ふるさとを思う気持ちに、なんの遜色もないのだが、やはり国土の20%弱が、直接間接の被害を受けたままの現状では、単純には喜んではいられない。
ふるさとも、観光客の足が鈍り、市のみか県レベルでもキャンセルを含めて宿泊客などは減少傾向にあるらしいのだが、あろう事か、市の幹部は「長野県は計画停電もないし、水や空気は(放射線や放射性物質もなく)全く安全ですから、とどんどん宣伝をしてください」などと、剣呑なことをいうものだから、私はあきれた。
いま現在も、地震や放射能汚染の危機にさらされている人たちがいるというのに、そのことへの思いも配慮もなく、ただ自分のところさえよければいい、といった発想には、あきれた、というよりも驚いたのだ。これからは、観光のあり方や考え方、も変わってくるに違いない。そこをどうつかみ取っていくかが、きっと問われる。
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