デザインフェスタが迫ってきていまして(11月6日7日です。ビッグサイトに来てね!)、いろいろと準備に心動いております。
いつものようにTシャツの店を出すわけですが、展示にちょっとした工夫をしたいと思いまして、そのためにいるものを見に合羽橋へ行きたいと思っていたのでした。
で、午後、軽い用事をすませてから、電車に乗って出かけたわけなんですが、車中ボンヤリと考えてみるに、別に合羽橋でしか買えないようなものを用意する必要もないんじゃないか、アリモノで何とかなるんじゃないか、と思えてきたのですね。
おおお、やるじゃないか、ワタクシ。
冴えとるじゃないか。
アッタマいーい。
一人、中央線の車内で吊り皮を持ちながらニヤつくワタクシでしたが、じゃあ、今日どうするのか?
もう結構来ちゃってるんですよねぇ。
そして、時間も午後遅い。
そんなに遠くへ行くわけにもいきませんし・・・。
・・・あ、そうだ。
浅草橋から都営地下鉄浅草線に乗り換え、合羽橋へ行くなら浅草ででも降りればいいのですが、もう一駅乗って本所吾妻橋で降りました。
初めての駅です。
ところで「昭和元禄」さんてTシャツブランドさんがありましてね、「精神的な和」をコンセプトにTシャツを作ってまして、神社や神道をテーマにした作品も多いのです。
主宰のテラオさんはあちこち神社巡りなんかもされてまして、イベントなどで顔を合わせますと、Tシャツそっちのけで鳥居トークになってしまいます。
ホラ、ワタクシも鳥居ファンですから!
で、以前、ネットを調べてて、珍しい鳥居が、しかも2つ立て続けにあるというのを見つけてしまいまして、テラオさんに話したところ、早速行ってみたのだそうで、
テ「すごくよかったですよ!」
ってことだったのでした。
しかし! ワタクシは、調べただけで行ったことがなかったのです!
これは、なんかクヤシイ!
いつかは行きたい! いや、鳥居ファンとして、行かねばならぬ!
・・・という件を思い出したのでした。
それが、この本所吾妻橋の近くだったのです。
いやぁ、これはいいものを思い出しましたね。
よしよし、行ってみようじゃないの。
本所吾妻橋駅から北へ歩き始めますと、なんだか、みんなが同じ方向を見ているのに気づきました。なになに?

あ、そうか!
ウカツにもほどがありますね。
建設中のスカイツリーのすぐ近くだったんだ。
ワタクシ、ナマで見るのは初めてです。
これで何%くらいできてるんでしょうか・・・?
それにしても、橋の上に、まるでホエールウォッチングか何かみたいに人がズラリといるのはおもしろいですね。
1日ずーっと見てたりするんでしょうか?
そんなに変化があるものなの?
さてさて、1個目の神社は「牛島神社」です。

浅草界隈の人力車の車夫のみなさんが研修中だった様子ですが、この鳥居は抜群に珍しい!
お解りいただけますか?
メインの鳥居の両脇にサブの鳥居(袖鳥居って言うんですって)がついてる形なのですね。
奈良県の大神(おおみわ)神社のが有名だそうですが、ワタクシの実家からでもかなり遠いところなのです。
関東では秩父の山奥の三峯神社にあるとのことですが、これも遠い!
でも、こんなところにあったとは、知りませんでした。
しかも木造ですね。
おお、これはいいものを見た、ということで、次の神社を目指して歩いていますと、道の脇に帽子屋さんが。
何でも謝恩セールということで、ほとんどの帽子が¥980! 中には¥500のものも!
本当は女性向けの帽子が専門のお店だったようですが、ワタクシの興味に触れるものもありましたので、

ハンチングを買いました!
やはりワタクシは、こういうどこかに文字とかロゴとかの要素があるものに弱いのですね。
このお店は「たけ井商店」さんで、謝恩セールは10月20日までですって。
主に女性の方は急いで!
はい、それでは2個目の神社「三囲(みめぐり)神社」!

