原題:STATE OF PLAY
公開:2009/05/22
製作国:
上映時間:127分
鑑賞日:2009/05/23
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン、ジェイソン・ベイトマン、ロビン・ライト・ペン、ジェフ・ダニエルズ、マリア・セイヤー
暴くのか、逃げるのか──。
それは、一人の新聞記者が見た“現代アメリカ最大の闇”。
+あらすじ+
ワシントン・グローブ紙は国会議員と亡くなったある女性のスキャンダルとは別に、同じ日に起きたもう一つの殺人事件との奇妙な関連性を発見する。敏腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、編集長(ヘレン・ミレン)に渦中のコリンズ議員(ベン・アフレック)と接触するよう言われる。やがて彼の調査は思わぬ事件の真相に迫っていき……。(シネマトゥデイより)
あるスキャンダルをきっかけに巨大な陰謀に巻き込まれていく記者たちのお話。もともとはイギリスのBBCで放送された全6回のテレビシリーズで、舞台をアメリカに置き換えての映画化だそう。予告編を見て期待してた作品なのですが、期待どおり見応えのある作品でした。
イギリスのテレビシリーズは石油会社とイギリス政界の癒着を描いたお話らしいのですが、残念ながら未見なのでどんな風に変わっているのかはわかりません。アメリカ版では民間戦争請負会社とアメリカ政界の癒着になっていて、常に戦争の文字がついてまわるアメリカらしい内容ですね。
冒頭から引き込まれる展開で、劇中何度危ないっ!と思ったか。それに記者がここまで踏み込んじゃっていいもんかと思うところもありますが、陰謀の裏に隠された真実が少しずつ明かされていくところはやっぱりワクワクしてきますね。カルが地下駐車場で暗殺者に狙われてしまうところは、一体どうやって逃げ切るんだよ~と緊張感アリアリで面白かった~。二転三転する展開でうまいこと楽しませてくれる展開になってました。
緊張感といえば、編集長役のヘレン・ミレンが凄みがありましたなぁ。彼女の前じゃ私なんて緊張しまくってそう。でも印刷を待たせてるイライラはすごくわかる(笑。うちにもああいう編集長が欲しいもんです。
時に・・・ラッセル・クロウ。これは・・・役作りの体型ですか? 『ワールド・オブ・ライズ』よりも太ってるように思うのは気のせい? 敏腕記者という設定なのでずっとパソコンに向かってるか精神安定にタバコ吸ってるイメージもあるので太りそう・・・まぁこれもアリかと・・・。
ちょっとしたツボどころは、自販機の前で“おごってよっ”という女の子に気前よくおごってあげるのはいいんだけど、“ダイエットじゃないやつ”と言われちゃうシーン。ああ~気にしてるんだと思わず笑っちゃった。もうちょっとスリムになったほうがカッコ良くなるのに~。とまぁ、多少メタボっててもジャーナリストとは何かをしっかり見せてくれた彼はカッコ良く思えましたよ。
エンドロールでは、記事を送信した後に新聞となって皆様のお手元に届くまでが流れているのですが、あの記事が読まれちゃうんだね~えらい騒ぎになっちゃうんだなと思うとドキドキしちゃいます。それと同時に、印刷工程が見られたのは仕事がら興味深いものがある・・・。
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