脊柱管狭窄による左脚のしびれ
肺がんが見つかり抗がん剤投与を行っている。
食欲もなく胃の調子も悪い。あと1クール抗がん剤投与がある。
全体的に免疫力は低下している。
左脚の脛からしたがしびれ、50mほど歩くと痛くて歩けなくなる。しばらくは休むとまた少し歩ける。
肺虚陰虚証で胃経の熱と督脈の熱と診断し、脾経と胃経、肺経、大腸経を診て大腸経と肺経と督脈に鍼をした。
左脚のしびれている場所には全く触らず鍼もしない(これは基本)
その場でしびれは消失。
治療院の中を待合室まで歩いてもらったが痛みもなく問題無いレベルとなった。
週に何回来たらいいですか?と聞かれた。
それは自分で決めて下さい。と応えた。
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僕がナダブラーマ瞑想を行っている時に視えている世界のひとつです。
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当院で月に一回OSHOの瞑想会をクローズドで行っているが、その中でも僕はナダブラーマ瞑想がお気に入りだ。
この瞑想は声を出して行うのだが、参加される方それぞれの声が共鳴、共振してまさに異次元の世界に入り込み、物凄くパワフルな波動となる。
いつかオープンにして行うかもしれません。今のところは未定です。
僕の感覚では、瞑想は集団瞑想の方が安心感と共に瞑想状態も深くなり、さらに個としての存在をより強く感じることが出来ると思います。
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寝違えの症例
一昨日に朝から寝違えで首か回らないという。
左右どちらも回りにくい。
問診して動きを確認してから、ベッドに座ったまま治療を行う。
とても健康な人で特に問題は見当たらないが、年末に忙しくて体調を崩したとのこと。
おそらく腎虚で膀胱経から小腸経に熱が波及し、気の停滞が小腸経のある一点にあると診た。
触診して小腸経および膀胱経そして督脈のある一点に気の滞りがあるのを確認した。
小腸経に鍼を一本入れた時点で、ペインスケールで10の痛みが4以下になった。
若干左に首を動かした時と首を後屈したときに頸椎に痛みが残る。
実を言うともうこの一本で治療は終わっても良いのだが(僕がペインスケールで目指しているのは10の痛みが6以下になることだ)
もう少し痛みが取れて動けるようになればと思い、膀胱経と督脈を確認して、膀胱経のある一点に鍼を入れた。
僕はある一点と言っているが実際はもっと反応点はたくさんあるが、それらの全てに鍼を入れることも出来るのだが、それだと鍼の数が増えてしまい患者さんに余計な負担をかけてしまうので、その中でもより気の停滞の反応が強いところを見つけることが大切でである。(ちなみに痛いところには鍼をしません。問題はそこではありません)
というか重要な反応点を的確に見つけるこことが出来れば、鍼は本当に一本で済む。
常にそれを目指して行っている。とは言うものの、私は天才では無いのでなかなか苦労する。
それでも臨床21年ともなれば精度は確実に向上していると思う。
年齢的にまだあと20年以上は出来そうなので、その時には多分、魔法使いのようになっているはずである(妄想)
勝負は決まったので、あとはしばらく話をして治療を終えた。