ハッピー(吉田鍼灸指圧治療院から)

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社会と病気の関係について全てを解き明かしていきます。

依存心と被害者意識からの怒りとその裏に隠された不安と恐怖

2023-11-02 09:52:14 | 健康情報
依存心と被害者意識からの怒りとその裏に隠された不安と恐怖
 
※私は医師ではありません。正しいことと私は一切関係がありません。従って、以下の文章に対する議論は存在しません。それを理解したうえでご自分で考えて下さい。
 
病気になると苦しくて、どこか良い病院が無いか?良いドクターがいないか?良いお薬が無いか?サプリが無いか?病気を治す水が無いのか?漢方薬は?素晴らしい治療機器や器具、あるいは天才的な治療家がいないか?
 
どうすれば治るのか?
 
と思うのは当然なことかもしれません。
 
そして、治すために時間と多くのお金を費やすことになります。
 
実際は、それで治ることはほとんどありません。そもそも病院で治る病気は存在しません。身の回りを見まわしてください。一生飲み続ける薬しか存在しないのが良く理解できるでしょう。アレルギー(ぜんそく、アトピーなど)も高血圧も高脂血症も糖尿病もリウマチも何もかもが治りません。
 
ただ、数値を改善させるか症状を抑えるだけです。見かけ上、良くなったように見えます。
 
風邪は病院で治るのではという人もいるかもしれません。風邪は放っておいても治ります。
 
風邪の時に処方されるのは、症状に応じて、解熱剤、咳止め、痰を出しやすくする薬、のどの痛み止め(抗炎症剤:解熱薬と基本的に同じ)、鼻水を止める薬などです。
 
最近は抗生物質はほとんど処方されないようです。
 
抗生物質は、今まで当たり前の様に処方されていましたが、最近は処方されません。これは大きな問題で、そもそも抗生物質は風邪に必要ないうえに害しかないものでしたが、こうやって説明も無く今までのことは無かったかのように修正されていきます。
 
これもひとつの薬害の隠ぺい方法になります。
 
上記の風邪の時に処方される薬は風邪を治す薬では無く、症状を抑える薬です。風邪を治している訳ではありません。
 
薬を飲むと症状が緩和されるので楽になります。しかし、治している訳ではありません。そのうち症状が消えて治った状態になり、風邪薬で治ったと錯覚することとなります。
 
この風邪薬で風邪を治すと言うことを繰り返すと、身体から排除されるべきウイルスや菌、あるいは炎症による老廃物が体内から排除されず、いずれは別の病態として発現することとなります。
 
風邪は万病の元と言いますが、実際は薬は万病の元という典型的な仕組みです。
 
風邪は放っておいても治りますし、自分の身体の仕組みで治癒に至れば、これこそ治癒になり、むしろデトックスになり治癒したあとは爽快感を感じることになります。
 
もちろんその人の身体の状態によって(基礎疾患が重い、高齢であるなど)単なる風邪が致死的なケースもあります。それは個々のケースで対応する必要があります。
 
さて、病気になった時に様々な手段で治したいと思うのは当然のことです。
 
しかし、多くの病気は治りません。それはなぜかと言うと、自分で治そうと言う気持ちが無いからです。病気になると病院に行きます。
 
病院には治す治療は存在しません。症状を緩和するのが病院の仕事です。そうやって薬が処方され症状は緩和されます。
 
病気になった人は、ずっと病院に通うことになりずっと薬が処方され続けます。そうやって多くの人はいつのまにか病気を治すことをあきらめ、薬が増えて飲み続けることとなります。
 
これが続くことにより、新たな病気が発現して病気が増えていきます。そして難治化していき、最終的には難病となる人も出てきます。
 
しかし、これは巧妙に隠されていて、薬による薬害とは見なされません。すべては新しい病気として捉えられます。
 
あるいは歳をとっていれば、歳だからねということになります。本来、歳を重ねる。つまり老化と病気は別物ですが、最近は老化も病気の範疇に取り込まれてきています。
 
どうすれば病気にならないように出来るのか?あるいは病気を治すにはどうすればよいのか?
 
