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【NOBODY】
2021/06/11公開 アメリカ 92分 ※PG12
監督:イリヤ・ナイシュラー
出演:ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、マイケル・アイアンサイド、クリストファー・ロイド
火曜日、ゴミ当番
愛車は路線バス
地味な男が
派手に、キレる。
STORY:郊外に暮らす中年男のハッチは、自宅と職場を路線バスで往復すだけの退屈な毎日を送っていた。地味で特徴のない彼は暴力や衝突を避けて平和的に生きようとしているだけなのに、ついには妻にも息子にもバカにされる始末。そんな時、バスでチンピラ・グループと遭遇し、いよいよ理性のタガが外れてしまうハッチだったが... (allcinemaより)
冴えない毎日を送る中年おじさんが、日頃溜め込んでいた鬱憤を爆発させ、壮絶な暴力の渦中へと身を投じていくさまを描くバイオレンス・アクション・エンタテインメント。監督は『ハードコア』のイリヤ・ナイシュラー。製作総指揮にトビー・マグワイアの名前あり。
予告編から期待してましたー!!
『ジョン・ウィック』シリーズのチームによる本作ということで期待値も上がります。主人公のハッチはどこにでもいる普通の中年おじさん、でも怒らせたら怖い系でジョン・ウィックに通じるものが...。どうやら過去はやばい系らしい...かなり気になる。
主演のボブ・オデンカーク...はて?と思ったけれど、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』などに出演しているけれどあまり印象がなくて...ある意味ハマり役なのかもと思ったり💦 予告編で本人も言ってたけれど🍢さんと覚えたので今度はバッチリ!
物語の展開は『ジョン・ウィック』に似た感じだけれど、ハッチには家族がいる。ごく普通の中年おじさんはごみ当番に路線バス通勤と家族にも頭が上がらない様子でブチ切れる感が全くなし。しかし家に強盗が入ったことから眠っていた何かが目ざめるという...。路線バスでロシアン・マフィアの息子をぼこぼこにしたことで仕返しされる展開は『ジョン・ウィック』そのもの。
ハッチ・マンセルという男...一見強そうにも見えないんだけど、その名前を聞くと関わりたくない人多し...三文字の組織にいたそうだけどFBI手帳持ってたけど、あの感じだと違うっぽい。CIAなのかな? 過去がかなりやばそうなのでそこが気になる。そして彼のパパも似たような経歴の持ち主のようで、こちらも一見普通のおじいちゃん....久々にドクを見た。
かなり好みの作品で『ジョン・ウィック』が好きなら楽しめるはず。2年もかけてトレーニングをしたというオデンさんのアクションもなかなか。クライマックスでのトラップありの銃撃戦ありの、異母兄弟とまさかの登場のパパと共にバトルを繰り広げる流れはとても気持ちよーく観させていただきました。
ぜひ続編を!!
ジョン・ウィックとハッチ・マンセルの共演もあったら面白そう♬
鑑賞日:2021/06/12