最近しきりに思い出される名言が二つ。杉良太郎の「あなたも売名したら。みんな助かるよ」と鶴見俊輔の「世界の偽善者よ、団結せよ」。鶴見の「戦勝のコスト」という考え方を思い浮かべることも増えた気が。
気性の激しい人たちがときに使う「なめる」という言葉。いつのころからか敬遠するようになり、「甘く見る」「見くびる」と必ず言い換えるようにしています。だから「なめるなよ」ではなく、「甘く見ないでいただきたい」あるいは「見くびらないでいただきたい」。おぼろげな記憶ながら、ドラマ「陸王」で主人公がやはり「甘く見ないでいただきたい」と啖呵を切る場面があったような。
お彼岸ということで思い立ち、河井継之助の「盟友」小山良運の墓前で手を合わせてきました。ふるさと長岡ではなく文京区の眞浄寺にあります。長岡近辺の日本酒をお供えしようとコンビニを三軒まわりましたが、ちょうどいいサイズ・銘柄がなく、こちらは他日を期すことに。菊水はジャストサイズでしたが、蔵元のある新発田藩は長岡藩と敵対した関係もあって見送りました。コロナで延期つづきの映画公開が待ち遠しいきょうこのごろです。
松重豊さん演じる「伴虚無蔵」がときどき口にするセリフ「日々鍛練し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」。そうした心がけがあってはじめて「幸運の女神の前髪」をつかむこともできるということなのでしょうが、凡俗には「言うはやすく行うはかたし」。戦争には断固として反対ですが、「常在戦場」にも通じる精神かと。
HUBでクーポンサービスのスピードメニューからビーフジャーキーをチョイス。これが思いのほか美味でちょっとビックラポン(古!ちがう?)。あたりまえなのかもしれませんが、コンビニの乾きものビーフジャーキーとはひと味もふた味もちがうクオリティーにリピートするのは必定です。