本日、ギャラリーの前期展示が終了しました。明日後期の搬入展示です。明後日より小島顕一さん、ソン ヨン ジュさん、達和子さん、ヒグマ春夫さん4名での後期展示が始まります。
渡辺 一宏さん
「Yさん」 白大理石
所謂彫刻というその伝統的やり方(オーソドックスな方法)で制作してみました。人物(対象、モティーフ)から引き出す要素が現代を反映した意識であれば、その表現結果(作品)も当然ながら現代という時代性を含むだろうと思いながら(作家コメント)
竹内 博さん
「無・または風」 石、木、ラップ、ヒモ
いつもの土塁側から公園の木立の中に足を踏み入れると左手の少々薄暗い感じの場所に散りばめられた部品達、普段は公園の一部としてある朽ち木や石と同等な物達、ラップされて、ヒモで吊されて特別な存在であるはずの物が、日に日に、カラスにラップをついばまれたり、ヒモが伸びたりして吊された石が地面に着いたりしていきます。それが元の姿に戻ろうとしているようで愛おしく感じます。
津野 元子さん
「faの音を読む」、「風濤を往く」展示全体。
素材 真綿、金属板線、他。
真綿を拡げて着色した物を重ねてケースに入れています。
恒良 英男さん
「Coffin (鉄柩)」
素材 鉄
コメント ゆっくりと静かに朽ちてゆく鉄の柩
武内 カズノリ
BOTTCHI 陶・磁
ギャラリー内と野外に展示されています。ボッチとは収穫した落花生を稲わらのように積み上げた物だそうです。京都や鎌倉では寺で展示されているという事です。
山本 裕子
「赤い目」「青い目」「緑の目」「曖昧模糊」「朦朧」の5点です。
いずれも、F6のキャンバスにアクリル絵の具他。文字をモチーフにした画面作りは継続した仕事です。
田辺 修
それぞれ「記憶」というタイトルです。
昨年は野外会場に薄い金属板を敷いて置き、その上を歩く事で付くテクスチャーをその場と時間の記憶として平面に仕立てた物です。今年も一枚のみギャラリーの床面に敷かれています。10点展示
大平 奨
作品タイトル 風の記憶 Ⅰ
技法 エアーブラシに筆、紙、キャンバスにアクリル
制作年 1990
サイズ 194cm X 486cm
今回初出品の作家です。初期の作品ですが全体での展示は初めてとか。
本日、「タウンニュース」というミニコミ紙の多摩版の取材がありました。野外の作品も熱心に観て頂きました。まだ蚊は多いです。