およそ1カ月ぶりに池袋の鰻専門店「まんまる」に。限定20食1500円の「まんまる丼」を確保するため受付開始のジャスト10時に店先に着くと8人目で権利獲得。東武百貨店で45分ぐらい時間をつぶしてから11時5分前に再び店に。ほどなく名前を呼ばれ、券売機で生ビール(600円)と「まんまる丼」(1500円)を購入しました。ごはん大盛(無料)で注文のうえ、サービスの骨せんべいをつまみに待つこと7~8分で着丼。味、価格、ボリュームの三拍子そろった鰻丼を至福の境地で平らげました。
北野武監督の映画のキャッチフレーズに「全員悪人」というのがありましたが、その伝でいうと、「ほぼ全員ふしあわせ」とでもなりましょうか。ゆえに、みるのが「つらい」、みて「せつなくなった」映画です。「常識」にアンチを唱えるヒロインの言葉には共感も。
〈4月16日追記〉他者を「わかること」と他者同士「わかりあえること」は容易ではなく、安易な「わかった」は幻想にすぎないうえ、お互いを「不幸」にするほかないというメッセージも受けとりました。
〈4月16日ツツジ②〉唯一の「救い」は、つぶれたパン店の長男(!?)が、店のファンが窓ガラスに書き残した閉店を惜しむ声に動かされ、パン職人を志すことを父親に打ち明ける場面でした。