吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

放浪放浪ルート66 8.ツクムカリからアルバカーキ

2011-08-31 18:39:48 | 日記
ワタクシの、1軒のモーテルへの思い入れがとてもキモいことかとは思いますが!

とりあえず、もう少しだけ「ブルースワローモーテル」の写真を見てやってください!

お願いします!

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夕暮れ、灯が入ってすぐのネオン。

「MOTEL」の「E」の下あたりがガクガクになってて、解像度の低い写真みたいになっちゃってますが、これはこういう建物なのです。

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「ブルースワロー」の「B」だけ消えちゃってますね。

「TV」の文字がスゴイ。

このネオンを作った頃には「TVがあるよ!」ってことが売りになったわけですよね。

伝統の重みですね。

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人気ない夜のロビーが、ロマンティック!

何だか子供の頃にこういう景色を絵本で見た気がします。

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明け方、うれしくて目が覚めちゃいました。

ルート66の先からまもなく日が昇ります。

静かに始まろうとしているツクムカリの朝。



ロビーで飲み物を買って、部屋で朝ご飯。

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晩ご飯の「デルズ」で包んでもらったほのかに甘いパンと「ミッドポイント・カフェ」でバーガーについてきたポテトチップス。

ルート66ソーダは、あちこちのお土産屋さんで売ってて、いろんな種類があります。

この時はライムソーダを。

王冠は手でひねって開けることができるんですね。知らなかった・・・。

支度をして、ロビーに鍵を返しに行きました。

ケヴィンとまた握手して、


ワ「いつかまた必ずここに来ます!」


と、約束。

なんだか、この旅で、これから先にワクワクするよりも、この場所を離れるのが悲しいというのは、初めてのことでした。

車に乗って、オールドダウンタウンで駅舎や街並みを少し見てから、またツクムカリBlvdへ。

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これも看板がカッコいい「Ken's Ice Cream」で朝アイス。

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テキトーに注文したので、何アイスだったか忘れました。

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もうやってないのかもしれない「Pony Soldier Motel」の看板もすごくカッコいい!

「MOTEL」が串刺しになってるのがいいですね!

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街の南東の方角にそびえるツクムカリ山。

てっぺんが平たいのです。

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街の西の端っこあたりには、ツクムカリ・コンベンションセンターがあって、この66オブジェがあります。

ちょっと変だけど、それでいてカッコいい!

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「バッカルー・モーテル」もとてもカッコいい看板を持ってるだけに、ネオンが点灯してなかったのが残念過ぎます!



そして、この辺りまで来てしまうと、ツクムカリの街もいよいよ終わりです。

いやーっ、寂しいですけどね! こういうことの繰り返し、それが旅なんですよね!

この後も、こんな感じで続いて行くんですよね!


<動画>


さあ、気を取り直して、今日最初に訪ねるのはサンタローザの街!

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いきなり車が宙に浮いてるのは「ルート66オートミュージアム」の看板でした。

中には、マニアの方なら垂涎ものであろう車が多数展示されていたのですが、例によってワタクシはその辺がいまいちピンと来ませんので、変なものにばかり興味が出てしまいます。

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キャデラックのベンチ!

これって本物の車を輪切りにするんですか!?

大きいのもそうですが、とにかく重そう・・・。

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黄色いタクシーがあれば、必ずやっちゃう「クレイジー・タクシー」ごっこ。

ゲーム「クレイジー・タクシー」をご存知ない方は、スルーしてやってください!

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「ルート66レストラン」で昼ご飯を。

外観はカッコいいんですが、店内は普通のレストラン風でルート66らしさは、それほど感じませんでした。

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それほど食欲がなかったので、軽めにBLTサンドを頼みましたが、ベーコンが硬くていまいち!

そして、ここでもポテトチップスが。

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あんまりルート66ガイド本にも載ってない「Sun'n Sand Motel」の看板ですが、これはカッコいい!

「太陽と砂」という砂漠にピッタリのネーミングの上、太陽をデザインした看板がニューメキシコ州の州旗のマークになってます。

チュッパチャプスが並んだレストランもかわいらしい!

