ホラ話ばかりしている男が本当につくり話の世界の人になってしまったお話。
または、子供のころから作り話を聞いてきた息子が父の最期をステキなつくり話にしてあげたお話・・・?
ティム・バートン作品にユアン・マクレガーが出ているので見てみたんですがね。
最初はあのオヤジの若い頃がユアン?
えーーっというギャップを乗り越え見てみたら意外にいい感じ?
彼といえば、あの乱れなさそうな髪型がいつも気になる私・・・
そんな人生あり得ないというつっこみどころ満載のオヤジさんの人生・・・
人目ぼれの女性を思ってニヤニヤしているユアンはかわいいっすね。
ファンになる人の気持ちがなんかわかってきたかも。
つくり話も子供のうちはいいけれど、大人になってからも話をしつづける父親にちょっとうんざり気味?
本当の父親の姿を知りたかったのに・・・なかなか理解できない。
でも結局息子は父親から聞かされたつくり話は大好きなんですよね。
だんだん理解していくうちに、最期にさすが息子だっ
父親のためのとてもステキなつくり話を用意してくれたのにはうるうるしちまいました。
もうどこまでがウソでどこまでがホントなのか・・・
最後はもう息子にとっちゃどうでもいいことになったんじゃないですかね。
でもお葬式のシーンを見ると
実はほんとうの話だったのかもしれない。
みんながそのつくり話を熱心にきいてあげるなんてやさしい家族だ。
異常に理解のある人々ですな(笑)
でもそういう家族もすてきですね。
やはりティム・バートンらしい、おとぎ話となっておりました。
人を楽しませるつくり話ってのもいいかもしれないなぁと思える作品でした。
■鑑賞日:2005.11.01
■2004.05.15公開
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