入口あたりにも3連続で鳥居があったりしたのですが、圧巻なのはこの写真の辺り。
鳥居が横に4つ並んでますね!
いちばん右の赤いのは、氏子の方々の寄進のようで、赤い鳥居のトンネルができてました。
ものすごい鳥居天国ですね。
鳥居ファンには、たまらない場所です!
で、そういったものを眺めながら進んでいきますと、いちばん奥に、目指すものがありました。

これ、井戸の上にあるのです。
ちょっと向きを変えてみますと・・・

お解りいただけましたか?
三角形になっているのです!
上の写真の右下の説明は、
「三角石鳥居
三井邸より移す。原形は京都太秦・木島神社にある」
としてあります。
三柱鳥居(みつばしらとりい)というそうですが、何か湧水に関係のある鳥居のようですね。
三柱鳥居は、ここの他には例えば岐阜県にもあるらしいですが、その鳥居のある場所には神社はなく、車が通れる道から不明瞭な山道を2kmほども歩かなければ着けないそうです。
なんだか、この鳥居自体がミステリアスなものに思えてきますね。
なぜ三角形なのか・・・?
はい! しかしワタクシはただの「鳥居ファン」!
宗教的価値や歴史・文化的な面から、この鳥居を研究したり、謎を究明したりということは一切いたしません!
ただただ鳥居の姿を眺めて、
「カッコいいなぁ・・・」
って言えば、活動はオシマイなのであります!
いやぁ、いい鳥居が2つも!
今日はいい日だ!
いい日ついでに、この辺りで有名な「山本や」さんの桜餅を食べました!

桜餅、とひとことで言いますが、これまた関東と関西では違うものみたいでして、こういうクレープ状の皮であんこをくるんだ形は関東式。
ワタクシが馴染みあるのは関西風でして、モチ米を蒸して乾燥させ粗挽きした「道明寺粉」で皮を作って、それであんこをくるみます。
丸いおまんじゅう状のものができまして、表面がツブツブしているのが特徴ですね。
どちらも塩漬けにした桜の葉で包んであるのは同じです。
区別する場合は、それぞれ作ったお寺の名前で、関東のは「長命寺」、関西のは「道明寺」と呼ぶようです。
ワタクシは、「桜餅」と言われれば、反射的に「道明寺」を思い浮かべてましたので、今回の「長命寺」には意表を突かれました。
これまた初めて食べたのかも・・・?
なお、ワタクシはモチロン桜の葉も食べる派です。
桜餅の葉を食べるのか残すのか、については、昔激怒して書いた日記がありますので、おヒマな方はお付き合いいただけませんでしょうか!
http://plaza.rakuten.co.jp/yoshida758do/diary/200612190000/
ちなみに、この辺りと言えばもうひとつ、「言問団子」さんも有名なお店ですが、こちらは次回来た時に必ず食べます!
以上、アドリブで急にやったわりには意外に楽しめて、しかも全部終わって上野まで戻っても夕方6時にはなっていなかったという、充実した一人歩きでした!
いつものようにTシャツの店を出すわけですが、展示にちょっとした工夫をしたいと思いまして、そのためにいるものを見に合羽橋へ行きたいと思っていたのでした。
で、午後、軽い用事をすませてから、電車に乗って出かけたわけなんですが、車中ボンヤリと考えてみるに、別に合羽橋でしか買えないようなものを用意する必要もないんじゃないか、アリモノで何とかなるんじゃないか、と思えてきたのですね。
おおお、やるじゃないか、ワタクシ。
冴えとるじゃないか。
アッタマいーい。
一人、中央線の車内で吊り皮を持ちながらニヤつくワタクシでしたが、じゃあ、今日どうするのか?
もう結構来ちゃってるんですよねぇ。
そして、時間も午後遅い。
そんなに遠くへ行くわけにもいきませんし・・・。
・・・あ、そうだ。
浅草橋から都営地下鉄浅草線に乗り換え、合羽橋へ行くなら浅草ででも降りればいいのですが、もう一駅乗って本所吾妻橋で降りました。
初めての駅です。
ところで「昭和元禄」さんてTシャツブランドさんがありましてね、「精神的な和」をコンセプトにTシャツを作ってまして、神社や神道をテーマにした作品も多いのです。
主宰のテラオさんはあちこち神社巡りなんかもされてまして、イベントなどで顔を合わせますと、Tシャツそっちのけで鳥居トークになってしまいます。
ホラ、ワタクシも鳥居ファンですから!
で、以前、ネットを調べてて、珍しい鳥居が、しかも2つ立て続けにあるというのを見つけてしまいまして、テラオさんに話したところ、早速行ってみたのだそうで、
テ「すごくよかったですよ!」
ってことだったのでした。
しかし! ワタクシは、調べただけで行ったことがなかったのです!
これは、なんかクヤシイ!
いつかは行きたい! いや、鳥居ファンとして、行かねばならぬ!
・・・という件を思い出したのでした。
それが、この本所吾妻橋の近くだったのです。
いやぁ、これはいいものを思い出しましたね。
よしよし、行ってみようじゃないの。
本所吾妻橋駅から北へ歩き始めますと、なんだか、みんなが同じ方向を見ているのに気づきました。なになに?

