今日、福島は一日中雨が降ったり止んだり。訪ねた先の公民館では、朝10時からお年寄りたちがカラオケに興じていた。 その公民館の玄関脇の階段に腰を下ろしていた70歳だという男性は、「死んでも東電を恨んでやる、東電を切り刻まなければ収まらない」と右手で自身の胸を叩きながら、何度も繰り返した。 原発事故から1年半。故郷を追われた人々の怒りはますます深まっているように思えた。