うウォーキングを、やってます。

楽しく歩いてますが、小糸川河口から、下湯江、君津駅前方面を歩いています

ウオーキングやってます

2020-10-23 13:44:07 | 日記

アルジエリアⅢ

日本では秋も深まり、今から行楽の季節に入る。あれだけ暑かった、アルジエリア。秋に入り朝夕は涼しく夜は、防寒ジャンパーがいる程冷え込む。日中は暑いのだが、秋に入ると、「砂漠の寒暖の差」は激しい。仕事を終え、食事をとり、キャンプに帰ってくると、19時過ぎ。後は自由時間だ。皆それぞれくつろぎ、麻雀好きはゲームに没頭、自分は、釣りに行く。キャンプから、海迄、(地中海)7~8分の距離にある。「竿、懐中電灯、餌、防寒ジャンパー」を着こみ、いそいそと、夜釣りに出かける。社会主義国のアルジエリア。事務局から気をつけなさいと、聴いては居たが。投げ込みで、一時間程、たった頃、海べりを歩いてくる【複数の足音】を聞く。そして【闇夜だった】私は、一人。すぐ側で足音は止まり、体に、突然硬いものを、押し付けられた。誰だ!と私、相手は、返答がない、もう一度、誰だ!と言う!「沈黙の数秒間!」複数の人影は、返事がない。闇夜であり、「相手複数の男」は、返事なし。釣りは明かりをつけず、自然光で。私は、立ち上がって、振り払おうとしたが、尚も、その固い棒状の物は、強い力で、押し付けてくる。やがて、その中の一人が、「サバ?」と問いかけてきた。フランス語で。「プルコワ」(何故だ)と私。その内【灯】が灯され、良く見ると、兵士五名ほどだ。おぼつかない、【フランス語】でよく聞いてみると、海岸を、定期的に、パトロールしているとのこと。硬い棒状の物は、ライフルだったのだ。勿論【実弾入り】である。実情がわかって、その小隊。隊長と、私の、おぼつかないフランス語は、通じたようだ。日本製の「ハイライトたばこ」を出してやると、すぐに打ち解けて、日本人と解ってくれた。「石油精製のプロジェクト」で、貴国の為に建設していると言うと、「トレビアン、メルシー」。隊長は今度、非番の時、一緒に釣りに行こうと、誘ってくれた。あの時、【ライフル】が暴発していれば、今、私はここにいない。あくる日から、話題の少ない、現場プロジェクトは、暫く、この話題で、持ちきりだった。御身大切に。御機嫌よう。🐕

「パスポート」



最新の画像もっと見る

コメントを投稿