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日々の小さな出来事の写真日記

俳句に親しむ 2

2015-04-25 06:00:20 | 44 俳句に親しむ

俳句に親しむ 目次
 ■ 俳句に親しむ(2) 
 ■ 俳句に親しむ(1)
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■ 俳句に親しむ 2

2019/10/01 《わが指に針置きざりし秋の蜂》 (加藤知世子 7-111)
2019/09/01 《天高し人間といふ落し物》 (上甲平谷 2-132)

2019/08/01 《蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな》 (芥川龍之介 6-81)
2019/07/01 《後より押され落ちつぐ滝の水》 (檜紀代 8-72)
2019/06/01 《紫陽花におもたき朝日夕日哉》 (中川乙由 ⑧-62)
2019/05/02 《葉をむけば汗かいてをり柏餅》 (亀井新一 ⑧-42)
2019/04/01 《降る雪や明治は遠くなりにけり》 (中村草田男)

2019/03/01 《木々おのおの名乗り出たる木の芽かな》 (小林一茶 1-4)
2019/02/01 《寒鴉己が影の上におりたちぬ》 (芝不器男 ⑦-169)
2018/12/01 《美しき眼をとりもどす嚏の後》 (小川双々子 3-145)
2018/11/01 《吊柿鳥に顎なき夕べかな》 (飯島晴子 ①-124)
2018/10/01 《台風の目つついてをりぬ予報官》 (中原道夫 1-178)

2018/09/01 《遠くまで行く秋風とすこし行く》 (矢島渚男 4-110)
2018/08/01 《打ち水の流るる先の生きてをり》 (上野泰 2-73)
2018/07/01 《何ともなやなう 何ともなやなう 人生七十古来稀なり》 (閑吟集 2-57)
2018/06/01 《滝落ちて群青世界とどろけり》 (水原秋桜子 7-56)
2018/05/01 《ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに》 (森 澄雄 1-38)

2018/04/01 《人が生き返る映画や四月馬鹿》 (松尾隆信 3-29)
2018/03/01 《肩うって春の霰のそれきりに》 (畑耕一 3-22)
2018/02/01 《おもしろう鴨の滑りし氷かな》 (岸田稚魚 9-171)
2018/01/11 《母許や春七草の籠さげて》 (星野立子 2-169)
2017/12/01 《屋根ゝゝはをとこをみなと棲む三日月》 (富沢赤黄男 ①-141)

2017/11/11 《手長猿秋天ひょいと掴みとる》 
          (K子さん 第28回 伊藤園新俳句大賞 一般の部A 大賞)
2017/11/11 《花屑の湿りをつけて靴の底》 
          (K男さん 第28回 伊藤園新俳句大賞 佳作特別賞)
2017/11/01 《空をあゆむ朗朗と月ひとり》 (荻原井泉水 ②-115)
2017/10/01 《駈ける蹴る踏む立つ跨ぐ跳ぶ転ぶ》 (渡辺白泉 5-104)
2017/09/01 《単線の鉄路押し上ぐ曼珠沙華》 (杉山とし 8-1) 

2017/08/01 《さやけくて妻ともしらずすれちがふ》 (西垣脩 ①-111) 
2017/07/01 《水に入るごとくに蚊帳をくぐりけり》 (三好達治 ③-74)
2017/06/01 《われむかし踏つぶしたる蝸牛かな》 (上島鬼貫 5-71)
2017/05/01 《虹を吐てひらかんとする牡丹かな》 (与謝蕪村 5-59)
2017/04/01 《柏餅配つて来ては一つくい》 (排風柳多留 3-48)

2017/03/01 《あたたかや万年筆の太き字も》 (片山由美子 8-15)
2016/12/01 《湯豆腐のかけらの影のあたゝかし》 (飴山実 ⑨-143)
2016/11/26 《古池や蛙飛びこむ水の音》 (松尾芭蕉)
2016/11/26 《花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ》 (杉田久女)
2016/11/26 《身一つとなりて薫風ありしかな》 (佐藤勲)

2016/11/01 《彼一語我一語秋深みかも》 (高浜虚子 ①-126)
2016/10/01 《松の葉の地に立並ぶ秋の雨》 (内藤丈草 2-124)
2016/09/01 《両翼の傾斜たのしむ蜻蛉かな》 (阿波野青畝 6-103)
2016/08/01 《子が食べて母が見てゐるかき氷》 (森澄雄 4-78)
2016/07/01 《梅雨続く小錦十人いるような》 (坪内稔典 2-62)

