上の弟の嫁さんの父親が亡くなった。
自分の父と同じ、肝不全だった。
火葬場からの帰り。
ふと、6年前の自分の姿を思い出した。
父親を亡くした時の喪失感。そして、深い後悔。
もっとたくさん話をすれば良かった。
普段は気が強いけれど、珍しく泣き続ける嫁さんの気持ち、分かる気がする。
それは、甥っ子、姪っ子たちも同じ気持ちだった。
父が亡くなる前日。
嵐の春雨に打たれながら、散りゆく桜は、やがて葉桜になる。
2日前、自力で立ち上がるくらい元気だった父が嘘になるくらい、容体が急変した。
何度も話をするチャンスがあったにもかかわらず、家に帰れば何でも話せるだろうと、のんびりしていた自分に後悔した。
出棺前、棺の蓋を開け、沢山の花や思い出の品々などを手向けると共に、沢山の千羽鶴が運ばれた。
親戚の甥っ子、姪っ子たちが、決して覆されない現実をも知らず、僅かな願いを込めて折り続けていただろう。
そんな純粋な子供たちの気持ちに、何とも言えない思いになる。
こんな純粋な気持ちでいられるのも、いつ以来だったろうか?
何時しか、現実に追われ続けて、ついつい何事にも苛立ち、諦め、後ろ向きになってしまう自分。
大人のくせに大人になりきれない人が増えているが、自分も他人事ではないようだ。
俊吾さん、本当にありがとうございました。
美樹ちゃんと同じクラスメイトになれ、かつウチの家を嫁ぐという偶然の奇跡は、あなたがいなければ、決して叶わなかったと思います。
今はゆっくり休んで下さい。
そして、弟夫婦を見守りつつ、亡き父と一緒に大好きなお酒を呑んで下さい。
自分の父と同じ、肝不全だった。
火葬場からの帰り。
ふと、6年前の自分の姿を思い出した。
父親を亡くした時の喪失感。そして、深い後悔。
もっとたくさん話をすれば良かった。
普段は気が強いけれど、珍しく泣き続ける嫁さんの気持ち、分かる気がする。
それは、甥っ子、姪っ子たちも同じ気持ちだった。
父が亡くなる前日。
嵐の春雨に打たれながら、散りゆく桜は、やがて葉桜になる。
2日前、自力で立ち上がるくらい元気だった父が嘘になるくらい、容体が急変した。
何度も話をするチャンスがあったにもかかわらず、家に帰れば何でも話せるだろうと、のんびりしていた自分に後悔した。
出棺前、棺の蓋を開け、沢山の花や思い出の品々などを手向けると共に、沢山の千羽鶴が運ばれた。
親戚の甥っ子、姪っ子たちが、決して覆されない現実をも知らず、僅かな願いを込めて折り続けていただろう。
そんな純粋な子供たちの気持ちに、何とも言えない思いになる。
こんな純粋な気持ちでいられるのも、いつ以来だったろうか?
何時しか、現実に追われ続けて、ついつい何事にも苛立ち、諦め、後ろ向きになってしまう自分。
大人のくせに大人になりきれない人が増えているが、自分も他人事ではないようだ。
俊吾さん、本当にありがとうございました。
美樹ちゃんと同じクラスメイトになれ、かつウチの家を嫁ぐという偶然の奇跡は、あなたがいなければ、決して叶わなかったと思います。
今はゆっくり休んで下さい。
そして、弟夫婦を見守りつつ、亡き父と一緒に大好きなお酒を呑んで下さい。