突発性…

職場の度重なる強いストレスが、私の体を蝕んでいた。

火曜日、チェックの人間がまともにいない為に、渋々私が入ることに。

これが、後にぶっ倒れるとは…。

スポットなら未だしも、レギュラーが単純なミスを繰り返すことに苛立ち、「何考えとんじゃ、ボケェ！！！」と力の限り怒鳴り散らした。

我慢の限界だった。

すぐさま、身体中がブルブル震え出して、怒りを抑えきれない自分に悲しみを覚え、遂には号泣してしまった。

普通に号泣するならいいが…号泣の後に、突如、息が乱れ始めた。

胸が苦しいのだ。頭も痛い。

遂には廊下でバタンと倒れこんでしまった。


…ストレスによる過呼吸、一種のパニック障害だという。

実は数年前、過呼吸が酷かった時期があった。

突然の再来に戸惑いを隠し切れない。

ひとまず頓服薬を貰ったが、職場に足を踏み入れる度に具合が悪くなる。

しばらくトラウマから離れられない日々が続きそうだ。


職場だけのストレスならまだいいが、父の容体も芳しくない。

血糖値の上昇で糖尿が悪化、原因不明の関節痛が出たり、自暴している父の姿に、何もしてやれない自分が悔しい。

自分の仕事の稼ぎが、大半母の手元に渡す状況が続いている。

そんな生活に、言ってはならないけれど…少し嫌気が差してきた。

弟が、危機的に陥っている家庭の状況を少しは察して欲しい。

いい加減バイトをして欲しい。

本当ならば、滅茶苦茶にぶん殴ってやりたいけれど…。

職場よりかは何とか我慢をしている。

が、その我慢の限界に達する日が…そう遠くはないだろう。