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み:皆は一人のために



演劇ほど、集団で作業する必要性を感じることはありません。
といっても、書道や絵画、音楽は学校で学んだのみですが。あ、ピアノと声楽は一応個人の先生にならいました。

まず、観客がいなければ話にならず、基本的に一人芝居であっても、演出がいて俳優がいて、となります。
よく引用する聖書の言葉に「自分​の​益​を​図っ​て​自分​の​事​だけ​に​目​を​留め​ず,人​の​益​を​図っ​て​他​の​人​の​事​に​も[目​を​留め]なさい」というものがあります。
先日、NHKにも出ている小劇場系の俳優さんのインタビュー記事で、そっくりのことをおっしゃっていました。

僕自身は別の言い方をして「作品に奉仕するように」と言います。一人は皆のために、ということです。
先ほどの聖書の言葉は「他の人が自分より上であると考えてへりくだるように」と勧めています。
実際、自分の考え、アイデアを押し付けたり、拘り過ぎるとすると、大変もったいないことをしている、と感じます。

いろんな人生を経験してきた人の、いろいろな考え方、感じ方が組み合わされて初めてクリエイティブな、そして普遍性のある作品になる、と思うからです。
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