原題:EL ULTIMO JUSTO/THE LAST OF THE JUST
公開:2007年劇場未公開
製作国:メキシコ
上映時間:102分
監督:マヌエル・カルバージョ
出演:ディエゴ・マルティン、アナ・クラウディア・タランコン、ブライアン・トンプソン、ゴヤ・トレド、ペドロ・アルメンダリス・Jrフェデリコ・ルッピ
+あらすじ+
平凡な生活を送っていたテオの下を何者かが襲撃。命からがら逃げ出した彼はミリアムという謎の男と出会い、自身に課せられた過酷な運命を知らされる。
++
トム・ハンクス主演の『天使と悪魔』とは違います(笑
レンタル時期も近くて、気になってレンタルする人を見込んでのこのタイトルだと思います。大抵この手のタイトルはつまらなかったりするのですが、宗教絡みのお話としては意外にもちゃんと観られました。
世界を守る36人の正しき人々がいる。
“正しき人々”が息絶えた時、世界は崩壊し再建する。
古くから伝えられた伝説があり、彼らを護ろうとする“天使団”と彼らを抹殺して世の中を浄化しようとする“悪魔団”との戦いのお話。
天使や悪魔が現われるわけではないです。
タイトルの天使VS悪魔は宗派のことでした。主人公はいきなり狙われたり、助っ人が現れたり、逃げまくったりと普通の生活から逃亡生活の身になるので、これがタイトルの意味?と思ったんですがそれは天国と地獄、、、。
何もわからず命の危険が迫る主人公、その彼に近づいてくる女性、狙う男性などなど一体何なんだ?という展開はわりと面白かったです。
同じ日、同じ場所で生まれた人が襲われて殺されてしまう。赤ちゃんの時から殺される子もいれば、そのまま成人して殺される人もいる。
悪魔団のほうも抹殺には手間取ってたようですな。で、この正しき人々を抹殺するにはただ殺すだけではダメで、あるナイフを使わないと意味がないのです。この辺の特別なナイフを使わないとこうなる~という設定は好き。
そのへんの事情は、詳しく知る片目の神父さんが説明してくれたので納得。こちらもあっさり真実がわかっちゃいます(笑。
でも真面目に宗教批判をしている内容でもあります。
すごく面白いというほどではなかったですが、宗教絡みのお話が好きな人にはちょっとだけおすすめか?
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