【PENELOPE】
2008/03/01公開
製作国:イギリス/アメリカ
監督:マーク・パランスキー
出演:クリスティナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ、キャサリン・オハラ、ピーター・ディンクレイジ、リース・ウィザースプーン
好きになりたい。
豚の鼻を持って生まれてきた私は
夢見ていた──恋することを。
STORY:魔女に呪いをかけられ、豚の鼻と耳を持って生まれた裕福な名家の娘ペネロピ(クリスティナ・リッチ)。マスコミと大衆の目から身を守るため、屋敷の中だけで生きてきた彼女は、永遠の愛を誓って呪いを解いてくれる男性を待ち続けていた。そんな中、名家出身の青年マックス(ジェームズ・マカヴォイ)が現れるが……。(シネマトゥデイより)
相変わらず地元では上映なしということでDVDでの鑑賞となりました。「美女と野獣」の逆バーションというんでしょうか、素敵なおとぎ話でした。
思ってたよりも面白かったー。楽しくて切なくて感動できる作品。主人公のブブタの鼻を持つペネロピがとっても前向きなのが好感持てますね。このペネロピを演じるクリスティナ・リッチがこれまた可愛いんですよ。初めて画面に出てきた時・・・あ、可愛い♪と思っちゃいましたから。これって彼女だから愛らしく見えるんでしょうねぇ。
呪いを解くには永遠の愛を誓ってくれる男性が現れないとダメなわけで、彼女を見た男性は一目散に逃げてなぜか窓からダイブ・・・。失礼なっ。でもなんで次から次へと窓を突き破るのかー。ガラス代は誰が払う?
でもってこのことは内密にと誓約書まで書かせるのはやりすぎですお母さん(笑) だけどちゃんと皆さん黙ってたんですねぇ。
人は外見じゃないんですよねぇ。ペネロピは醜い容姿なのにもかかわらず、素直だし優しいしとても前向き。意外と周りが心配してるほど弱くないんですよね。
そんな内面の美しさにマックスは惹かれたんでしょうねぇ。これが私だったら絶対無理、家からも一生出ないな。最終的には幸せをもらうんじゃなくて、自分から幸せをつかみにいったというところが素晴らしいですな。
どちらかというと女性向けのお話ですね。映像の雰囲気や背景も素敵なんですが、ペネロピのお部屋が可愛い。かなり凝ったお部屋になってて、小さい頃から今に至るまでここで暮らしてたんだなというのがよくわかります。
その後の家から飛び出したペネロピのファッションも素敵~。
『ウォンテッド』にも出演しているジェームズ・マカヴォイですが、あんまし顔は好みじゃないなんて言っちゃったんですがね・・・
この時の彼は・・・とっても素敵でした、ハハハーっ。
苦情は受け付けませんよ。
何とも控えめな感じの役どころといい、髪型や服装も好み、なんと言ってもピアノを弾いてる姿が素敵でしたー。たとえフリだけでもピアノを弾いてる男性にはメロ~ンとなっちゃいます。えらく変わるもんですねぇ。
てなわけで、見終わった後に幸せな気分になるお話でした。
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