☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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犯人に告ぐ

2007年06月25日 | ★★★++


【2007/10/27公開】
06/24先行放送(WOWOW)
製作国:日本
監督:瀧本智行
原作:雫井脩介
出演:豊川悦司、石橋凌、片岡礼子、小澤征悦、井川遥、笹野高史、松田美由紀

2000年の暮れ、6歳の少年が誘拐された。
事件の指揮をとる巻島(豊川)は、
身代金の受け渡しの混乱で犯人を取り逃してしまう。
その後、足柄署に異動になる。
6年後、川崎で発生した連続児童殺害事件が起り、
昔の上司・曾根(石橋)に県警に呼び出される。
そして再び事件の指揮をとることになるが・・・


劇場用映画レーベル“WOWOW FILMS”の第1弾作品。
完成直後であり、秋に劇場公開する、
雫井脩介原作の「犯人に告ぐ」の映画化です。
今回は一夜限りの先行放送がありました。
やったーある意味試写会だねー。

最近はCMのきんちゃんですっかり変な人のイメージがありますが、
こちらは久々の渋いトヨエツを満喫できます。
そのうえ出演者も豪華!
とにかく大人の魅力いっぱいのハードボイルドな作品に仕上がってます。

冒頭からいきなりの身代金受け渡しが始まります。
なかなか緊張感のあるシーンからのオープニング。
しかしここぞという時に犯人を取り逃していまいます。
その後事件は犯人を取り逃したまま最悪の事態となり、
指揮をとっていた巻島は左遷されます。
おいおい、早すぎるよ~と思ったらそれはそれで犯人を追い、
また新たな事件が起り2つの事件が並行して捜査が始まります。

新たな事件については、巻島はマスコミを通じて犯人へ問いかける。
むしろ挑発してる・・・
普通は犯人がマスコミや警察に対して挑発してくることはあるけれど、
今回は逆に警察側から犯人を挑発してくるという新しい戦略。
警察は犯人逮捕の手がかりをさがそうとしますが、
マスコミ側はこの件で視聴率が跳ね上がって喜んでいる・・・
なんとも複雑なところもありますが、
なるほどこういう犯人の追い詰め方もあるんだなと思いましたね。
カメラ目線で訴えるトヨエツにうっとりされるファンも多いのでは?
後半、顔は出さないけれど犯人らしき人物が写りますが、
どんどん追い詰められていらついてくるのがよくわかります。
派手さを求めると期待はずれになりますが^^;。
しかし最初から最後まで地味ではありますが、
じっくりと見せてくれるところはなかなか面白いと思います。
そのほか、警察やテレビ局の黒い内部事情も描かれてたりして、
本当にあんな感じなのかなーと思うと嫌だな。
ラストシーンがちょっと意味深な終わり方なのが気になります。
続きがあったりするのかな~?

全体的にはどんよりとした暗い流れですが、
なかなか引き込まれる作品でした。
今回はテレビでの放送でしたが、映画!となると・・・
ややインパクトが弱いような気がします。

*映画鑑賞★日記・・・より


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