こんなのできた!

単調な生活に新発見を!  
日々の小さな出来事の写真日記

2011/01/23 『夢』

2011-01-23 20:20:10 | Weblog
きょうの奈良市の気温は -0.7℃(00:12)~7.8℃(13:56)と平年並み
だが風がない分、暖かく感じた。

午前中に


買い物を済ませ、昼食後ゆっくり昼寝をしようとしたが自治会、いとこ、自治
会と続いて訪問があり寝そびれた。



夕刻も風がない。


きょうは野球の試合をやっていた。


『夢』 
昨日に続いて黒澤明監督映画を見る。
全30作中29本目 1990年公開 『夢』。 
                           解説とあらすじ  夢(1990) - goo 映画
『赤ひげ』(1965年)以降は5年毎に1作品を製作している。


          『夢』 第一話 「狐の嫁入り」
淀川長治は、『夢』は一番好きな作品だといっていた。
私にはこの作品のテーマは、反戦、反核、環境破壊のメッセージなのか、
もっと別のことを表現しているのか、1回見ただけではわからない。

『夢』が公開されたとき、公開記者会見で私の疑問に思っているやり取りが
あった。
 記者 「今度の作品のテーマはなんですか?」
 黒澤 「ぼくが映画を作る時には、テーマというのは考えない。自然に撮
     っていれば、それがテーマになる。プラカードを立てるのは嫌いな
     んだよ。この作品には、今の世の中に対してぼくが考えていること
     は全部出ています」

佐藤忠男の解説によると、
黒澤明は作品が単純にテーマに還元されてそれで理解できたと思われる
ことを強く警戒した。表現の細部にこそ、いわく言い難い真実なものが宿っ
ていることを強調し、その細部の表現に工夫を凝らしてやまないスタッフの
努力をつねに讃えてやまなかった。そう、美術作品のように、色彩や形が
全てを雄弁に語るような映画を、とくにこの作品では目ざしていたのだと思
われる。
           (佐藤忠男 「黒澤明作品解題」  岩波現代文庫)

    のち 
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