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ロードサイドアトラクションにもなっている「ジョセフス・バー&グリル」のおじさん看板。



I-40に戻りまして、クラインズ・コーナーズというサービスエリアみたいなところで給油して、お土産を見て、さらに西へ。

スタートしてからずっと平原を走って来たのですが、今回の旅で初めて、やや山がちな道になってきました。

今日の目的地はアルバカーキという街なのですが、ここは四方を山に囲まれた盆地のような地形なのですね。

ところで「ALBUQUERQUE」って、つづり難し過ぎでしょ!?

ああ、そうだ、サンタローザからアルバカーキに着くまでには北方向への分岐がいくつかありましてね、そのどれかへ進めば全米でも有数の観光地サンタフェに行けるんですが、ワタクシは特に興味が出なかったので、今回はサンタフェを華麗にシカトさせていただきます。

またいつか、そういうところにも行きたくなったら、ってことで!

さあ、I-40は山がちな道を登って降りて、アルバカーキの街に入って来ました。

まず最初に思ったのは「車が多い!」ってこと。

スタート地点のオクラホマシティは、街中を走りませんでしたので除外しますと、今回の旅では小さな街ばかりを走って来てましたもんね。

これまで大きな街と言えばアマリロぐらいでしたが、それでも人口は20万人に満たない程度なのです。

アルバカーキはニューメキシコ州で最大の都市で、人口45万人ほど。


ワ「うわああ、大都会だあ」


交通量にビビって、スッカリ田舎者の気分です。

街の中心部を走る通りが、そのままルート66なのでして、かなり混雑しています。

何が困るって、おもしろいものを見つけても、気軽に車を止められないんですよね。



ルート66沿いには、こういう大型の人形看板、俗に「マフラーマン」と呼ばれているものがいくつかあるのですが、ここアルバカーキではベトナム料理店「メイカフェ」にそれが。

車で走ってて急に見つけましたので、運転席からの撮影となりました・・・。



ショックだったのは、この「アズテック・モーテル」。

Googleストリートビューでこのモーテルを見つけた時は、建物の飾り付けがとてもおもしろく、ぜひ現地で見てみたいと思っていたのですが・・・。

看板が残っているだけで、モーテルはキレイに整地されてしまっていました・・・。



「モーテル・ハイウェイハウス」も、ルート66本などでは見たことのないモーテルでしたが、看板はすばらしい!

「SLEEP IS OUR BUSINESS」の一文が誇らしげですね!

ちなみにこの辺り、この旅では珍しく小雨が降っています。

さらに進んで行きますと、



「ルート66ダイナー」を見つけました!

ルート66沿線に無数にあるダイナーの中でも、もっとも有名なお店じゃないでしょうか。

フィフティーズ気分満載のネオンサインは、モチロンいろんな写真で見てきました!

とりあえず昼ご飯が軽かったので、もうここで晩ご飯にしちゃいますけど、後でネオンの撮影にも絶対来るんだもんね!





どこを見ても、実にステキ!



ワタクシの注文は、名物のバニラシェーキと「アルバカーキー・ターキー」という、またしてもターキーベーコンのサンドイッチ。

昨日のケサディーヤが美味しかったので、グリーンチリが入ってるというのを見ただけで決めました。

注目していただきたいのはポテトサラダ。

実は、毎日サンドイッチ中心の食事を摂る中、どうもフレンチフライ、つまりフライドポテトですね、あれに飽きてしまったのです、ワタクシは。

こういうメニューには、フレンチフライがついてくるのがお約束ですが、実はメニューをよく見ると、ポテトサラダとかグリーンサラダに変更可能、という場合があるのですね。

ここはメニューからそれを読み取って、すかさずポテトサラダへの変更が成功したのでした!

お腹が空いていたこともありますが、この晩ご飯はとても美味しくて、ものすごい勢いで食べてしまいました。

満足してお店を出て、車を出そうとしますと、バックミラーに見覚えのある人影が!

なんと、またしてもバイカーカップルの2人!

もう、お互い、爆笑でした!



<つづく>

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