今年。
ワタクシたちは、多くのものを失ってきました。
アナタもきっとそうだったでしょう。
とにかくすべての娯楽は消え失せてしまって、辛いことや苦しいことばかりは残り、まったくヒドいものとなってしまった日常を、ワタクシたちは送って来ましたよね。
4月にあるはずだったデザフェス51も中止になりました。
6月の名古屋クリマも中止。
ナゴヤ堂にとってもっとも楽しいイベントの場が一切合切失われてしまって、ワタクシも本当に、
「こんなん、生きてて意味あるのか!?」
と問いたくなる日々でした。
でも、いつかはこの混乱も収まって、元の日常が戻ってくるだろう、と、バカなワタクシは、まだ考えていたのですが、5月に突然メールが届いたのでした。
差出人は、赤帽T運送さん。
ここ10年近く、ナゴヤ堂がデザフェス出展の際は、必ずお世話になってきた赤帽さんです。
もはや完璧にデザフェスでのお仕事について熟知いただいてまして、ワタクシとしては完全に下駄を預けていられる仕事人。
そして、それだけでなく、真面目で真摯でありながらも粋なところがあって、見識も高く、ワタクシは人として尊敬している、そういう方なのですね。
この先も出来ればずっと、デザフェスにはT運送さんのトラックで乗り付けたい、と思っていたワタクシだったのですが、メールの内容は、
「体調を崩したため、赤帽を廃業することになりました」
というもので、ワタクシはショックで固まったのをよく覚えています。
そんなバカな。
4月のデザフェスが中止になった時に、すでに予約してたのをキャンセルの連絡をして、
「キャンセル料はいくらですか?」
と聞いたのに、頑として聞いていただけず、
「コロナが落ち着いたら、ボッタクリ営業をさせていただきますので! 次回11月を楽しみにしてます!」
って言ってくれてた矢先じゃないですか!
まさか、こんな形でT運送さんとの別れが来るなんて、夢にも思ってなかったのですよ。
ワタクシは、ここでようやく悟ったのです。
コロナが落ち着けば、あるいは世の中はまた元のようになるかもしれない。
しかし、失われたものの一部には、決して取り戻すことができないものもあるのだ、ということを。
いつも通り、自分がバカ過ぎて、嫌になります。
(T運送さんのその後は、病気のために手術があるとのことで、ワタクシは心配しているのですが、T運送さんにとっては
ワタクシは、仕事の上だけでの人間関係でしょうから、それ以降メールを送れていません。どうかご無事で!)
今回のデザフェスは、4月の回からそのままスライドで出展させていただけるとのことで、ブースナンバーも同じ「E-192」。
新たに別の赤帽さんをお願いしまして、初日、ビッグサイトへ。
ブースが組み上がりました!
今回の新作は、コチラの「カレー」Tシャツ!
「本わか」に続く、矢印モノ第2弾ですよ!
これさえ着てれば、どんな時もカレーのことを考えてるってことになるという、例によって、何の得もないTシャツです!
恒例のブース見下ろし写真!
数日前にヤフオクで買った茶色のウェスタンシャツが、柄も楽しくて、「カレー」Tの黄色とも相性バッチリ!
さて、まぁ、今回だけは、お客様もいつもより少なくなるだろう、と覚悟はしてました。
まだまだ新型コロナは怖いですし、いよいよ寒くなってきて、第2波が本格化って心配もありますよね。
実際、出展者の方の中でも、自粛の動きはあったようで、空きになってるブースもたくさんありました。
お客様も少なくて、売上も決して奮わないだろうとは思ったのですが、それは覚悟の上です。
今回だけは、売上が少ないとかブーたれるのだけは止めよう。
それよりも、よくぞデザフェス、開催してくれた、と。
そういう気持ちで挑むのだと、思ってきたのですよ。
なんたって、これでデザフェス潰れてしまったら、次回だって絶対ないわけですから!
まぁ、そして、それでも、開場後1時間半も売り上げがないなんてのは、いつ以来だったでしょう!
いやぁ、やっぱりお客様が少ないから、と思っていたのですが、周りのブースさんは早くから売り上げてるんですよ!
これはやはり、どうしてもナゴヤ堂の商品どもがダメだってことになるじゃないですか!
歯を食いしばって売り続けた結果、「仕事中」や「脇役」など、近年のナゴヤ堂では定番と言える商品にようやく売れ行きがつきました!
あー、よかったよかった!
結局1日の売り上げとしては、相当昔のナゴヤ堂レベルということで、
「こりゃ、マズイなあ」
と思いましたが、そういうことは今回気にしないから!
デザフェスがあっただけでラッキーなことなんだから!
