【THE TALL MAN】 2012/11/03公開 アメリカ/カナダ/フランス 106分
監督:パスカル・ロジェ
出演:ジェシカ・ビール、ジョデル・フェルランド、スティーヴン・マクハティ、ウィリアム・B・デイヴィス、ジェイコブ・デイヴィーズ、コリーン・ウィーラー、イヴ・ハーロウ
[Story]
ワシントン州の炭鉱町コールド・ロック。かつては賑わいを見せたこの町も、鉱山の閉鎖によって今やすっかり寂れてしまっていた。そこへきて今度は、幼い子どもばかりが忽然と姿を消す不可解な事件が立て続けに発生する。目撃者の証言などから、フードを被った背の高い男“トールマン”の仕業との噂が広まる。そんな中、町の小さな診療所で働く看護師ジュリアの最愛の息子が何者かに連れ去られてしまう...
寂れた炭鉱の町。幼い子供ばかりが忽然と姿を消す...神隠しか??
目撃情報によるとフードを被った背の高い男、トールマンが子供たちをさらって売り飛ばしてるのか???
映像の雰囲気的にホラーを想像していたのですが違ってました。
この作品は、あの『マーターズ』のパスカル・ロジェ監督作品。『マーターズ』は猟奇的というか残虐的というかとても衝撃的でお見事な作品でした。好き。その監督さんの作品なので観たかったんですが、人気で今頃になっちゃった、、、。
こちらも『マーターズ』ほどの衝撃度はないけれど、そこそこの衝撃はありましたね。
最初はてっきりホラーだと思って観てたし、主人公のジュリアの息子が黒い謎の人物にさらわれてそれを追って傷だらけになっていくから、息子を助け出すために謎の人物との対決ものなのかと思ってました。
そしたら中盤からホラーちっくからサスペンスっぽくなっていくし、ジュリアに対する見方も変わってきて...いったいどっちが正しいの?ってな感じになってくる。
これは予備知識入れずに観たほうが面白い、というか興味深い作品。
果たして、この結末は良かったのかどうか難しいものがありますね。でも本人たちが幸せならそれで良いのかもしれない。でも親にとってはどんな生活状況であれ子供がいなくなったら悲しいよね、、、。
一見、トールマンというか男の存在を出してきて猟奇的なホラーのように見せかけて実は....という展開はうまいなーと思います。ラストは、観てるこちら側に問いかけるような終わり方でとても考えさせられるものでした。
ジェニー役の子、どこかで~と思ったら、『ケース39』や『エクリプス/トワイライト・サーガ』に出演していたジョデル・フェルランドちゃんなんですね~。大きくなったなー。可愛い。
★★★★.2
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これ、シアターNで最後の映画だったんだ、もう1年だー。内容あまり覚えてないくらいで印象薄いなぁ。
しかもマーターズの監督って忘れてたほど 笑
てっきり村人が全員グルで・・・なんて思ってたら!
途中からの話の急展開には驚きました。
子供たちは本当にこれで良かったのか、ちょっと考えさせられるラストでしたね。
インパクトはちょっと弱かったね、、、
いろいろ想像しちゃいますよね。
私も村の人たちが.....とか思いましたし。
急展開にはびっくり。
必ずしも親の元にいるほうが幸せ.....とも限らないのかなとも思ったり....考えさせられる作品でしたね。