フロムYtoT 二人に残された日々

私と妻と家族の現在と過去を綴り、私の趣味にまつわる話を書き連ねたいと思っています。

義父の施設探し

2024-01-12 23:07:10 | 日々の記憶

義父は97歳です。

2006年に義母が77歳で亡くなってから、20年近く妻の実家の直方市の自宅で一人暮らしをしていました。ところが昨年秋に入院してから徐々に足腰が弱り12月の初旬には転倒して、自ら携帯電話で救急車を呼んで入院していました。年末に私の自宅に連れて帰ってきたときには、頭大丈夫だけど足腰が弱っていて、もう一人暮らしは無理だという状況でした。

私は19歳の時に妻と出会い、まだ大学生の21歳の時に妻の実家に結婚を前提とした付き合いをさせてほしいとお願いに行きました。妻は義夫婦の一人娘でした。その時に了解はいただけませんでしたが、4年後に就職が決まって、一年半後の25歳の秋に結婚を果たしました。

私と妻は一人息子と一人娘でしたが、結婚に際して、妻に、

「俺は俺の両親と同じように、お前の両親を大切する。」

と誓っていました。その思いは今も変わりません。

しかし結局、私は仕事にかまけて、私の両親と義母を大切に見送ったのは、私より妻でした。

私は義父がこのまま我が家に居てくれてもかまいません。

「どうする?」と妻。

「俺はずっといてくれてもかまわないけど」

「そういうわけにもいかない。私たちも歳だし私も大変だし・・・」

というわけで、妻が直方、私が福岡の施設をさがすこととなりました。

 

 


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