第30回 川西文化祭、ちょうど一か月前に開催され30周年ということで
「能面」が特別展示された。
当町は能楽の観世流発祥の地( 2008/03/29 天がにわかに曇り、「面とねぎ」が降ってきた )で
小さい頃から能楽に親しむ機会が多かった。
会場に入ると、まず能面に触らせてもらった。
知っている人が近づいてきた。今は大阪に住んでいるが子どもの頃よく遊んだ人だ。
ひょっとしてと思ったらこの人が能面の作者だった。
ええ、こんなことやってるの・・・ で話が盛り上がり、説明してもらった。
代表的な能面ふたつ。
町長さんも見学に来られ、一緒に説明を聞いた。
これらは道具。
「ヤニ」を出すため電熱器で炙る。奥さんはこの臭いが嫌いで、ベランダでやって
いるとのこと。
右上の四角の木から左下の面ができる行程。
一面打つのに9か月ほどかかるとのこと。
能面に携わり10年とのこと。
アマチュアの作とは思えない。
これが能面の裏側。
奥さん手製の「能面袋」
きょうは寒い一日だった。
また、風の強い一日だった。
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