筆圧が軽くかかるような描きかたのお絵描き(アナログで言えば鉛筆画、ラフや下描き的なもの)に使うと、
その適度な抵抗感が、『かさかさ』『さらさら』とした感触として気持ちよく手に伝わってくる感じの、柔らかな芯です。
但し、筆圧を強くかけるような描きかた(モノクロ原稿のペン画や、カラーイラスト等の塗りで言えば濃く塗りたい時など)をすると、その感触は『キュキュッ』としたような描き味に一変します。
それはアナログ筆記具で例えるなら、ラッションペンやマジックのそれに近いものです。
考えてみれば芯の材質がそれら筆記用具と同じような物と考えられますので、当然かもしれません。
この描き味は、強い筆圧であと数㎜ペンを走らせたいと思ったとき、キュッと一気にペンが移動してしまうこともあるので、とくに筆圧の高いかたには扱いづらいと感じるときがあるかもしれないのです。
…………つづく