昨日の夜、突然胸が締め付けられるような苦しみを覚えた。
(久々に…来るな)
案の上、過呼吸だった。
しかし、家に母がいるので、もしもの時の病院直行は可能だ。
でも、今の家の状況を考えたらむやみやたらと病院へ行けるはずがない。
父のことを考えると…。
だんだん呼吸が苦しくなってきた。
たまたま、かばんの中に常に常備していたポリ袋と頓服薬を取り出し、左手で常に握り締めていた。
(何でだよ~ったく!!神様の…バカヤロウ!!)
と、心の中でぼやいた次の瞬間……全く記憶がなくなっていた。
気が付いたら、昼の2時を回ろうとしていた。
母が言うからには、私はすやすや眠りに浸っていたらしい。
それも、眉間にしわを寄せながら……苦しそうに。
手に持っていたはずの薬は布団の片隅に散らばっていたが、ポリ袋だけは若干の温もりがあった。
恐らく、口に当てていただろう。
恐ろしくなってきたので、ゆっくりとした足どりで病院へ出向いた。
注射を1回、打ってもらった。
今晩、明日具合が悪くなりそうだったら、必ず来るようにと宣告された。
去年と同じ状況になっているのを、痛烈に分かっているから。
痛烈に自分の記憶に残っているから。
だから、秋の終わりがものすごく嫌いだ。
(久々に…来るな)
案の上、過呼吸だった。
しかし、家に母がいるので、もしもの時の病院直行は可能だ。
でも、今の家の状況を考えたらむやみやたらと病院へ行けるはずがない。
父のことを考えると…。
だんだん呼吸が苦しくなってきた。
たまたま、かばんの中に常に常備していたポリ袋と頓服薬を取り出し、左手で常に握り締めていた。
(何でだよ~ったく!!神様の…バカヤロウ!!)
と、心の中でぼやいた次の瞬間……全く記憶がなくなっていた。
気が付いたら、昼の2時を回ろうとしていた。
母が言うからには、私はすやすや眠りに浸っていたらしい。
それも、眉間にしわを寄せながら……苦しそうに。
手に持っていたはずの薬は布団の片隅に散らばっていたが、ポリ袋だけは若干の温もりがあった。
恐らく、口に当てていただろう。
恐ろしくなってきたので、ゆっくりとした足どりで病院へ出向いた。
注射を1回、打ってもらった。
今晩、明日具合が悪くなりそうだったら、必ず来るようにと宣告された。
去年と同じ状況になっているのを、痛烈に分かっているから。
痛烈に自分の記憶に残っているから。
だから、秋の終わりがものすごく嫌いだ。