2016/06/01 《衣更へて魚のこころで町に出る》 (能村登四郎 7-54)
2016/05/02 《ふつつかな魚のまちがひそらを泳ぎ》 (渡辺白泉 6-48)
2016/04/01 《花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ》 (杉田久女 ①-14)
2016/03/01 《顔じゆうを蒲公英にして笑ふなり》 (橋石 2-25)
2016/02/01 《竹林の月の奥より二月来る》 (飯田龍太 ⑤-14)

2016/01/02 《ラガー等のそのかちうたのみじかけれ》 (横山白虹 ⑤-142)
2015/12/01 《父よりも母に親しき冬夜かな》 (佐藤紅緑 2-156)
2015/11/01 《小春日や石を嚙み居る赤蜻蛉》 (村上鬼城 ⑤-141)
2015/10/01 《わが影の壁にしむ夜やきりぎりす》 (大島蓼太 ①-121)
2015/09/16 《選外や夏は選者も好不調》 (高橋昌也 朝日俳壇 2015/07/27)

2015/09/01 《失ひし陣取り遊び路地に秋》 (池側喜代栄 7-100)
2015/08/01 《涼風の曲りくねつて来たりけり》 (小林一茶 ⑤-91)
2015/07/01 《ゆるやかに着てひとと逢ふ螢の夜》 (桂信子 ①-64)
2015/06/01 《風の百合雌蕊受粉のよろこびを》 (西島麦南 2-73)
2015/05/10 《たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ》 (坪内 稔典)

2015/05/10 《三月の甘納豆のうふふふふ》 (坪内稔典)
2015/05/01 《青蛙おのれもペンキぬりたてか》 (芥川龍之介 ④-81)
2015/04/01 《腰衣をまとひ甘茶を浴びたまふ》 (平畑静塔 6-28)
2015/03/01 《片隅で椿が梅を感じてゐる》 (林原耒井 ③-17)
2015/02/01 《山頂に杭打ちて山目覚ましむ》 (吉野義子 ⑥-20)

2015/01/03 《長松が親の名で来る御慶かな》 (志太野坡 ④-168)
2014/12/01 《ままごとのお金はもみぢ兄いもと》 (井本農一 ④-140)
2014/11/01 《茫々と取り乱したる薄かな》 (上島鬼貫 6-130)
2014/10/01 《足もとはもうまつくらや秋の暮れ》 (草間時彦 ⑤-135)
2014/09/01 《おさへねば浮き出しさうな良夜なり》 (平井照敏 ⑦-103)

2014/08/01 《夕顔や女子の肌の見ゆる時》 (千代女 ②-89)
2014/07/01 《土くれはどんな味する燕の子》 (正木ゆう子 2-62)
2014/06/01 《水底の影も尾を振り蝌蚪泳ぐ》 (大川俊哉 8-53)
2014/05/01 《文もなく口上もなし粽五把》 (服部嵐雪 2-45)
2014/04/01 《女身仏に春剥落のつづきをり》 (細見綾子 ①-5)

2014/03/01 《衣手の松の色はえ木彫雛》 (水原秋桜子 5-15)
2014/02/01 《梅の花空より降りて地の鱗》 (原コウ子 3-3)
2014/01/02 《二日はや青三日月に塵もなし》 (原コウ子 4-167)
2013/12/01 《咳をしても一人》 (尾崎放哉 5-152)
2013/11/01 《新米へ手を差し入れしぬくさかな》 (福地記代 3-135)

2013/10/01 《ゆびずもう親ゆびらしくたゝかえり》 (阿部青鞋 2-111)
2013/09/01 《単線の鉄路押し上ぐ曼珠沙華》 (杉山とし 8-121)
2013/08/01 《玉葱の転がるやうに妻の来し》 (小澤克己 9-94) 
2013/07/01 《瀧の上に水現れて落ちにけり》 (後藤夜半 ①-79) 
2013/06/01 《越後屋に衣さく音や更衣》 (榎本其角 ①-51) 

