【I KILL GIANTS】 2018/10/12公開 アメリカ 106分
監督:アンダース・ウォルター
出演:マディソン・ウルフ、ゾーイ・サルダナ、イモージェン・プーツ、シドニー・ウェイド、ロリー・ジャクソン
いつか必ず来る“その時”
悲しみを勇気に変えて
バーバラは巨人に立ち向かう
STORY:いつも頭にウサギの耳を付けている風変わりな少女バーバラ。彼女は誰にも見えない巨人から町を守るために孤独な戦いを続けていた。しかし、そんなバーバラの必死の奮闘は、周囲には単なる奇行にしか見えず、姉のカレンにさえ理解してもらえない。次第に孤立を深めるバーバラだったが、新しく赴任してきたスクールカウンセラーのモル先生にも決して心を開こうとしない。そんな中、巨人の話を真剣に聞いてくれた転校生の少女ソフィアとは少しずつ距離が縮まっていくバーバラだったが... (allcinemaより)
ジョー・ケリーとケン・ニイムラによるグラフィック・ノベルを実写映画化したファンタジー・ドラマ。変わり者のの少女が人知れず巨人と戦い続ける心の痛みを描く。監督は『ヘリウム』で第86回アカデミー賞短実写編賞を受賞し、本作が長編デビューとなるデンマーク出身のアンダース・ウォルター。
予告編も見たことなかったので鑑賞予定ではなかったけれど洋画だったので観ることに...。なのでどんな話なのかわからず鑑賞。
ウサギの耳を付けていて巨人と戦うちょっと変わった少女バーバラ。家族の中でも浮いてるし学校でも変わり者として孤立している子。最初は心に障害がある子なのかなと思って観ていくと.....実はあることが原因だったことがわかる、、、。
転校してきたソフィアがとてもやさしい子だったり、新しく赴任してきたスクールカウンセラーの先生がとても良い人で、こういう理解ある人たちが側にいたらバーバラのような子は心を開いてくれて現実を受け止めることができるのかなと。
バーバラはとても繊細な子。でもあの年齢であることを受け止めるにはあまりにも繊細すぎた...。彼女が巨人と戦うわけが泣ける。最初は淡々としててどう展開するのかわからなかったけど後半に入るとじわじわくる。最後はホッとした気持ちになる。少女の気持ちを丁寧に描いた作品でした。
鑑賞日:2018/10/13
かなりメッセージ性の強い作品となっていましたね♪
巨人などのファンタジックな映像はとても見応えがあったと思います。
そして、終盤は感動作になっていましたね。
重い内容のわりにファンタジックな部分もあったので暗くならずに観ることができました。
丁寧に描かれていて素敵な作品でした。