前回は書きたいものの羅列におわってしまいました。
今回も似たようにならないように考察していきたいのですが・・・。
Howということで、方法論です。前回と被りますが、今まで書いてきた方法としては、大きく分けて三種類あります。
1.公演した芝居の小説化。2006年のハーフが代表的ですが、他にも2005年の「K点」、枚方なぎさ高校で作ったものを変化させた「そうして、誰もいなくなった」などです。
2.何らかの投稿や必要で書いたものを発展。〜小説大賞などに応募したり、戯曲ワークショップで書いたものを下敷きにしたり、などです。遠い昔に書いた短い手紙コンテストを、SFに変えてプロットだけ置いてあるものなどもあります。
3.好きな物語のプロットを借りて設定など置き換えまくって作る。一応、跡形も無くなるようにするのがポリシーですが、プロットだけ抜き取ってあるものがものすごくたくさんあります。やろうとしていた岸田國士「温室の前」とか、やったピーターラビットとか。
いずれも元々あったり、材料がすでにあるもの、お題が決まっているものなので描きやすい、というのがあります。どうしてもハリウッドの三幕ものは下敷きにしてしまいます。大塚英志さんの書き方とか。
森博嗣さんが書かれているような、タイトルをしっかり決めて、あとはひたすら書き進むみたいな書き方をしてみたいものだな、とつくづく思います。