2013/05/01 《目には青葉山時鳥初鰹》 (山口素堂 ①-37) 
2013/04/01 《ゆで玉子むけばかがやく花曇》 (中村汀女 ⑧-20) 
2013/03/01 《両方に髭がある也猫の恋》 (小西来山 ⑤-10) 
2013/02/01 《医者患者同じ薬を嚥(の)んで冬》 (草間時彦 5-153) 
2013/01/01 《しんしんと寒さがたのし歩みゆく》 (星野立子 ②-162) 

2012/12/01 《竹馬の子のおじぎしてころびけり》 (星野立子 4-173) 
2012/11/01 《木がらしや目刺にのこる海のいろ》 (芥川龍之介 ①-127) 
2012/10/01 《梨食ふと目鼻片づけこの乙女》 (加藤楸邨 ①-110) 
2012/09/30 《ふりかねてこよひになりぬ月の雨》 (江左尚白 1-118) 
2012/09/01 《秋来ぬと目にさや豆のふとりかな》 (大伴大江丸 ①-83) 

2012/08/01 《金魚売買へずに囲む子に優し》 (吉屋信子 ③-48)  
2012/03/01 《いきいきと三月生まる雲の奥》 (飯田龍太 ⑤-14)  
2013/12/01 《咳をしても一人》 (尾崎放哉 5-152)
2011/12/31 《除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり》 (森澄雄 ④-167) 
2011/10/15 《牡丹雪水に映りて水に入る》 (堀田薫 西大寺境内の句碑) 
2011/07/26 《閑かさや岩にしみいる蝉の声》 (松尾芭蕉 ①-69)  

2011/06/01 《青梅の臀うつくしくそろひけり》 (室生犀星 ⑨-64) 
2011/03/23 《土筆摘穂先に黒き焦げのあと》 (安部桂 8-18) 
2011/03/03 《笑ふかに泣くかに雛の美しく》 (上野泰 6-11) 
2011/02/01 《梅一輪一りんほどのあたたかさ》 (服部嵐雪 ⑥-179) 
2011/01/20 《枯枝ほきほき折るによし》 (尾崎放哉 ②-155) 

2010/12/15 《糸瓜咲て痰のつまりし仏かな》 (正岡子規 ⑥-113) 
2010/12/15 《筒袖や秋の柩にしたがはず》 (夏目漱石 9-109、全集23巻p.166、27巻p.177) 
2010/12/15 《手向くべき線香もなく暮れの秋》 (夏目漱石 3-121、全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/15 《霧黄なる市に動くや影法師》 (夏目漱石 ⑧-113、全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/15 《きりぎりすの昔を忍び帰るべし》 (夏目漱石 全集23巻p.166、27巻p.177)

2010/12/15 《招かざる薄に帰り来る人ぞ》 (夏目漱石 全集23巻p.166、27巻p.177)
2010/12/14 《街燈のしやつくり点り冬の暮れ》 (後藤綾子 3-163) 
2010/12/10 《葛湯して佳境にちかき水滸伝》 (飴山實 3-163)  
2010/12/07 《いくたびも雪の深さを尋ねけり》 (正岡子規 ①-159)
2010/11/11 《手で顔を撫づれば鼻の冷たさよ》 (高浜虚子 ⑤-160) 

2010/10/22 《初秋の蝗つかめば柔かき》 (芥川龍之介 ⑤-104) 
2010/10/12 《水に止まり土に休めり秋の蝶》 (出口善子 5-111) 
2010/10/08 《寝がへりの方になじむやきりぎりす》 (内藤丈草 4-120) 
2010/10/07 《にせものときまりし壺の夜長かな》 (木下夕爾 ⑨-114) 
2010/10/06 《低く言ひ高く笑ふはおもしろき》 (武玉川 ⑥-120)

