創建 |
1285年 |
山号 |
鳳凰山 |
宗派 |
顕本法華宗 |
本尊 |
三法尊 |
顕本法華宗 鳳凰山 天妙国寺は、日蓮大聖人の直弟子である天目上人によって、弘安8年(1285年)に創建されました。
その山号は、堂宇建立の際、天より鳳凰の羽が舞い降りてきたという逸話に由来しています。 また寺号は、『妙法蓮華経』の力をもって国家安穏を祈るという意味を込めて、はじめ「妙国寺」と名づけられ、のちに「天妙国寺」へと改称されました。
当寺を語る上で欠かせないのが、徳川将軍家との深い関わりについてです。
天正18年(1590年)、徳川家康公が江戸入府の際、一夜の宿とされたのが、まさに当寺でした。
次に品川寺です。ほんせんじと読みます。
創建 |
806~810年 |
山号 |
海照山 |
宗派 |
真言宗醍醐派 |
本尊 |
水月観音 |
東海道に面した品川寺(ほんせんじ)は、平安時代前期に開創され、「品川」の地名の由来となった品川区で最古のお寺です。本尊は水月観音(非公開)。東海七福神の毘沙門天を祀っています。
入口にある大きな銅造地蔵菩薩坐像は「江戸六地蔵」の一つで神田の鋳物師 太田駿河守正義の作。東京都有形文化財に指定されています。
創建 |
1251年 |
山号 |
龍吟山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
十一面観音 |
禅、曹洞宗、龍吟山海雲寺は建長3年(1251)僧不山(そうふざん)によって開基、はじめは庵瑞林(あんずいりん)といい、海晏寺(かいあんじ)境内にあって臨済宗でした。
慶長元年(1596)海晏寺五世分外祖耕大和尚を開山とし曹洞宗に改められ、寛文元年(1661)海雲寺になったもので、ご本尊十一面観世音菩薩を安置し、ご尊像は建長3年創立当時、仏師春日の作といわれています。また、鎮守として千躰三宝大荒神王を祀ります。
荒神堂に祀られている千躰荒神は江戸時代よりかまどの神様、台所の守護神として多くの人々から信仰されています。毎年3月と11月の27.28日に行われる千躰荒神祭では、荒神堂の中で一日中護摩が炊かれ、お札が授与されます。この日は、境内から青物横丁駅まで、露店が軒を連ね大勢の参拝者で賑わいます。お釜の形をした「釜おこし」が名物です。
最後に、海晏寺です。
創建 |
1251年 |
山号 |
補陀落山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
聖観音菩薩 |
海晏寺は建長3年(1251)に北条時頼が、鎌倉 建長寺の蘭渓道隆を迎えて開いたと伝えられるお寺です。
創建当時は臨済宗の寺でしたが、戦乱による焼失ののち天正18年(1590)に曹洞宗の寺として再建されました。江戸時代には紅葉の名所として有名で、歌川広重らの浮世絵にも数多く描かれています。
墓地には岩倉具視、松平慶永(春嶽)、由利公正など幕末・明治期に活躍した人々の墓所があります。
ちょっと、入りにくい雰囲気です😅