原題:BEHIND THE MASK: THE RISE OF LESLIE VERNON
公開:2006年劇場未公開
製作国:アメリカ
上映時間:90分
監督:スコット・グロサーマン
出演:ネイサン・バーセル、アンジェラ・ゴーサルズ、ゼルダ・ルビンスタイン、スコット・ウィルソン、ロバート・イングランド
+あらすじ+
巷で噂の仮面男のドキュメンタリーを撮影するビデオクルーは、犯人と思しき青年に密着取材を試みる。青年の普段の生活を見たクルーは、彼が殺人鬼だとは信じていなかったが…。
美しい処女の娘を獲物にする仮面を被った殺人鬼を描いたホラーです。
冒頭いかにもこれから始まるぞ~なシーンから始まるのですが、その後、女性がある家の前でレポートを始めます。
んん?
怖いのを想像してたのに世間で噂になっている仮面男のドキュメンタリーを撮影するという展開になっちゃってちょいテンションが下がります。
そして家の前でレポートしてたビデオクルー女性と男性2人によって噂の犯人らしき青年の密着取材が始まります。彼の念入りに立てている計画を完成イメージと共に延々と聞かされましてなんだかなーと、、、
なーんか、メイキング映像みたいな感じであまり面白くないのですよ(泣
確かに彼の計画はホラーなんですがね。
やっと後半は、前半のメイキングからガラッと変わって殺人計画がスタートするのです。
こ、これは面白い!!
前半の計画話がそのまま実行されてるのにも関わらずハラハラドキドキ感がありました。
ビデオクルーの3人もまさか本当に人を殺すとは思ってなかったらしく、あわてて止めようとするのですがもう間に合わない、、、。
ターゲットの男女グループらと一緒に殺人鬼に狙われることになってしまうのです。
全て計画を知っているので、ひとり殺された時点で次がどうくるかわかってるのに簡単には逃げ出せない。しかもビデオクルーが加わってしまったために想定外の事態に・・・。
お話の展開は前半ですっかり手の内を見せてしまっているのに、観てるこっちもどうくるかわかっているのに、想定外の人たちが参加して先が見えなくなる展開になっていきます。
殺害方法はごく単純な釜だったり枝切りハサミ?だったりと、それほどグロいもんではないのですが、ホラー映画独特の音楽と薄暗い映像にまんまと乗せられてしまいましたわ。
狙うは美しい処女なんですがちょっとしたどんでん返しがあって面白かったです。未公開だったし前半のインタビューではイマイチ感があって期待しないで観たのが良かったのか、なかなか斬新な展開の作品でした。
『エルム街の悪夢』シリーズのフレディ・クルーガー役のロバート・イングランドが出演してますが、昔はホラーは怖そうで絶対観なかったので未見です。
ジェイソン、フレディ、マイケル・・・ジェイソンとフレディは知ってるけどマイケルは・・・さて??? わかりませんっっ
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