予定は未定

添い遂げると思っていたけど違いました。

FBIから連絡が来る

2018-08-15 | アメリカ生活
先週見つけてきた転居先。

「この家の内覧は一人で行っちゃダメなやつ」とマット君が判断した様に、自分でも訳あり物件である事は把握してたのね。

そして一緒に行ってもらって実際に見てみると、希望の家具付きじゃないけれど、その辺は譲歩できる程に理想の家でさ。

引っ越し先が見つかった安堵感も加わって私は超ハッピーだったのだけど、マット君は色々と引っ掛かっていたらしくて契約した後も、同じエリアに住んでいる知り合いの不動産屋に色々と聞いたみたい。

そして家のオーナーにこれ確認しろ
アレも聞いておけ
あの件はどうなってるのかもう一度聞け、等々。

10年もアメリカに住んで未だ低い私の英語力を察して、メールでコピペすれば済むように例文まで作ってくれてさ。

私はというと、オーナーから返って来たメールを軽く眺めて「はいよ」とマット君へ転送。

何なら私を挟んでくれなくても構いませんけど?くらいに人任せにしていたバチが当たったのね、きっと。

入居を3日後に控えた昨日、FBIを名乗る人からメールが来ました。

Ms.ちさと
○月△日にあなたが#$%で会ったxxという人物の件で話があります。
ここに電話ください。

っていう内容。

普通に考えてこの時点でアウトなのだけど、もう物件探しに戻りたくなかったから希望を捨てられなかったのよ。

きっとビジネス上、あの家のオーナーは敵が多いのだろう。
でも送信元のメルアドが政府関係者が使う.govだわ。
しかも@fbi.gov
最近のスキャムは手が混んでること!

と、オーナーの利益を阻害するための嫌がらせメールだろうと、一生懸命自分に洗脳を試みました。

だって、やっと見つけた理想物件。
そう簡単には諦められないじゃない?

でも幸か不幸か私の頭もそこまで単純じゃないからさ。

一応マット君にそのメールを転送して相談したかったのだけど、こうやって私に名指しでメールが来ている以上その自称FBIにこちらの身元が割れているのは確か。

ってことは私のメールもダダ漏れの可能性が高いと判断して、マット君に迷惑が掛かると思ったのね。

あんなに口が悪いのに、トラブルはご法度の政府職員なのよ。

巻き込んで職歴に傷を付けては申し訳ないので、代わりに内覧時に居合わせた他の入居者にそのメールを転送してみたの。

「そちらにもこんなメール行ってますか?」って。

暫くして、その同居人になる人からメールでなく電話が来たのだけど出られなくてさ。

どうせ、後でマット君ちに行くしその時に代わりに折り返してもらおうって放置したの。

そしたら今度はその自称FBIからメールでなく電話が!

おっと〜、携帯もバレてますか・・・・
そう思ったら怖くなって、今度は出れなかったんじゃなくて、出なかったわ。

その時に残された20秒程の留守電を聞いてみたんだけど、声のトーン、口調、全てがまるでドラマ!

思わずXファイルの例の音楽が脳内に流れたわ。

↓コレね。



続く















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2 コメント

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いきなりスリル (mame)
2018-08-16 13:30:44
ちさとさん、こんにちは。
え、のどかな風景の新しい生活の筈がいきなりのスリル。
アメリカ版大島てる物件だったとか?!
返信する
Unknown (ちさと)
2018-08-17 00:41:50
mameさん

大島てる、知らなかったのでググってみました。
事故物件も怖いですね〜
今回のケースはオーナーが詐欺師でした。
どちらもまいっちんぐ
返信する

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