原題:THE CELL
公開:2001/03/24
製作国:アメリカ R-15
上映時間:107分
監督:ターセム・シン
出演:ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン、ヴィンセント・ドノフリオ、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、ジェイク・ウェバー
Story:シカゴ郊外にあるキャンベル研究所。若き心理学者キャサリンは人間の潜在意識や夢の中に入り込む技術を研究していた。そんな彼女のもとに、ガラス張りのセル(独房)に女性を閉じ込め溺死する姿を見て性的快楽を得る殺人鬼の心の中を覗いて欲しいという依頼が舞い込む……。(シネマトゥディより)
『ザ・フォール/落下の王国』を観て監督の描く世界が好きだなーと思ってたんですがやっと観ました、というか12月だけど、、、。犯罪者の心の中に入り込んで監禁された女性を救うための手がかりを探すというお話。好みです。
落下・・・では現実と青年の作り話の世界が入り交じった内容でしたが、こちらも現実と精神世界のお話・・・こういう設定がお好きなんでしょうか。どことなく『マトリックス』を思わせるし、『セブン』や『羊たちの沈黙』あたりをませまぜした感じの作品でしたねぇ。
たまにグロいところもあるけど映像の美しさが上回っていて気持ち悪さはどこかへ行ってしまった。馬の輪切りはインパクトありましたなぁ。きれいな標本・・・内臓動いてるのがいい(笑)。漂白されてた死体も微妙にきれい、、、。精神世界でのあやつり人形状態になってる白い女性達が不気味なんだけど不思議な感覚で好きだなこういうの。
相手の意識の中に入り込む役どころのジェニファー・ロペスがその世界ごとに別人のように見えますね。特に精神世界での彼女は美しい~。それに衣装が素敵だったなぁ。衣装は落下・・・の時と同じ石岡瑛子さんなんですねー。もろ好みで仕方がない(笑)
どちらかというと『ザ・フォール~』のほうが好みなんですが、あり得なさそうなグロさと美しさを持ち合わせた世界も捨てがたい~。でも一般ウケはしなさそうですねぇ。
監督、新作はないの?
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