あ、そうか!
ウカツにもほどがありますね。
建設中のスカイツリーのすぐ近くだったんだ。
ワタクシ、ナマで見るのは初めてです。
これで何%くらいできてるんでしょうか・・・?
それにしても、橋の上に、まるでホエールウォッチングか何かみたいに人がズラリといるのはおもしろいですね。
1日ずーっと見てたりするんでしょうか?
そんなに変化があるものなの?
さてさて、1個目の神社は「牛島神社」です。

浅草界隈の人力車の車夫のみなさんが研修中だった様子ですが、この鳥居は抜群に珍しい!
お解りいただけますか?
メインの鳥居の両脇にサブの鳥居(袖鳥居って言うんですって)がついてる形なのですね。
奈良県の大神(おおみわ)神社のが有名だそうですが、ワタクシの実家からでもかなり遠いところなのです。
関東では秩父の山奥の三峯神社にあるとのことですが、これも遠い!
でも、こんなところにあったとは、知りませんでした。
しかも木造ですね。
おお、これはいいものを見た、ということで、次の神社を目指して歩いていますと、道の脇に帽子屋さんが。
何でも謝恩セールということで、ほとんどの帽子が¥980! 中には¥500のものも!
本当は女性向けの帽子が専門のお店だったようですが、ワタクシの興味に触れるものもありましたので、

ハンチングを買いました!
やはりワタクシは、こういうどこかに文字とかロゴとかの要素があるものに弱いのですね。
このお店は「たけ井商店」さんで、謝恩セールは10月20日までですって。
主に女性の方は急いで!
はい、それでは2個目の神社「三囲(みめぐり)神社」!

入口あたりにも3連続で鳥居があったりしたのですが、圧巻なのはこの写真の辺り。
鳥居が横に4つ並んでますね!
いちばん右の赤いのは、氏子の方々の寄進のようで、赤い鳥居のトンネルができてました。
ものすごい鳥居天国ですね。
鳥居ファンには、たまらない場所です!
で、そういったものを眺めながら進んでいきますと、いちばん奥に、目指すものがありました。

これ、井戸の上にあるのです。
ちょっと向きを変えてみますと・・・

お解りいただけましたか?
三角形になっているのです!
上の写真の右下の説明は、
「三角石鳥居
三井邸より移す。原形は京都太秦・木島神社にある」
としてあります。
三柱鳥居(みつばしらとりい)というそうですが、何か湧水に関係のある鳥居のようですね。
三柱鳥居は、ここの他には例えば岐阜県にもあるらしいですが、その鳥居のある場所には神社はなく、車が通れる道から不明瞭な山道を2kmほども歩かなければ着けないそうです。
なんだか、この鳥居自体がミステリアスなものに思えてきますね。
なぜ三角形なのか・・・?
はい! しかしワタクシはただの「鳥居ファン」!
宗教的価値や歴史・文化的な面から、この鳥居を研究したり、謎を究明したりということは一切いたしません!
ただただ鳥居の姿を眺めて、
「カッコいいなぁ・・・」
って言えば、活動はオシマイなのであります!
いやぁ、いい鳥居が2つも!
今日はいい日だ!
いい日ついでに、この辺りで有名な「山本や」さんの桜餅を食べました!

桜餅、とひとことで言いますが、これまた関東と関西では違うものみたいでして、こういうクレープ状の皮であんこをくるんだ形は関東式。
ワタクシが馴染みあるのは関西風でして、モチ米を蒸して乾燥させ粗挽きした「道明寺粉」で皮を作って、それであんこをくるみます。
丸いおまんじゅう状のものができまして、表面がツブツブしているのが特徴ですね。
どちらも塩漬けにした桜の葉で包んであるのは同じです。
区別する場合は、それぞれ作ったお寺の名前で、関東のは「長命寺」、関西のは「道明寺」と呼ぶようです。
ワタクシは、「桜餅」と言われれば、反射的に「道明寺」を思い浮かべてましたので、今回の「長命寺」には意表を突かれました。
これまた初めて食べたのかも・・・?
なお、ワタクシはモチロン桜の葉も食べる派です。
桜餅の葉を食べるのか残すのか、については、昔激怒して書いた日記がありますので、おヒマな方はお付き合いいただけませんでしょうか!
http://plaza.rakuten.co.jp/yoshida758do/diary/200612190000/
ちなみに、この辺りと言えばもうひとつ、「言問団子」さんも有名なお店ですが、こちらは次回来た時に必ず食べます!
以上、アドリブで急にやったわりには意外に楽しめて、しかも全部終わって上野まで戻っても夕方6時にはなっていなかったという、充実した一人歩きでした!