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俳句に親しむ 1

2015-04-25 06:00:10 | 44 俳句に親しむ

2010/09/30 《御立ちやるか御立ちやれ新酒菊の花》 (夏目漱石 3-129、全集23-118)
2010/09/30 《行く我にとどまる汝に秋二つ》 (正岡子規 ②-133) 
2010/09/30 《柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺》 (正岡子規 ⑦-130)
2010/09/23 《澄む月や髭をたてたるきりぎりす》 (榎本其角 2-115) 
2010/09/20 《曼珠沙花あつけらかんと道の端》 (夏目漱石 漱石全集第23巻 p.118)
2010/09/16 《降しこるちからは見えて秋の雨》 (飯田篤老 2-124) 
2010/08/07 《秋たつや雲はながれて風見ゆる》 (三浦樗良 5-96) 
2010/07/23 《兎も片耳垂るる大暑かな》 (芥川龍之介 ⑥-84)  
2010/07/22 《南瓜より茄子むつかしき写生哉》 (正岡子規 ⑨-78) 
2010/07/04 《顔入れて顔ずたずたや青芒》 (草間時彦 2-85) 
2010/06/03 《本降りに成つて出て行く雨宿り》 (誹風柳多留 ⑥-60)  
2010/06/01 《六月を綺麗な風の吹くことよ》 (正岡子規 ⑤-59) 
2010/05/08 《こひしらぬ女の粽不形なり》 (上島鬼貫 ⑩-48) 
2010/05/02 《二滴一滴そして一滴新茶かな》 (鷹羽狩行 3-53)  
2010/05/01 《紙飛行機宙返りして五月かな》 (吉岡桂六 9-44)  
2010/04/24 《なのはなの雲を蒸なる匂ひ哉》 (三宅嘯山 ⑩-37)
2010/04/08 《鶯の啼くや小さき口あいて》 (与謝蕪村 ③-22)
2010/03/20 《陽炎や塚より外に住むばかり》 (内藤丈草 ①-30)
2010/03/16 《遅れくる打ち身の痛み梅ぐもり》 (手塚美佐 8-9)
2010/03/06 《啓蟄の世に出たがりの鼻毛かな》 (山上樹美雄 4-21)
2010/03/03 《目を入るるとき痛からん雛の顔》 (長谷川櫂 2-14)
2010/02/18 《二もとの梅に遅速を愛す哉》 (与謝蕪村 9-4)
2010/02/09 《もう咲いてゐますと夜の梅の声》 (太田保子 8-2)  
2010/02/04 《冬はまた夏がましじやといひにけり》 (上島鬼貫 ①-88) 
2010/01/24 《枯れゆけばおのれ光りぬ冬木みな》 (加藤楸邨 9-3) 
2010/01/01 《三輪山を吸ふ心持屠蘇すすり》 (阿波野青畝 4-167)
2009/12/31 《除夜の鐘ゆらりと年の裏返る》 (江隈順子 2-165) 
2009/12/29 《暮れる前からのかヾやき寒の月》 (高浜年尾 1-177)
2009/12/26 《宝船日本からも一人乗り》 (誹風柳多留 3-168)
2009/12/22 《有がたや能なしの窓の日も伸びる》 (小林一茶 4-183)
2009/12/17 《あちら向き古足袋さしてゐる妻よ》 (正岡子規 1-157)
2009/12/06 《何もかも知つてをるなり竈猫》 (富安風生 9-158) 
2009/12/04 《柿落ちて土の玄きに還るかな》 (上田きよ 5-143)
2009/11/29 《木に腕や股あり大根干してあり》 (辻田克巳 8-177) 
2009/11/23 《落葉焚いて葉守りの神を見し夜かな》 (芥川龍之介 2-139)
2009/10/30 《釣瓶落しといえど光芒しづかなり》 (水原秋桜子 3-137)
2009/09/25 《幾千のおんぶばつたの月夜かな》 (松本秀一 9-112)
2009/09/21 《新涼や鼬見た人見ない人》 (飯島晴子 6-92)
2009/08/09 《鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし》 (三橋鷹女 1-32)
2009/08/08 《行水とシャワーの違ひ知る臍ぞ》 (増山山肌 7-85)
2009/08/05 《なんと今日の暑さはと石の塵を吹く》 (上島鬼貫 ①-88)
2009/07/08 《捕はれて絵日記になる兜虫》 (津田清子 6-68)
2009/06/10 《早苗いま雨より細くそよぎをり》 (大屋達治 4-63)
2009/06/03 《菜の花の中に城あり郡山》 森川許六 
2009/04/13 《草麦や雲雀があがるあれさがる》 (上島鬼貫 7-23)
2009/04/07 《ものの種子にぎればいのちひしめける》 (日野草城 ①-28)
2009/03/22 《ものの芽の力に雨の加はりぬ》 (稲畑汀子 4-34)
2009/03/21 《蒲公英のわた吹いてすぐ仲好しに》 (堀口星眠)
2009/03/12 《うすらひは深山へかへる花の如》 (藤田湘子 ①-154) 
2009/03/06 《春雨や人住みて煙壁を洩る》 (与謝蕪村 6-2)
2009/03/06 《菜の花や月は東に日は西に》 (与謝蕪村)
2009/02/23 《水鳥やむかふの岸へつういつい》 (広瀬惟然 ①-138)
2009/02/15 《梅の花赤いは赤いは赤いはな》 (広瀬惟然 ①-138) 
2009/01/28 《秋の江に打ち込む杭の響かな》 (夏目漱石全集17巻 p.16)
2009/01/28 《腸に春滴るや粥の味》 (夏目漱石全集17巻 p.66) 
2009/01/10 《松とれてながく怠けし頭を叩く》 (能村登四郎 1-167)
2008/12/31 《煤はきて心の煤はかへり見ず》 (越智越人 3-166)
2008/12/26 《木枯の一日吹いて居りにけり》 (岩田涼菟 ①-150) 
2008/12/15 《畝立ててほのと湯気わく寒の土》 (福田甲子雄 5-178)
2008/12/05 《冬の水一枝の影も欺かず》 (中村草田男 1-153)
2008/12/01 《しぶ柿のしづかに秋を送りけり》 (桜井吏登 6-133)

