【WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS】 2011/02/04公開 アメリカ 133分
監督:オリヴァー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、ジョシュ・ブローリン、キャリー・マリガン、イーライ・ウォラック、スーザン・サランドン、フランク・ランジェラ
欲望は、罪なのか。
2001年、8年の服役を終えたゴードン・ゲッコー。カリスマ投資家の面影は消え、すっかり過去の人と成り果てていた。2008年、勤め先が経営破たんに追い込まれた電子取引トレーダー、ジェイコブ・ムーアは恋人ウィニーの父親であるゲッコーに近づき、ある提案を持ちかける...
『ウォール街』から23年ぶりの続編。
冒頭から予告編の服役を終えたゲッコーが出所するシーンから始まる。
携帯電話の大きさが時代を感じさせますなー。
外に出てもお迎えもなし、しかも娘は兄の死や家族崩壊は父親にあると絶縁状態。
前作から考えられないほど落ちぶれたゲッコーでしたわ。
マンションもレタンル、地下鉄にも乗るしタクシーは割勘だよな~んて言うし、今回はジェイコブの義理の父親な立場と仕事面へのアドバイスにとどまるだけなのかーと思ったら、やはりゲッコーは、やっぱりゴードン・ゲッコーでしたね。
やはりマイケル・ダグラスの存在感は、映っただけでもグッと引き締まりますな。
ちょびっと期待してみたけれど、前作のような引き込まれるような展開ではなかったですね。
前作とは時代が違って、リーマンショックでの金融不況の時期を描いてることもあるのかな。
それなりに面白く観られて133分、睡魔に襲われず観てましたけど。
ジェイコブの勤務先の経営者の自殺へと追い込んだのは全てブレトンの仕業とわかって、復讐を計画する...んだけど、ゲッコーの存在感からしたらブレトンも小物に見えちゃったしなー。
それに見終ってみると、ゴードン・ゲッコーの復活や絶縁状態の娘との和解のおはなしだったんだーと。
すっかりジェイコブだのブレトンだのがすっかり霞んでしまいました、、、。
あのさ、ゴードン・ゲッコーは家族愛とか似合わないーって。
パーティシーンで、チャーリー・シーンが登場した時、近くの男性がウホッと笑ってたー。私もだけど。
ほんのチラリかと思ってたので、意外に長い出番で、バドとゲッコーの会話はニヤリとしちゃいましたね。
前作おさらいしといて良かったと思いましたよ。じゃないと会話の内容さっぱりですもん。
もしかして一番テンション上がった??
相変わらず証券業界はさっぱりなんだけれども、何はともあれマイケル・ダグラス御大を堪能しましたわ。←渋いおじさま好きなもんで
心配した病気のほうも克服されたそうでなによりですね。
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