仕事の疲労の蓄積。
家庭の不安の蓄積。
それらに対する、自分自身の精神的不安の蓄積。
うまい具合に、自分の体の言うことが利かない。
そんな自分に腹が立つ。
それだけなら、まだいい。
自分以外にも、自分をとりまく周囲に腹が立ってしまう。
周りの動きが遅い。
自分勝手に、道を占領している。
平然と車内で携帯電話で会話をしている。
そんな、だらだらとした周りが、腹が立った。
少し遅れて、仕事場へと向かう私。
時間と闘っていた。
ニュートラムへと続く長いエスカレーターを上ってゆくと、真ん中で堂々とゆっくり歩いている年配のおばあちゃんがいた。
右側を空けてくれたらいいものの、そんな素振りさえ見えなかった。
後ろの人たちが、支えている。
あまりにも自分勝手なおばあちゃんに、腹が立った。
「ちょっとどけって!!」
少し荒い口調で、そのおばあちゃんに注意した。
が、居直ったおばあちゃんは、逆切れ!!
「年寄りに向かって、なんて言葉なん?」
そりゃ、口が悪いのは、私自身が反省せねばならない。
これだけなら、まだいい。
「年寄りを労わる気持ちがないんか?あんたは…」
ただでさえ、道幅の狭いエスカレーターで、堂々と真ん中で歩いているおばあちゃんも、どうかな…と思った。
なら、後ろの人たちのことを考えて、左側で歩けばいいじゃないか!!
真ん中を使って歩くこと自体が、他人に大迷惑をかけているではないか!!
そんな…あまりにも自分勝手はおばあさんに、労わるなんて…ちょっと考えられなかった。
この余計な一言に、申し訳ないけれど……もう、爆発寸前だった。
その後は、おばあちゃんと数分間、言い合いになった。
逃げるようにおばあちゃんは電車に乗った。
が、私は急に胸が苦しくなった。
…過呼吸寸前だった。
気がついたら、ニュートラムの駅長室で、横になっている自分がいた。
突然の急病で、結局…休日出勤はおじゃんになった。
後味悪い…突然の三連休になってしまった。
家庭の不安の蓄積。
それらに対する、自分自身の精神的不安の蓄積。
うまい具合に、自分の体の言うことが利かない。
そんな自分に腹が立つ。
それだけなら、まだいい。
自分以外にも、自分をとりまく周囲に腹が立ってしまう。
周りの動きが遅い。
自分勝手に、道を占領している。
平然と車内で携帯電話で会話をしている。
そんな、だらだらとした周りが、腹が立った。
少し遅れて、仕事場へと向かう私。
時間と闘っていた。
ニュートラムへと続く長いエスカレーターを上ってゆくと、真ん中で堂々とゆっくり歩いている年配のおばあちゃんがいた。
右側を空けてくれたらいいものの、そんな素振りさえ見えなかった。
後ろの人たちが、支えている。
あまりにも自分勝手なおばあちゃんに、腹が立った。
「ちょっとどけって!!」
少し荒い口調で、そのおばあちゃんに注意した。
が、居直ったおばあちゃんは、逆切れ!!
「年寄りに向かって、なんて言葉なん?」
そりゃ、口が悪いのは、私自身が反省せねばならない。
これだけなら、まだいい。
「年寄りを労わる気持ちがないんか?あんたは…」
ただでさえ、道幅の狭いエスカレーターで、堂々と真ん中で歩いているおばあちゃんも、どうかな…と思った。
なら、後ろの人たちのことを考えて、左側で歩けばいいじゃないか!!
真ん中を使って歩くこと自体が、他人に大迷惑をかけているではないか!!
そんな…あまりにも自分勝手はおばあさんに、労わるなんて…ちょっと考えられなかった。
この余計な一言に、申し訳ないけれど……もう、爆発寸前だった。
その後は、おばあちゃんと数分間、言い合いになった。
逃げるようにおばあちゃんは電車に乗った。
が、私は急に胸が苦しくなった。
…過呼吸寸前だった。
気がついたら、ニュートラムの駅長室で、横になっている自分がいた。
突然の急病で、結局…休日出勤はおじゃんになった。
後味悪い…突然の三連休になってしまった。