【WAR】PG-12
2007/10/06公開(10/06鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:フィリップ・G・アトウェル
出演:ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ジョン・ローン、デヴォン青木、ルイス・ガスマン、石橋凌
サンフランシスコで伝説の殺し屋・ローグを追っていたFBI捜査官のジョンとトム。しかしある日、トムが彼の家族共々惨殺されてしまう。現場に駆けつけたジョンはローグが常用する弾の薬莢を発見。ローグの仕業だと直感し、復讐を誓う。その3年後、中国マフィアとヤクザの抗争にローグが姿を現した。ヤクザを次々と殺害し、その場を立ち去るローグ。そしてジョンは再び、現場であの薬莢を発見する。
ジェット・リーとジェイソン・ステイサムの共演ということで楽しみにしていた作品のひとつです。同じく楽しみにしていた父親と鑑賞なり~。ワタクシの大好きなドンパチな設定となっていて大変楽しめましたよん。身体張ったアクションはあまりありませんでしたケド。
先週観た『パーフェクト・ストレンジャー』のラスト7分11秒までわからないよりもこっちのどんでん返しの方が面白かったです!
今回は驚きの“そっちかいっ!”でした。ローグの正体もよく考えると途中から疑問はあったんですよ。でもやられた・・・。分かっちゃう人は早い段階で分かっちゃうだろうと思いますがそれはそれでいいと思います。何のヒントも無くイキナリよりは、、、素直に驚こうよ^^
最近のハリウッド作品には必ずというほど日本がらみのシーンが出てくるようになりましたねぇ。かなり日本を意識しているように見えます。今回は、中国と日本とアメリカと豪華な設定。サンフランシスコは日本と中国にかなり侵略されてるように見える。いいのかアメリカよ~(笑)
またしてもアチャーなシーン満載のこの作品。
ヤクゥザ(発音を忠実にしてみた)のイレズミが美しくないっ!!
日本の店での掛け軸?垂れ幕?なんでもいいけど格言みたいなもの・・・“下手の横好き”や“弱肉強食”等など、何ですかアレ。みなさん戦ってるのにそっちに気を取られて、肝心格闘だか乱闘だかのシーン見逃しちゃった、、、
もう一度他に何が書かれてたのがチェックしたくなってきた(笑)
ヤクゥザの事務所みたいな所にもあった・・・なんじゃそりゃぁ。
それにしても海外のヤクゥザ作品には日本刀がよく出てきますが、今時日本刀はないと思うんですがね。海外の人にはそういうイメージができあがってるんでしょうかね。今時いるか?と思う忍者らしきものもいた、、、なんだかな。
ジェット・リーは見た目はやさしそうな人なのに殺し屋。「ダニー・ザ・ドッグ」の時は少年のようだったのに、ここぞという時は怖い殺し屋の顔になってる。ジェイソンとのカーチェイス?のシーンでの一瞬の微笑みがいいっすね。“ついてこれるもんならついておいで~”な顔にうふふ☆
もうイチイチかっこいいなぁ~。無表情で殺すシーンはホント素敵でした。
今や“イケてるハゲ”で有名なジェイソン・ステイサム。できたならBMWとかアウディとかを乗り回してくれたら良かったのに(笑)
ジェット・リーとの共演もいいのですが、私としては石橋稜さんとの共演が嬉しかったです。この二人声が似てるなとずっと思っていて、いつか共演してくれないかな~と思ってたのです。実際に二人でのシーンがあったので満足です。聞き比べるとジェイソンの方が軽い感じですかね。今回は日本語も披露されてましたねぇ。笑ってしまいました~。でも頑張って日本語を覚えてくれたのだからヨシとしましょう。でも笑えた。その上けが人の肩をぐりぐりして間違ったはないだろう(笑)
アメリカに来たら英語話せよに対して、ヤクゥザを捜査するなら日本語をしゃべれるようにしろよというシーンは、日本に対してフォローした感じ?微妙な気分だ、、、
ジョン・ローンの名前は久々に聞きました。老けたけどかっこいい、シブイ~。昔ちょっとした偏見でアジアの俳優さんは好きじゃなかったのですが、この人だけは好きだったのでうれしいかも。へんなオッサンになってなくて良かった(笑)
相変わらずケイン・コスギはちょい役。なかなか俳優道も難しいものですな。『DOA/デッド・オア・アライブ』ではデヴォン青木も出ていたのに『シン・シティ』のデヴォン青木になってたケドやっぱりな。このデヴォンさん、いつも口元に目が行っちゃうんですが、すごく特徴ある顔立ちしてますね。日本語のセリフは本物なのかな。もっと英語訛りがあると思ってたので吹替えか?と思ってしまったですよ。
アクション映画を楽しむための掟?に沿って、ストーリーは無いと思え、細かいことは気にするなですが、今回は小ネタ満載で突っ込まずにはいられませんでしたー(笑)
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