と無理矢理強く思い込んで、初日のビッグサイトを後にしたのでした。
明日は少しでも伸びるかなあ・・・。
でも、たいていイベントって、初日の方が成績いいんだよなあ・・・。
ワタクシたちは、多くのものを失ってきました。
アナタもきっとそうだったでしょう。
とにかくすべての娯楽は消え失せてしまって、辛いことや苦しいことばかりは残り、まったくヒドいものとなってしまった日常を、ワタクシたちは送って来ましたよね。
4月にあるはずだったデザフェス51も中止になりました。
6月の名古屋クリマも中止。
ナゴヤ堂にとってもっとも楽しいイベントの場が一切合切失われてしまって、ワタクシも本当に、
「こんなん、生きてて意味あるのか!?」
と問いたくなる日々でした。
でも、いつかはこの混乱も収まって、元の日常が戻ってくるだろう、と、バカなワタクシは、まだ考えていたのですが、5月に突然メールが届いたのでした。
差出人は、赤帽T運送さん。
ここ10年近く、ナゴヤ堂がデザフェス出展の際は、必ずお世話になってきた赤帽さんです。
もはや完璧にデザフェスでのお仕事について熟知いただいてまして、ワタクシとしては完全に下駄を預けていられる仕事人。
そして、それだけでなく、真面目で真摯でありながらも粋なところがあって、見識も高く、ワタクシは人として尊敬している、そういう方なのですね。
この先も出来ればずっと、デザフェスにはT運送さんのトラックで乗り付けたい、と思っていたワタクシだったのですが、メールの内容は、
「体調を崩したため、赤帽を廃業することになりました」
というもので、ワタクシはショックで固まったのをよく覚えています。
そんなバカな。
4月のデザフェスが中止になった時に、すでに予約してたのをキャンセルの連絡をして、
「キャンセル料はいくらですか?」
と聞いたのに、頑として聞いていただけず、
「コロナが落ち着いたら、ボッタクリ営業をさせていただきますので! 次回11月を楽しみにしてます!」
って言ってくれてた矢先じゃないですか!
まさか、こんな形でT運送さんとの別れが来るなんて、夢にも思ってなかったのですよ。
ワタクシは、ここでようやく悟ったのです。
コロナが落ち着けば、あるいは世の中はまた元のようになるかもしれない。
しかし、失われたものの一部には、決して取り戻すことができないものもあるのだ、ということを。
いつも通り、自分がバカ過ぎて、嫌になります。
(T運送さんのその後は、病気のために手術があるとのことで、ワタクシは心配しているのですが、T運送さんにとっては
ワタクシは、仕事の上だけでの人間関係でしょうから、それ以降メールを送れていません。どうかご無事で!)
今回のデザフェスは、4月の回からそのままスライドで出展させていただけるとのことで、ブースナンバーも同じ「E-192」。
新たに別の赤帽さんをお願いしまして、初日、ビッグサイトへ。
ブースが組み上がりました!
今回の新作は、コチラの「カレー」Tシャツ!
「本わか」に続く、矢印モノ第2弾ですよ!
これさえ着てれば、どんな時もカレーのことを考えてるってことになるという、例によって、何の得もないTシャツです!
恒例のブース見下ろし写真!
数日前にヤフオクで買った茶色のウェスタンシャツが、柄も楽しくて、「カレー」Tの黄色とも相性バッチリ!
さて、まぁ、今回だけは、お客様もいつもより少なくなるだろう、と覚悟はしてました。
まだまだ新型コロナは怖いですし、いよいよ寒くなってきて、第2波が本格化って心配もありますよね。
実際、出展者の方の中でも、自粛の動きはあったようで、空きになってるブースもたくさんありました。
お客様も少なくて、売上も決して奮わないだろうとは思ったのですが、それは覚悟の上です。
今回だけは、売上が少ないとかブーたれるのだけは止めよう。
それよりも、よくぞデザフェス、開催してくれた、と。
そういう気持ちで挑むのだと、思ってきたのですよ。
なんたって、これでデザフェス潰れてしまったら、次回だって絶対ないわけですから!
まぁ、そして、それでも、開場後1時間半も売り上げがないなんてのは、いつ以来だったでしょう!
いやぁ、やっぱりお客様が少ないから、と思っていたのですが、周りのブースさんは早くから売り上げてるんですよ!
これはやはり、どうしてもナゴヤ堂の商品どもがダメだってことになるじゃないですか!
歯を食いしばって売り続けた結果、「仕事中」や「脇役」など、近年のナゴヤ堂では定番と言える商品にようやく売れ行きがつきました!
あー、よかったよかった!
結局1日の売り上げとしては、相当昔のナゴヤ堂レベルということで、
「こりゃ、マズイなあ」
と思いましたが、そういうことは今回気にしないから!
デザフェスがあっただけでラッキーなことなんだから!
と無理矢理強く思い込んで、初日のビッグサイトを後にしたのでした。
明日は少しでも伸びるかなあ・・・。
でも、たいていイベントって、初日の方が成績いいんだよなあ・・・。