ、あの人、一人で来てる・・・」
みたいな視線に、どこまで耐えることができるか、というのがテーマでして、これまた人によって耐えられる耐えられないの基準が結構バラバラで、それなりに盛り上がるトークテーマでもあります。
ワタクシはもともと、みんなといるのも楽しいけれど、一人の時間も決して嫌いではない性質ですので、まずまず耐性がある方ではないかと思うのですよね。
「一人カラオケ」「一人ファミレス」などはやったことあるもんね!
ちなみにある年の誕生日、一人である場所の観覧車に乗るというネタを考えて出かけたのでしたが、さすがにそれは恥ずかしくて、現地まで行ったものの「一人観覧車」を実現できずに帰って来たということがありました。
その辺がワタクシの「一人○○」のデッドラインみたいなのですね。
で、先日、あるところで、この「一人○○」の話になったのですが、その中でなんと
「『一人ハワイ』は、『一人○○』の中でも、かなり上級編」
という説が出て、ビックリしました。
えー! 余裕ですやん!!
っていうか、一人ハワイなんか「一人○○」の中に入れていいの、これ?
「一人カラオケ」ですとか「一人ファミレス」については、さすがのワタクシでも若干の恥ずかしさと言いますか、後ろめたさを感じるものだったのですよ。
「本来、複数人で来るところへ、今おれは一人で来てしまっている。
きっとお店の人に『ああ、この人、友達いないんだ』って思われてるに違いない・・・」
っていう忸怩たる思いがありましたよ。
ところが「一人ハワイ」なんてものは、アナタ。
お金さえいただければ、ワタクシ、今すぐにでも大喜びで行ってきますよ?
むしろもう、今となっては「ハワイは一人で行くのがサイコー!」とすら考えていますよ、ワタクシは?
それが「一人○○」の上級編? ハ! 考えられないね!
どうして「一人ハワイがサイコー」なのか。
複数人で、例えば恋人でも友達でもいいですが、誰かと一緒に行くとなった場合、まず第一に「モチベーションがそろわない」心配があります。
ワタクシはハワイ大好きのおじさんですが、同行人はハワイのことよく知らない人かもしれないじゃないですか。
それでも「吉田があんなに大好きなハワイだから、きっと楽しいんだろう。楽しみ!」と思ってくれてるなら、まだいい。
もしも「うーん、まぁ、旅行するのはイヤじゃないけど、別にハワイに思い入れもないし・・・」なんて思ってる人だったとしたら、この落差にはかなりイヤな予感がしてしまうのです。
ワタクシはきっと大いに楽しみだから、出発前にもテンションが上がってしまっていることでしょう。
同行人はきっと、そんなワタクシが次第にメンドクサくなってきて、旅行が不安になってくるはずです。
もしもこれが恋人だったりしたら、むしろハワイがキッカケで別れることになりかねないような気がしますね、ワタクシは。
ワタクシが思いますに、そもそも旅行なんてものは「行きたくてしょうがない!」と思えるところがあって、そこへ行くから楽しいのです。
「なんとなくどこかへ行きたいから」とか「みんながいいって言ってるから」とかの理由でモチベーションの低い行き先の選び方をしてしまいますと、得られる喜びも少なくなってしまいそうに思えるのですよ。
第二の理由。
「目的がそろわない」!
もしも同じようにハワイ大好きのテンションを持つ人と旅を共にすることになっても、今度はこの問題が立ちふさがるわけです。
ハワイというのは、いろんなことができる場所であるので、旅行する人ごとに目的はさまざまなのですね。
特にハワイ大好きな人であればあるほど、確固たる目的があるはず。
とにかくずっと泳いでるかサーフィンしてるって人もいれば、買い物三昧で帰りには荷物が倍になってるという人もいるでしょう。
ワタクシは毎度ハワイには水着も持っていかず、朝早いバスに乗って山に登ったり、オアフ最西端の岬を歩いたり、アロハシャツを買い漁ったり、よくわからない街をウロツキ回ったり、という楽しみ方ですので、サーフィン命! みたいな人と一緒に行ったら、現地ではほぼ別行動になってしまうのでしょう。
例えば、ゴージャスなホテルに泊まってみたい、なんて方は主に女性には多いように思うのですが、ワタクシなんかが好む宿は、とにかく値段が安く立地がいい、というところ。
この2人のカップルでは、たとえどこにホテルを決めても、どちらかに不満が残りますよね。
たまには相手の趣味に付き合うことで、新たな人生の楽しみが増えるかもしれない、と思えるならいいのですが、ワタクシがそこまでオトナである自信が全くありません・・・。
たまにしか行けない旅行だからこそ思いどおりに楽しみたい、というのであれば、やはり一人旅にした方が満足できるのではないかと思ってしまいます。
以上、ごく簡単に2点だけを眺めてみましても、いかに「一人ハワイ」がすばらしいか、わかっていただけたんじゃないかと思います。
やっぱり「一人ハワイ」サイコー!
・・・なのですが・・・まあ、でも・・・。
我が身を振り返って考えてみますと、初めてのハワイは家族に誘われて行ったのでした。
いざ行く前になってみますと、いろいろ調べて興味も出て、楽しみになっていたのですが、その時が初めての海外旅行でもあったワタクシは、それまで旅行なんて全く関心がなかったのでしたね。
親というのは、やはりいつまでも子供のことを気にかけてくれるもので「子供と一緒に行きたい」と思ってくれたからこそ、ワタクシの初ハワイはあったのでした。
そして、両親はワタクシ達と行ければ、その先でどうだろうと幸せだと思ってくれたのだと思います。
そう、つまり複数で行く旅行の場合は、主目的が「行く相手と(あるいは仲間と)楽しく過ごしたい」という意識があることが大切なような気がします。
それならきっと、たとえ行った先で自分の趣味じゃないことをしても、それで喜んでる同行人の顔を見れば満足できる、というものかもしれませんね。
つまり、一人旅と複数での旅行では、その目的も楽しみ方も変わってくるということなわけですよ。
しかし、それを知りながら、たとえ誰かと一緒に旅行しても、一人の時と同じように自分がハワイを楽しむことだけに一所懸命になってしまいそうなワタクシ。
そのワタクシこそが、実はサイテーってことなんじゃないのか。
ワタクシよ、まずはオトナになれ!
と、どうもこれはそういう話なんじゃないかという気がします・・・。