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歯医者に通う

2017-03-02 | 日々是日記
今年の更新が滞ってしまいました。

本当に申し訳ございませんでした。

実は、アマゾンの勤務に集中しすぎたのも、大きな原因のひとつなのですが......

15年ぶりに歯医者に通うきっかけとなった、大事件がありました。


或る1月の氷雨に近い気候の中、近所の歯医者に出向きました。

前々日から、前歯に違和感を覚えて、ご飯を食べる度に歯の激痛に耐える回数が増えてきました。

恐らく、虫歯が潜んでいるだろうと痛感していました。

ところが、前歯だけではありませんでした。

右奥の歯から、激痛と共に、今まで経験にない頭痛を襲い、仕事中に何度も休憩室で横になったり、痛みに耐えられずその場でしゃがみ込んでしまったり。

こんなんじゃいかん!と、億劫な自分に鞭を打つ想いで病院に駆け込んだのを覚えています。

しかし、、、最初に行った歯医者が、とんでもない藪医者だったのです。

日曜日にも開いている歯医者は、急患ならば大阪市内まで出向かねばならず、はたまた、昼からの勤務に間に合う程度に治療を済ましてほしいという焦りで、近所の歯医者を選んだことが大きな失敗だったのを、今では思っています。

還暦を越えていようか、老眼鏡をかけた医者のおっさん。

コンコンと患部の痛みを探るしぐさや、麻酔を打つ雑さに、悶絶な痛みに耐えるのに必死でした。

治療が終わり、仕事に向かったものの、治療した近くの歯茎から腫れ出しているではありませんか!!

その日の勤務は、何ともなく無事に終えたのですが、夜になってだんだん歯茎の腫れが、イボのように膨れ上がって、

「まさか、口内炎やろうか? 仕事忙しかったもんなぁ~」

と、ドラッグストアで、何故か口内炎の塗り薬を買い、患部に塗りたぐりました。

だが、それでも治らず(当たり前!笑い)、膿が膨らみ、右半分全体がおたふくかぜのような状態になりました。

真っ先に変化に気付いたのは、乳がんを乗り越えた母でした。

「あんた、どないしてん???」

昨日から近所の歯医者に通ってることを伝えると、「あんな薮医者なとこに通ったらあかんやんけ~!!」と叱られました。

母は三重の熊野生まれですが、私よりも今の住んでいる場所に長く住んでいるので、知人を通じて、いい病院わるい病院などのうわさは、殆ど頭の中にインプットしているのは事実です。

「何で、お母さんに相談せんで歯医者に行ってん?あんな薮医者に行くんなら、違う歯医者に行きなさい!!」

そりゃそうだ。

あんな雑で、衛生環境も杜撰な歯医者は、生まれて初めてだったし、二度と行くつもりもありませんでした。

自分のiPhoneで検索すること数時間。

大阪市内では、美容歯科は溢れるほどあるのですが、口腔歯科を探すのに苦労しました。

年中無休であり、仕事の帰りにも通い易い歯医者が、何と京セラドームの近くにありました。

ここが、本当にいい歯医者でした。

母と一緒にこの病院のホームページを閲覧し、

「ここなら安心して治療出来るやろう。行け!」と、背中を押された気持ちで、出向きました。

初診で、色んな症状の疑いがあることが見えてきました。

上の右の奥歯の近くに、何と!親不知が生えていること。

欠損した歯が三箇所あって、内二つは抜歯後、ブリッチ処置をしなければならないこと。

歯周病の治療を進めなければならず、前歯の神経は殆ど死んでいる状態なので、根の治療を最優先に進めること。

その他、諸々......。

今まで、自分の健康管理の無さを目の当たりにしました。

以前、テレビで、石川牧子さんが歯の並びが悪かったら、精神を病んでしまう可能性がある、との話を思い出し、ADHDの治療を継続している自分も他人事ではないなと、肝が冷えそうです。



現在の状況ですが、自分の想像よりも早く、治療が進んでいまして、前歯2本の細菌感染した根管治療は終了し、虫歯塗れの親不知の抜歯と隣にある欠損した歯の抜歯まで進んでいます。

実は、欠損した歯の抜歯の根の近くに、とんでもない大きさに膨らんだ血栓と共に膿が出てきました。それが、鼻腔の近くまで至ったそうです。

激しい頭痛と、噛み切れない鼻水の原因が、この血栓と膿が原因なのではと、先生が話していました。

しかし、抜歯後二週間ほどは鼻噛みは控えること、うがいも軽い目にすること、患部の歯磨きは控え、噛まないようにすること。

最大の課題は、20数年前にも経験したのですが、普通のご飯を控えなければならないこと。

物流の仕事に携わる私にとって、大きな試練です。

腹が減っちゃ戦にならず

今の主食は、お粥、スープ、ゼリー、プリン、ヨーグルトなど。

力になれんものばかり。

20数年前は、まだ学生だったから、体育は見学で済むのですが、今は社会人。安易に欠勤を増やすもの出来ません。

しかも、二本の抜歯も、残すはずだった親不知の虫歯の進行が深刻だったので、急遽取り決めたのもありました。

一本ずつ抜歯するよりかは、いっぺんに抜歯したほうが気が楽やろう、との、半ばやけっぱちな自分が即決したのもあります。

そうなんです、二本の抜歯経験は、既に20数年前に経験済みだったからです。

だが、そんな自分もアラフォー世代。

20数年ぶりの二本抜歯は、相当きつかったのを、抜歯後数時間で痛感しました。


皆さんも、歯を大事にしましょう。

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