2008/11/21 《山を抜く力で葱を抜かんかな》 (橋石 6-153)
2008/11/18 《過去は運にけふは枯野に躓けり》 (鈴木真砂女 2-158)

2008/11/04 《秋来ぬと合点させたる嚔(くさめ)かな》 (与謝蕪村 7-110)
2008/10/20 《柿喰うて齢と顔と合はずをり》 (大木あまり 1-127)
2008/10/06 《ふと思うことありて蟻ひき返す》 (橋石 4-56)
2008/10/04 《釣瓶落しといえど光芒しづかなり》 (水原秋桜子 3-137)
2008/10/03 《蟷螂の両眼貌にをさまらず》 (土生重次 4-113)
2008/10/01 《台風の目つついてをりぬ予報官》 (中原道夫 1-178)
2008/09/27 《むかしから穴もあかずよ秋の空》 (上島鬼貫 2-116)
2008/09/19 《寝ざめ寝ざめ果は寝過す夜長かな》 (田上菊舎 7-133)
2008/09/13 《この村で枯るる他なしいぼむしり》 (佃藤尾 7-115)
2008/09/12 《まんじゆしやげ昔おいらん泣きました》 (渡辺白泉 3-116)
2008/09/01 《種蒔きのあと堂々の名札立つ》 (林朋子 7-36)
2008/08/26 《芋の葉のいやいや合点々々かな》 (高浜虚子 9-115) 
2008/08/25 《芋の露不器用といふ宝もの》 (富樫均 9-115) 
2008/08/24 《秋蒔や陽を混ぜて土ふくらます》 (田山康子 8-135)
2008/08/11 《朝も秋ゆふべも秋の暑さかな》 (上島鬼貫 3-102)
2008/06/21 《腰振りて収穫を待つ胡瓜かな》 (西山春文 8-82)
2008/05/25 《嫁が君小町通りを窺える》 (六本和子) 
2008/05/16 《嬶天下と威張っちゃいるが たかが家来は俺一人》 (佐藤紫蘭 5-29)
2008/05/01 《待ちし一枚その中にあり年賀状》 (黛まどか)
2008/04/11 《さくら散る日さえゆうべと成りにけり》 (三浦樗良 3-32)
2008/04/09 《花はわれか吾は花かや花吹雪》 (小林清子 7-31)
2008/04/02 《さきいずるやさくらさくらとさきつらなり》 (荻原井泉水 3-27)
2008/03/27 《おもひだすさくらとなれば母校かな》 (神崎忠 1-30)
2008/03/23 《さまざまの事思ひ出す桜かな》 (松尾芭蕉)
2008/03/03 《いきいきとほそ目かがやく雛かな》 (飯田蛇笏 2-14)
2007/12/31 《去年今年貫く棒の如きもの》 (高浜虚子 ①-156)

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