ということですが、病気にならないようにするには、病院に行かない、健康診断を受けないことです。そうすれば病名がつきません。ですから病気になることはありません。
 
この話を地元の友人にしたところ、そんな馬鹿なと笑われました。しかし、これは真実です。
 
本来、病気は存在しません。病気とはある状態に誰かが名前をつけた概念に過ぎません。ですから、現代においては病気は増える一方となります。
 
新しい概念を作り出しレッテルを貼って発見したと言ってしまえば、それは病気となります。
 
昨今では、例えば風邪を引いて熱が出ました。コロナは陰性でしたが、アデノウイルス陽性でした。喉が痛くて、高熱が出ます。これは恐ろしい、今までに無い謎の熱です。
 
実際は、アデノウイルスという風邪症候群ではポピュラーなウイルスで症状は熱、鼻水、喉の痛みなどです。
 
謎の熱などありません。それは風邪による発熱です。先生、大丈夫ですか?単なる風邪です。
 
こうやって謎の熱を起こす、新型アデノウイルスが出現して大騒ぎになるかもしれません。冗談ではなく、病気は概念なんです。
 
病気は概念であり存在しないと言いましたが、苦しい状態はあります。病気の多くは炎症であり、炎症は治癒に向かう過程です。
 
現代医学における病気の治療概念は、炎症を止めることになります。これは身体の仕組みから考えると、炎症を止めることは症状の緩和にはなるものの、治癒する過程を止めることにより、その状態は改善しないばかりか、長期的に悪化することにつながります。
 
炎症があまりにも大きく、一時的に止めないといけない状況においては薬は非常に有効です。
 
しかし、それを慢性的にずっと使い続けると問題が生じます。家が火事になり、消防車が来て放水します。火が消えたら放水を止めます。
火が消えたのにずっと放水し続けるとその家はどうなるでしょうか?
 
私たちは楽になりたいので、薬を使います。薬は強力な薬理作用により劇的に症状を緩和します。あるいは数値を正常化します。
 
ですからすべての薬には強力な精神的、肉体的依存性があります。依存性があるのは、麻薬やアルコールやタバコだけではありません。
むしろ即座に痛みを緩和する薬(痛み止め:解熱鎮痛薬:抗炎症薬)こそハッピードラッグとして強力でしょう。
 
かくして合法的ジャンキーが多数できあがります。
 
病気が治癒しないのは薬理学的依存だけでは無く、私たちが病気を抱えた時に持つ、誰かに治してほしい、良い薬はないか、良い医者はいないか、良い治療家はいないか、どうにかして欲しいという依存心です。
 
気持ちは良く理解できますが、同時にそれが病気を治らなくして難治化していく理由だと考えることです。
 
何かに頼る、どこかの誰かが治してくれる、薬が治してくれる、この依存的な考えを捨てることです。
 
もちろん必要な時には病院も薬も選択肢として有りです。しかし、そこに自分がいなければ良くなることはありません。
 
自分が主体となりそこで初めて、周りのアイテムは利用できるのです。
 
依存心が強すぎると、そのうち被害者意識が強くなり、それが怒りになり、自分の問題を誰かの責にしてしまうことになります。これが多くの争いのもとになります。
 
その怒りの裏側に隠された心理は不安や恐怖です。
 
日本を世界を見まわした時に、争いが耐えないのを見ると依存心の果ての被害者意識がもたらしたものが多数見られます。
 
世界平和と個人平和は同じものです。あなたの心が平和でなければ、世界は平和になりません。そういう視点で世界を見てください。この世界がなぜこうなっているのか、もう理由がわかりますよね。
 
依存心を捨てるのは容易ではありません。何も依存しないで生きていくのは恐ろしいと思っているからです。
 
しかし、実際は依存心を捨てると心が自由になり解放されるのです。
 
その時点で、病気かどうかという問題は消えて(たいした問題では無い)、生きる選択肢が無限に広がり、周りの景色が一変して平和が訪れるでしょう。
 
あなたの問題はあなたの問題であり、私の問題ではありません。そしてあなたの問題は私の問題であり、私の問題はあなたの問題でもあります。
 
そう考えると、怒り、恐怖、不安、否定、罪悪感から自由になります。
 
追記

私に良い人でありますようにと言ってくれたあなたに感謝致します。
 
 
 
 
 

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