9月の日曜日、家内とやまぐちさんに行くために京都に参りました。
こちらはご存知の通り紹介制のイタリアン、食通の知人の方に紹介をしていただき初めて行きました。
当初京都での仕事に合わせてが希望でしたがあいにく満席で、半月後に改めて予約を取らせていただきました。
通常日曜日お休みのようですが、幸い、日曜日のお昼にカウンターで予約することができました。
お昼も夜と同じ内容、価格のようです。
やはりディナーをいただきたいので嬉しいですし、関東からは日帰りにも余裕が持てるかと。
お店は祇園南側、京都駅からお店の近くまでタクシーで1,000円少々。
祇園の町屋の並び、暖簾で見つけました。
夜は雰囲気がまたいいでしょうね。
玄関で靴を脱ぎ上がります。
大きなセラーがありましたが、初訪問ですし、中まで見られませんでした(^^;;
カウンターは6席、2階は個室、この日は大人数団体さんの予約も入っていたようでお忙しかったようです。
やはりカウンターが調理も見れたり、質問できたり、ご主人や他のお客様とお話出来たり、おしゃべりな私に(^^;;向いているかと。
カウンター上には大きな大きな黒トリュフやキャビアの瓶が並んでました。。。
それを見ただけでも驚きとワクワクが募ります。。。
まずはアロマの効いた冷たいおしぼり、飲みものは料理に合わせてワインをグラスで。
泡から始まり白2杯、赤1杯、希望で赤1杯追加しました。
ブルゴーニュが多かったですが、希望を言えばいろい用意があるようです。
量が多めでワイン好きには嬉しいです(^-^)
お任せのコースは皆さんのレビュー通り高級食材をふんだんに使った品々でした。
撮影はどうぞと言っていただけたので撮りまくっていました。(もちろん音が出ないようにですが…)
やはり美味しいもの、美しいものはきれいに撮りたいですものね(^_^)
内容は画像をご覧いただければと思います。
まず最初は…
・銀杏のクレープ フォアグラ白味噌
和菓子のような一品、フォアグラと白みそがこんなに合うとは知りませんでした。
・秋茄子、キノコのソース、干しナマコ、焼きトリフ
干しナマコの触感と凝縮された味もよかったです。
・しそ花、キャビア、梨、甘鯛のカルパッチョ
キャビアが山盛り…梨の甘さとカルパッチョの塩味が生ハムとメロンのよう。
・そばクレープ、天然うなぎ、マンゴー、ごぼう、パルミジャーノチーズ
天然ウナギの味付けもよく、風味がとてもよかったです。
自分で巻くのも楽しいですね。
・エゾアワビのステーキ、松茸リゾット
身振りの良いアワビが一人一つ!
大きな松茸をふんだんに使ったリゾットも素晴らしかったです。
・冷製パスタ、うに、お豆、貝柱、ゆず
貝柱のエキスが凝縮した和的な美味しいパスタでした。
・温製パスタ、ワタリガニと菊とカラスミのパスタ
ワタリガニの身がたくさん、からすみをふんだんにかけたパスタ、菊の苦味がまたよろしかったです。
・和牛熟成肉のステーキ・フォンドボー返し醤油
来店時からグリルの上で焼かれ、降ろされを繰り返されていた熟成肉。
見事な焼き加減、塩、ワサビも添えられていていました。
好み的に柔らかすぎな感もありましたが、うまみは凝縮されていて美味しかったです。
・番茶
お口直しの番茶
・焼きイチヂク、黒糖アイス、トリュフ
トリュフも味を引き立てていました。
アイスクリームスプーンの形状がイイ感じで下唇に触るのです。
食材の高級さばかり目に浮かぶかもしれませんが、食材が喧嘩しないようにお互いが引き立てる調理が素晴らしいと思いました。
昼間でしたが夜とほぼ同じ内容。(数日後知人が訪問してました(笑))
ワインなどと込みですと高額にはなりますが、食材の質、ポーションの量を考えれば高いとは思いませんでした。
これだけの食材を揃えるだけでも大変だと思います。
この日スタッフはシェフを入れて4名、団体客もいて大変だったと思いますが、タイミングよくサービスしていただけました。
今回は初訪問ということもあり、やはり緊張気味でしたが、お料理とワインが進んで、また同席の日本料理店の店主の方のおかげで場も和み、後半は気さくに山口さんとお話できてよかったです。
名刺交換もでき、次回は食材も変わる冬にお伺いできたらなと思っています。
再訪したいお店です。
ごちそうさまでした。