【WAR HORSE】 2012/03/02公開 アメリカ 146分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス、ピーター・ミュラン、ニエル・アレストリュプ、トム・ヒドルストン、パトリック・ケネディ、デヴィッド・クロス
農村に住む少年アルバートの愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ... (シネマトゥディより)
第一次大戦を舞台に、軍に徴用され最前線に送られた一頭の馬ジョーイとその飼い主の青年アルバートとの友情と奇跡の物語を描いた感動ドラマ。
原作はマイケル・モーパーの1982年に発表した小説、舞台版は第65回トニー賞で5部門に輝いた。残念ながら先日のアカデミー賞では、作品賞・撮影賞などノミネートだけで終わってしまいました。
いかにもスピルバーグ監督らしいなという作品でした。戦争ものではあるんですけど、どこかファンタジーっぽさがあって映像がとても美しく、そこにジョン・ウィリアムズの美しい音楽が加わってとても素敵な作品でした。スピルバーグファンなら楽しめるというのは嘘ではなかった!!
スピルバーグ監督だからどこか安心して観られるというのもあって、お話の展開はこうなるだろうと読めてしまいます。それに、戦争中なのにお馬さんに対してなぜみんな優しいんだー、その状況じゃ普通は死ぬだろう、その展開都合よすぎないかい?...などなどツッコミどころも多いのですが、そこはスピルバーグ監督ですから許せちゃうんですよねぇ。どこか懐かしい感じもしました。ただ、舞台はイギリス、フランスだというのに、どーしてもアメリカを感じてしまいましたが、、、。
馬同士の友情はあるのか...黒王(ジョーイと共にする黒い馬だけど名前が分からないラオウいないけど)といつも一緒でジョーイが助けてたのが良かったな。目で合図してみたり、お前は休んでいろっ俺が行く!みたいなシーンがあってあのへんはCGか何かなんですかね。ひっくり返ったりとか、嫌々してるところとかどういう風に撮影してるんでしょ。台詞はないけれど言いたいことは表情?で伝わってきましたね。
しかし、ジョーイに関わった人って残念な...。黒王だって...。
何はともあれ146分の長さも感じなかったし、最初のアルバートがジョーイを調教する所なんか微笑ましかったし、ラストはわかっちゃいるけど泣けちゃったし感動しましたよ。最初と最後で同じシーンなのもいい。
★★★★.3
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でも私も黒馬といえばラオウの黒王を思い出す一人なんですけどね。
個人的には馬の話よりも、戦争映画好きの巨匠が描く第一次世界大戦の映像が凄いと思いましたよ。
要するに観客は解っちゃいるけど、監督の投げる直球ど真ん中に三振してしまうんだなと^^;
ディカプリオはきれいに無視されたのにえこひいきにもほどがある。(笑)人気があるのはわかります。
スピ作品は、分かってても泣ける、良いんですそれで(笑)
まっつあんの
>アカデミー賞にノミネートされるほどの作品じゃないよね。
ディカプリオはきれいに無視されたのにえこひいきにもほどがある。(笑)人気があるのはわかります。
全く同感だなぁ。
そもそも10作ノミニーってのが多すぎなんだと思うの、前みたいに5作でいいのにね。
私はこの3Dの時代に奇をてらわず、大自然の美しい映像と動物の純粋な心をストレートに撮るスピルバーグに改めて感心しちゃったの。
ちょっと捻ってないとオモシロくないと思っている自分が恥ずかしくなっちゃった。
トップゾーン?全然記憶になかったです^^;
ありがとうございます。
黒い馬はみんな黒王です(笑)
映像と音楽が美しかったですよね。
古き良き時代の映画を楽しんだようでした。
ベタな話でもスピルバーグには泣かされます(苦笑)
全部受け入れてしまって感動してしまうという...
でも取れるような作品ではないですね^^;